EVチャージャーシェアリングプラットフォーム向け専用保険の提供開始 ~パナソニックとの共創によるカーボンニュートラル実現へ~

損害保険ジャパン株式会社のプレスリリース

 損害保険ジャパン株式会社(代表取締役社長:白川 儀一、以下「損保ジャパン」)は、パナソニック株式会社エレクトリックワークス社(社長:大瀧 清、以下「パナソニック」)がEV普及のボトルネックとなっている基礎充電インフラの整備を目指して2022年11月29日に開始する「everiwa Charger Share※1」向けの専用保険を開発し、提供します。また、本サービスの発展・普及と、カーボンニュートラル実現を目的に設立される「everiwa※2」に参画します。
※1「everiwa Charger Share」は、EVチャージャーホストとEVユーザーをつなぐ、EVチャージャーのシェアリングプラットフォームです。
※2「everiwa」は、「everiwa Charger Share」の発展・普及と、あらゆる企業・地域・生活者をつなぎ、共創を通じてカーボンニュートラル実現に向けた新たな価値の創造を目指すコミュニティです。
【everiwa公式ホームページ】 https://www2.panasonic.biz/jp/everiwa/

1.背景
 
2050年におけるカーボンニュートラルの実現に向けて、各企業が個別の取組を展開するだけではなく、企業間の共創により新たな価値を生み出し、エネルギーソリューションの展開を加速させる必要性が高まっています。
 また、損保ジャパンは気候変動対策として、SOMPOグループ全体で取り組む「SOMPO気候アクション※3」に基づき、クリーンエネルギー促進に資する商品開発など気候変動への取組を進めています。
 「everiwa Charger Share」の利用により、EVチャージャーホストは集客、新たな収益化が見込め、EVユーザーは移動先等でも手軽に充電ができるため、EVの普及を促進し、カーボンニュートラルの実現に貢献できます。
 一方で、充電サービス利用時の物損事故、人身事故、不法駐車等のリスクがあることから、損保ジャパンはパナソニックと共同で「everiwa Charger Share」専用保険を開発し、提供することとしました。

※3 気候変動への「適応」「緩和」、そして「社会のトランスフォーメーションへの貢献」を通じて、ステークホルダーとともに人と自然が調和した包括的でレジリエントなカーボンニュートラル社会の実現を目指す取組。

2.専用保険の概要

保険契約者 パナソニック
被保険者 ・EVチャージャーホスト
・EVユーザー
・パナソニック
※EVチャージャーホスト、EVユーザーによる保険料負担はありません。
保険種類 費用・利益保険
補償概要 加害者不明によるEVチャージャーホストの設備破損等の物損事故、サービス
利用中の人身事故や不法駐車に対する弁護士相談費用、レッカー費用などを
補償。

※EVユーザーが加入する自動車保険からの支払いを優先します。

引受保険会社 損保ジャパン

 

everiwa Charger Share」スキーム概要

3.今後について
 SOMPOグループの「”安心・安全・健康のテーマパーク”により、あらゆる人が自分らしい人生を健康で豊かに楽しむことのできる社会を実現する」というパーパス実現に向けて、損保ジャパンは、「everiwa」の活動を通じてEVの普及を促進するとともに、カーボンニュートラルの実現に貢献する商品、サービスの開発、提供を目指します。

以上

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