Mastercardのプレスリリース
ニュージーランドの先住民族マオリのファッションデザイナー、二コラ・テ・キリ氏と伝統的な文化アオテアロアにインスパイアされた本トロフィーを共同制作
本トロフィーは、先住民族マオリの力強く、優雅、かつ勇敢なリーダーである女性カイカランガからインスピレーションを受けたこの特別なトロフィーは、ラグビーワールドカップ2021で同様の資質をピッチ上で発揮し選ばれた選手数名に贈られます。
左:トロフィー、右:ヘイリー・マクスウェル氏
Mastercardは、文化アドバイザーであるピリ・ロンゴ・ヘテット・ワイラウ氏や、現代マオリファッションデザイナーのニコラ・テ・キリ氏など、アオテアロア/ニュージーランドの地元専門家と協力して、トロフィーのコンセプト、象徴的意義、デザインを通して地元の文化やアイデンティティを忠実に表現しています。トロフィーは、リアルタイムで編集されたユニークな試合の実写音声とMastercardのサウンド・メロディーを融合させ、ピリ・ロンゴ・ヘテット・ワイラウ氏の声を通じてアオテアロア/ニュージーランドの先住民族の文化を称えています。
マオリファッションデザイナーのニコラ・テ・キリ氏は次のように述べています。
「マオリの物語は、女性の強さとリーダーシップに光をあてます。Mastercardと協力して、マオリの象徴を、才能あふれるアスリートのためのトロフィーのデザインに生かすことができて光栄です。トロフィーのマントのような形、色、模様は、リーダーとしての女性の責任・役割と、周りの環境とのつながりを表しています。各試合の記念となる音もトロフィーに備わっており、私は優れたアスリートの個性的で唯一無二の物語に敬意を表することができ、本当に光栄に思います。」
Mastercardのマーケティング&コミュニケーション最高責任者 ラジャ・ラジャマナーは次のように述べています。
「イノベーションと共生を称えることは、Mastercardがパートナーシップを通じてPricelessを実現する方法の核心です。スポーツが持つ団結力は、Mastercardの取り組みの重要な要素であり、ラグビーワールドカップ2021のパートナーとして、チームのために限界を超える感動的なプレイを披露した選手にこの記念品を贈ることができ、とても嬉しく思います。」
Mastercardは、2021年にワールドラグビーのWomen in Rugbyプログラムの創設グローバルパートナーとなり、青少年のラグビーへの参加を拡大し、女子ラグビーの国際大会と国際試合の注目度を世界的に上げることに注力しています。また、ラグビーワールドカップ2021とラグビーワールドカップ2025の初のワールド・ワイド・パートナーでもあり、2021年にはアオテアロア/ニュージーランドのポーシャ・ウッドマン選手をMastercardグローバル・ブランドアンバサダーに任命しています。
ポーシャ・ウッドマン選手は次のように述べています。
「数々の大会や試合に出場し、幸運にもトロフィーを持ち帰ることができ、この新しい取り組みがいかに格別であるか、とてもよく分かります。多くの試合は忘れがたいものですが、音声によるハイライトを収録したこのパーソナライズされた賞品は、プレーヤーが自分のキャリアで最も素晴らしい瞬間を追体験できるようにします。それは、信じられないほど特別なことです。」
Mastercardは、長年にわたってジェンダー平等に向けて取り組んできました。世界は、あまりにも多くのことが女性のことを考えずに、また女性が関与することなく設計されてきたと、Mastercardは考えています。業界と世界の可能性を女性に開く斬新なアイデアを引き出すために、Mastercardは多様な視点を提案し、世界の設計、コード化、構築される方法の再建を主導することにコミットしています。
ワールドラグビー、女子ラグビーディレクター サリー・ホロックス氏は次のように述べています。
「ラグビーワールドカップ2021は、これまでにないような女子ラグビーの祭典となります。また、記録的な大観衆の前で、世界最高の女子ラグビー選手を称え、披露する、本当に特別な大会になると思います。私たちは、Mastercardをはじめとするグローバルパートナーと密接に協力し、女子ラグビーの知名度を高めることに全力を尽くします。私たちは、世界中の女子ラグビー界を盛り上げるというビジョンと野心を共有するブランドと提携できることを誇りに思います。」
