災害の多い日本でも、94%の人は十分な備えができていない!?値段がピンキリな防災セット…値段による違いはあるのか?災害への備えに関するアレコレを調査!

セゾン自動車火災保険株式会社のプレスリリース

セゾン自動車火災保険株式会社(代表取締役社長 佐藤史朗)は、全国的に自然災害が頻発し、激甚化が見られる昨今、各家庭においてどの程度防災意識を持ち、実際に対策を行っているのか、明日の防災の日を前に全国の20歳以上の男女1,095名を対象に「防災に対する意識」について調査を実施いたしました。

【調査概要】
*調査時期:2022年8月 *調査方法:インターネット調査
*調査対象:全国の20歳以上の男女1,095人(男性604人、女性491人)

【主な調査結果】
1.家庭での災害への備えについて、十分に備えられている人はたったの6%!
備えの必要性を感じていない人は9.5%という結果から、大半の人は何らかの備えは必要と感じている。一方で、十分に備えられている人はたったの6%。十分な備えができていない理由として、「面倒で後回しにしてしまう」といった回答が多数という結果に。災害の備えに対して求められるのは「手軽さ」かもしれない。また、「いつ発生するかもわからない災害に備える金銭的な余裕がない」と答えた人も多い。昨今では、無料で備えることができるツールもあり、上手な活用が求められるのではないか。

2.災害への備えについて、3割の人は1度も家族と話し合ったことがない!また、7~8割の人が金銭面や食糧、いざというときの連絡手段に不安を感じている!
昨今の自然災害の発生状況からか、家族での話し合いは多くの人が実施しているものの、約30%の人は「1度も話し合いをしたことがない」という結果に。災害時の「金銭面・食糧・家族との連絡」に関して不安を抱いている人も多い。
火災保険・地震保険には半数強の人が加入をしているという結果だったが、「保険に加入していても、どの程度の補償が必要になるのかがわからず、漠然とした不安は拭えない」という回答も多く見られた。まずは、自分(や家庭)に必要な補償がどの程度なのか、相談先を見つけるところから始めてもよいかもしれない。
どこに何をどの程度備蓄しているのか、もしものときの保険には加入しているのか、補償内容はどうなっているのか、今一度家族で確認し合う時間を設ける必要がありそうだ。

3.近頃話題の防災セット。若い人ほど防災セットを持っているという結果に。3万円以上の防災セットを備えている人は20~30代に多く見られた。
若い人ほど防災セットを持っていて、お金もかけている傾向が見られた。また、かけている金額が高いほど内容(品数)が充実しているからか、不安は軽減されている。所有する防災セットが安価なほど不十分と感じる割合は高まっている。理由としては、「セットされている食糧の量よりも品数(種類)が少ない」との回答が多かった。手軽にそろう防災セットだが、十分な備えをするためにはまず、各家庭でどの程度の備えが必要か確認し、防災セットと個別購入との組み合わせ等を検討する必要があるかもしれない。

【調査結果の詳細】
1. 家庭での災害への備えについて、十分に備えられている人はたったの6%!

災害に対してどの程度備えられているか質問したところ、「十分備えている」と回答した人は全体の5.9%という結果でした。「把握していない」と回答した人を除く、全体の88.4%の人は必要十分な備えができていないというのが実態です。

(単一回答:n=1042)

災害に対する備えについて、「あまり備えていない」または「全く備えていない」と回答した人に理由を聞いたところ、面倒で後回しにしてしまっている人が多くいることがわかりました。また、30%弱の人は、備えにかける金銭的余裕がないと回答しており、日常生活の中で災害に対する備えは優先順位が低くなりがちであることが伺えます。

(「あなたのご家庭では、地震や台風などの災害に対して、必要な備えをしていますか?」の問に「あまり備えていない」または「全く備えていない」と回答した人に質問:n=539)

