パワープランニング株式会社のプレスリリース
【調査概要】
・調査概要:円安・円高の影響についてと老後資金に関するアンケート
・有効回答数:324人
・調査対象:日本在住の男女
・調査実施日:2022/08/01~2022/09/15
・調査方法:インターネットによる任意調査(自社調査)
- 質問1 円安を実感していますか?
まず「円安を実感していますか?」を質問したところ、以下のような結果が得られました。
78%の方が「実感している」と回答し、全体の8割近くの方が、円安を実感していることがわかります。
では消費者は、どういった場面で円安を感じるのでしょうか?
- 質問2 円安・物価上昇の影響で増えた支出はありますか?
「円安・物価上昇の影響で増えた支出※複数回答可」について質問したところ、以下のような結果が得られました。
増えた支出の上位を占めているのは「食品28.6%」になり、次いで「ガソリン代20.4%」「水道光熱費16.3%」と続きました。
食品に関しては、玉ねぎが1袋400円前後に高騰していたことが記憶に新しい人もいるのではないでしょうか。
外食や嗜好品も「食」に含めると、半数近くの方が、「食に関する支出が増えた」と答えており、物価の上昇を裏付ける形となっています。
また、ガソリン代に関しても、2000年ごろは1Lあたり105円程度、2010年では132円前後でしたが、2022年現在は170円前後まで上昇しており、家計を圧迫しています。
参照:総務省統計局|小売物価統計調査(https://www.stat.go.jp/data/kouri/index.html)より引用
消費者にとって、身近なものの値段が上がっているからこそ、「また値上がりした」と、円安を実感する方が多いといえるでしょう。
- 質問3 円安・物価上昇の影響で減らした支出はありますか?
「円安・物価上昇の影響で減らした支出※複数回答可」について質問をしたところ、以下のような結果が得られました。
円安・物価上昇の影響で減らした支出について「特にない」が1番多くの回答となっており、
続いて「外食22.0%」「食品13.6%」「洋服代11.5%」となりました。
「特にない」の回答が多かった理由には、今の生活水準を保つことが精いっぱいであり、減らせる支出・不要な出費もないケースが考えられます。
「特にない」を除いた上位は「外食」「食品」「洋服代」となっており、節約できそうな費用で支出を抑える傾向が見受けられました。
また「ガソリン代」「水道光熱費」などは、通勤や日々の生活のために、どうしても支払わなければならず、価格が高騰しても減らすのはなかなか難しいものです。
「洋服を買うのを少し我慢した」「外食の回数を減らした」「節約料理で食費を抑えた」など、減らせる費用で出費をカバーしていると考えられるでしょう。
- 質問4 老後の生活を送る上でのお金の不安はありますか?
今以上の物価の上昇は止まってほしいものですが、このまま円安が続くと心配になってくるのが、将来の資金ではないでしょうか。
続いて「老後の生活において、お金の不安」についてもアンケート調査を行いました。
結果は以下のとおりです。
やはり、「将来の資金に不安がある」と回答した方が過半数を超えました。
物価の上昇や税金の引き上げや今後の年金制度などさまざまな懸念があるため、不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
具体的にどのような不安があるのかも、うかがいました。
- 質問5 不安に感じる理由はなんですか?
質問4で不安があると答えた方に「不安に感じる理由※複数回答可」について質問をしたところ、以下のような結果が得られました。
多かった回答は「年金制度」「経済的な不安」「病気・ケガ」でした。
歳を重ねることで、病気へのリスクや体力の衰えは避けられません。
思わぬケガや病気により、入院を余儀なくされるケースも考えられます。
介護サービスを利用する可能性や、定年退職を迎えたなかで、年金が減るかもしれない不安もあるでしょう。
税金や物価が上がり続ける一方で、給料がなかなか上がらない現状が、将来への不安につながっているといえるかもしれません。
では、将来に備えて、年金以外で老後の資金準備をしている方はどのくらいいるのでしょうか。
- 質問6 年金以外で老後の準備をしていますか?
「年金以外で老後の準備について※複数回答可」について質問をしたところ、以下のような結果が得られました。
「貯金をしている」方が多い結果となりました。
次に多く見られたのが、iDeCoやNISAといった投資信託です。
貯金をしても金利の上昇が見込めない今、投資を行い、資産を運用する流れが20代・30代を中心に増えてきています。
「投資=怪しい」あるいは「怖い」と思っている方もいるかもしれませんが、
iDeCoやNISAは、運用すると節税が受けられるメリットなどもあり、リスクが高いものばかりではありません。
資産を増やし、将来に備えるために、iDeCoやNISAを運用してみるのも、ひとつの選択肢といえるのではないでしょうか。
自分にあった方法で、老後の資産の準備をしていきましょう。
- まとめ
約8割の方が円安を実感しており、特に「食」に関しては、円安・物価上昇の影響が特に出ていることが見受けられました。
また、老後のお金に不安があため年金以外で準備をしている方もおり、今からでも将来のことについて考えてみてはいかがでしょうか。
■MANEMO(マネモ)について
「MANEMO(マネモ)https://www.41fp.com/media/」ではiDeCo・NISAといった資産運用のやり方や生命保険や医療保険といった保険の話から、わたしたちの日々の生活に関わるお金についての話まで、賢く楽しく暮らすための一生使えるお金の知識の情報を発信しています。
【会社概要】
会社名 :パワープランニング株式会社
代表者 :代表取締役(CEO) 塩野 和常
所在地 :〒160-0023 東京都新宿区西新宿6-14-1 新宿グリーンタワービル16階
設立 :2003年( 平成15年 )7月11日
資本金 :1,000万円
URL :https://ppnet.co.jp/
事業内容 :広告代理業、EC事業、紹介事業