JCBのプレスリリース
九州旅客鉄道株式会社(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長執行役員:古宮 洋二、以下「JR九州」)、株式会社ジェーシービー(東京都港区、代表取締役会長兼執行役員社長:浜川 一郎、以下「JCB」)、日本信号株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:塚本 英彦)、QUADRAC株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:高田 昌幸)は、JR九州の一部区間において、自動改札機を利用したJCBおよびAmerican Express のタッチ決済による鉄道乗車の実証実験を行うことについて合意いたしました。
なお、本件はJCBおよびAmerican Expressとして国内の鉄道における初の実証実験です。
1. 実証実験の目的
クレジットカードの国際ブランドを拡大することで、日常利用・訪日外国人を含む来街者の利便性の向上およびシステムの安定性の確認を検証の狙いとしています。
2. 実証実験の概要
JR九州では、2022年7月より三井住友カード株式会社の公共交通機関向けソリューション「stera transit」を活用し一部区間にてVisaのタッチ決済による実証実験を行っており、新たにJCBおよびAmerican Expressのタッチ決済が利用可能となります。
JCBおよびAmerican Expressのタッチ決済機能付きカードやスマートフォン等を自動改札機に設置しているタッチ決済専用機器にかざしていただくことで、列車をご利用いただけます。
3. 開始時期
2022年12月頃(予定)
※開始時期については、決まり次第お知らせいたします。
4. 対象駅
鹿児島本線 博多駅(中央改札口、北改札口)、吉塚駅、箱崎駅、千早駅、香椎駅(1階改札口)
※上記対象駅および対象改札口以外では、タッチ決済はご利用いただけません。
※タッチ決済については、対象5駅の相互区間内でのご利用に限ります。
5. 各社役割
- 九州旅客鉄道株式会社:鉄道の運行、お客さまへのご案内
- 株式会社ジェーシービー:キャッシュレス決済導入支援、JCBおよびAmerican Expressのタッチ決済に関するソリューション提供・認知プロモーション
- 日本信号株式会社:交通IC/タッチ決済一体型自動改札機開発
- QUADRAC株式会社:交通事業者向け決済および認証に関するSaaSプラットフォーム(Q-move)提供
PDF版プレスリリースはこちら
https://prtimes.jp/a/?f=d11361-20220914-e74658c80e9351f664271f0fe621dd5d.pdf