2. 災害への備えについて、3割の人は1度も家族と話し合ったことがない!また、7~8割の人が金銭面や食糧、  いざというときの連絡手段に不安を感じている!
 災害への備えとして、「金銭面」「食糧」「家族との連絡」に関してどの程度不安に感じているかを調査したところ、いずれの項目も70%以上の人が不安と回答しました。「全く不安がない」と回答した人はどの項目においても僅かでした。

(単一回答:n=1042 ※実際の設問は「金銭面」「食糧」「家族との連絡」個別に聴取)

地震や台風などの自然災害が多発する昨今においても、災害時の備えについて家族間で1度も話し合ったことがない人が約30%もいるということがわかりました。
前述した、災害に対する備えへの不安を解消するためにも、まずは家族間で話し合い、目線合わせをしておくことが必要かもしれません。

(単一回答:n=1042)

また、火災保険(共済)や地震保険(共済)に加入している人は66.9%と半数以上が何らかの保険(共済)に加入しているという結果でした。一方、加入している保険(共済)の補償で十分と感じている人は半数に満たず、不安を感じている人も多いようです。加入している保険(共済)で十分といえない理由としては、「そもそも、必要十分な補償範囲がわからない」を選択した人が3割以上を占めました。

(単一回答:n=1042)

(「あなたのご自宅・家財(いずれかもしくは両方)には、現在、「火災保険(共済)」・「地震保険(共済)」をかけていますか?」の問いに「火災保険(共済)のみ加入している」または「火災保険(共済)・地震保険(共済)両方に加入している」と回答した人に質問:n=698)

(「あなたは、現在ご自宅・家財(いずれかもしくは両方)にかけている「火災保険(共済)」や「地震保険(共済)」で補償は十分だと感じていますか?」の問いに「やや不十分だと思う」または「不十分だと思う」と回答した人に質問:n=299)

3. 近頃話題の防災セット。若い人ほど防災セットを持っているという結果に。3万円以上の防災セットを備えている人は20~30代に多く見られた。
年代別に防災セットの所有率を見てみると、50代以上よりも20代以下の所有率が高く、若い世代ほど防災セットにお金をかける傾向であることがわかりました。

(単一回答:n=845)

(「あなたのご家庭では、災害に対する備えとして「防災セット」を持っていますか?」の問いに対して「持っている」と回答した人に質問:n=340)

また、防災セットにかける金額が高いほど、備えとして十分と感じる割合が高まるという結果になりました。一方で、所有している防災セットでは備えとして不十分と感じる理由として、防災セットの金額が低いほど「品数(種類)が少ない」を選択する割合が高いことが見て取れます。

(「あなたのご家庭では、災害に対する備えとして「防災セット」を持っていますか?」の問いに対して「持っている」と回答した人に質問:n=340)

(「あなたは、現在お持ちの「防災セット」で備えは十分だと感じていますか?」の問いに対して「やや不十分だと思う」または「不十分だと思う」と回答した人に質問:n=186)

【調査結果まとめ】
上述の調査結果のとおり、程度の差はあるものの、多くの人が災害に対して何らかの対策を行っていることがわかりました。
一方で、その備えが十分と考える人は少なく、「どの程度の備えがあれば十分なのかがわからない」という漠然とした不安を抱えている人や、いつ発生するかわからない災害に対して日常的に考えることを後回しにしてしまっている人も多く見受けられます。明日の防災の日(9月1日)をきっかけに、家族間でどのような備えが必要なのかを話し合う機会を設けてみてはいかがでしょうか。

セゾン自動車火災では、ポータルサイト『SA・PO・PO』において、スマートフォン一つで「気軽に」災害への備えを始めることができ、万が一の災害発生時から被災後まで役立つ情報や「便利な」サービスを幅広くラインアップした「防災サービス」を提供しています。

『SA・PO・PO』の「防災サービス」では、家族構成に応じた必要な備蓄リストを作成することが可能です。防災用品を購入できる通販サイトもご紹介しています。必要な備えを確認したい方や、手軽に備えたいという方は、ぜひ『SA・PO・PO』の「防災サービス」を活用してみてください。

<『SA・PO・PO』特設サイト>https://www.ins-saison.co.jp/benefits/index.html

以上

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