過去10年間で、Mastercardは世界で最も充実した女子スポーツのポートフォリオを構築してきました。注力した分野には、テニス、ゴルフ、サッカー、ラグビーなどのパートナーシップや、選手、チーム、イベントのスポンサーが含まれています。
明日より開催のラグビーワールドカップ2021は、11月12日にアオテアロア/ニュージーランドのイーデンパーク/ンガアナワイで行われる決勝戦まで、女子ラグビーの観客動員数は記録を更新すると予想されています。
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Mastercard (NYSE: MA) www.mastercard.co.jp
Mastercardは、決済業界のグローバルテクノロジーカンパニーです。私たちの使命は、決済を安全で、シンプル、スマートかつ、アクセス可能なものにすることで、すべての人にあらゆる場所で利益をもたらす包括的なデジタルエコノミーを実現し、強化することです。安全なデータとネットワーク、パートナーシップを活用し、消費者や金融機関、政府、企業の可能性を最大化するためのイノベーションとソリューションを提供します。そして、Mastercardが持つDQ(decency quotient:良識指数)が企業文化を醸成し、社内外で行うすべての行動の原動力となっています。世界210を超える国と地域とのつながりを通じて、Mastercardはすべての人々にとって特別で新しい可能性を解き放つ、持続可能な世界を構築していきます。
ワールドラグビー
ワールドラグビーは、6つのリージョナルアソシエーションと128カ国の加盟協会で構成し5億人以上のファンと1千万人のプレーヤーが組織する国際競技連盟でありグローバルムーブメントです。
ワールドラグビー(本拠地:アイルランド、ダブリン)の目的は、ラグビーを発展させることであり、ラグビーの価値に忠実であり続け、みんなのためのグローバルスポーツとしてのビジョンを持ち、より時代に沿った、より身近なスポーツにすることによって発展させていくことです。ラグビーの著しい発展の裏には、旗艦イベントである男子・女子ラグビー ワールドカップ、そして未来のスタープレーヤーを讃えるU20チャンピオンシップ、エキサイティングな男子・女子ラグビーワールドカップ・セブンズや、にわかファンを惹きつけるきっかけとして人気のあるHSBCワールドラグビー セブンズシリーズなど、ワールドラグビーが主催する主要大会の潤沢なポートフォリオがあります。
男子ラグビーワールドカップの経済的成功は、運動場から表彰台までラグビーをより多くの人々にとって身近で楽しいスポーツにしていくために、ワールドラグビーが記録的な額の投資を行い、スポーツの発展と拡大を推し進めることを可能にしています。ワールドラグビーは2020年から2023年までの間、5億6500万ポンドを超える投資を行います。これは前の4事業年度と比較し、22%の上昇に相当します。
二コラ・テ・キリ氏
先住民マオリとパケハ(ヨーロッパ系ニュージーランド人)の血を引くニコラ・テ・キリは、アオテアロア(ニュージーランド)のキリキロア(ハミルトン)で育ちました。自然と二つの文化の伝統にインスピレーションを受け、大胆で勇気のあるデザインへの美学が生まれ、作品はいくつもの賞を受賞しています。Mastercard プレーヤー・オブ・ザ・マッチ トロフィーのデザインでは、ニュージーランドとマオリ先住民に敬意を払い、正統な方法で表現することを目指しました。この大会は女性にフォーカスしているので、素晴らしいワヒネ(マオリ語で「女性」の意味)マオリ族のアーティストを見つけることが適切でした。ニコラは、その芸術的能力、個人的な輝き、そしてマオリの伝統芸術と慣習を現代的なデザインに融合させるユニークな手法で、際立っていました。ニコラは芸術と、芸術とビジネスを通して若いワヒネを励まし、力を与えることに強い関心を持っています。このことから、二コラはMastercardのパートナーとして、また女性のスポーツ振興を支援し続けるために最適な人物であると言えます。