パブリックマインドが社会的投資ファンドを設立!

NPO法人パブリックマインドのプレスリリース

報道関係者各位

プレスリリース                         
                                        2022年8月29日
NPO法人 パブリックマインド

社会課題の解決にむけて活動するNPO法人や社会起業家の方々を支援する「ソーシャルグッド応援団体」であるパブリックマインド(本部:東京都中央区、代表:岩崎明彦)は、NPOや社会起業家に対するファンドレイジング支援の一環として社会的投資ファンド※を設立しましたのでお知らせいたします。

(※社会的投資ファンド:様々な社会課題の解決や持続可能な社会を実現するために活動する非営利団体・社会的企業に対して投融資・助成を行うファンド・基金のこと)

■パブリックマインドの社会的投資ファンド設立について
社会課題(Social Issue)の解決に向けて活動するNPO法人や社会起業家の方々は活動に注力する一方で、資金調達や広報・PR、人材確保など事業運営における課題を抱えています。

パブリックマインドは様々な事業会社・学術機関などでの経歴を持つメンバーがNPOや社会起業家の事業運営上の課題解決支援を進めており、2021年1月には資金調達の課題を解決するファンドレイジング支援としてクラウドファンディングを実施して、目標額の300%を集めることに成功しています(注1)。

クラウドファンディングは沢山の方々から「共感」を元に資金を集める手法として有効ですが、一方で、機動的・安定的に資金を提供することができるスキームの必要性を感じたことから、今回、新たに社会的投資ファンド「Public Mind基金第1号」の運営を開始いたします。

■社会的投資ファンド「Public Mind基金第1号」設立の背景
日本社会は、島国という地理的な要因や閉鎖的な歴史的背景、画一的な教育方針などによって、他人と異なることが好しとされにくい社会です。時に「異物」「問題」として取り扱われてしまうこともあります。

「Public Mind基金第1号」は、「生きづらさを抱えているひとをなくす!」ことをミッションに、全てのひとが有する「個性」が育ち、活かされ、輝いていくことができるような活動を支援することを目的とし、寄附者のおもいを受けて設立されました。

この基金の運営に当たって、パブリックマインドは、障がいや性的指向性/自認性・国籍・肌の色などが違うことは、一人ひとりが有する 「個性」「特徴」としてとらえます。その上で、適切なケア・支援・トレーニング・治療を提供しながら、みんなが一緒に生きていく包摂的(インクルーシブ)な社会を目指します。

■「Public Mind基金第1号」の概要

 

対象となる事業テーマ 全てのひとが有する「個性」が育ち、活かされ、輝いていく社会に向けて活動し、特に発達障がいをお持ちの方、ギフテッドな子ども、シングルマザー、障がい者雇用、外国にルーツのある子ども等に関する社会課題を解決するための事業
※本公募では日本国内で実施する事業が対象です。
対象となる団体
  •  社団法人・財団法人(一般及び公益)、社会福祉法人、

特定非営利活動法人など非営利活動・公益事業を行う団体
(法人格のない任意団体も含みます)
※営利を目的とした組織(株式会社等)は含みません。

  • 日本国内に事務所がある団体
1団体あたりの助成金額(予定) 50万円~250万円
助成対象期間 2022年11月から1年間(2022年11月上旬に助成金支払を予定)
公募開始 2022年8月29日(月)
公募締切 2022年9月30日(金)17時
選考結果通知 2022年10月下旬(予定)
応募要項と詳細(URL) https://www.publicmind.jp/fund

 

■今後の展望
パブリックマインドは社会課題の解決に関して「おカネの流れを変えることによって、社会を変える」ことができると考えており、社会課題の解決に向けて取り組むNPO法人や社会起業家の発掘を行い、必要な資金をご提供する活動を行っています。

社会課題解決やサステナブル事業展開のための資金としては「寄付」と「投資」の間のファイナンスへのニーズが強いと感じております。第1号ファンドとしての「Public Mind基金第1号」の取り組みは、SDGsを推進したい感度の高い企業様や個人を中心とした善意の寄付を元手とした非営利団体への助成を行いますが、第2号ファンド以降では営利企業を対象にした投融資を行う社会的投資ファンドの組成も検討していく予定です。

また、私たちパブリックマインドは資金をご共するだけではなく、PR支援(ブランディング構築を含む)、新規事業(商品)開発などの継続的な支援をしながら、社会的投資ファンドの支援先団体に伴走支援します。こうした資金提供に加えた伴走支援をご提供することによって、支援先団体が生み出す社会的インパクトの拡大を図ってまいります。

公募を行った上で支援先団体を選定のうえ、助成を行っていきます。支援先団体は決定次第、お知らせいたします。

■パブリックマインド 概要

団体名:NPO法人パブリックマインド

 

本部:東京都中央区八丁堀2-19-8                             

URL:https://www.publicmind.jp/                     
代表者:代表理事 岩崎明彦
事業内容:NPO団体・社会起業家の支援活動、各種インターネットメディアの企画・製作・配信等

注1 麻布氷川神社のファンドレイジング支援
 2020年11月から2021年1月にかけて実施した宮神輿修復クラウドファンディング
昭和初期建造の文化的・学術的に評価が高く、東京大空襲を奇跡的に免れた関東屈指の宮神輿を90年ぶりに修復するプロジェクト。その修復費用の一部を広く募るクラウドファンディング業務の支援を行い、目標額100万円に対して最終的に300万円を超える支援金額を集めた。 https://camp-fire.jp/projects/view/339357

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