豊岡市との『地域防災力の向上に関する連携協定』の締結について

豊岡市との『地域防災力の向上に関する連携協定』の締結について

　損害保険ジャパン株式会社（取締役社長：白川　儀一、以下「損保ジャパン」）は、兵庫県豊岡市の地域防災力のさらなる向上を図るため、豊岡市（市長：関貫　久仁郎）と『地域防災力の向上に関する連携協定』を２０２２年８月２２日に締結したことをお知らせします。

１．背景・経緯
　損保ジャパンは、お客さまの安心・安全・健康な暮らしを支える保険会社として、地域の産業の安定的な繁栄と安心な暮らしを支援するノウハウを生かし、市民サービスの向上と地域の活性化に貢献するため、豊岡市に連携協定についての提案を実施し、このたびの兵庫県下の市町村で初めての防災協定の締結に至ったものです。

２．協定の目的
　豊岡市と損保ジャパンは、それぞれ保有する知的・人的資源を有効に活用し、相互の連携及び協力を強化することにより「豊岡市地域防災計画」の遂行および災害に立ち向かう社会の構築を目指すことを目的とします。
　その取組みの１つとして、当社が災害時に得た家屋等の損害調査情報について、豊岡市と情報共有することによって、被害地域の状況把握や罹災証明書等の迅速な発行を可能にし、地域社会の「安心・安全・健康」に資するサービスの向上に繋げます。

３．協定の主な内容
　損保ジャパンの強みや特徴を生かせる以下の項目において業務連携を行います。
　（１） 市民及び企業等の防災意識の啓発及び防災知識の普及に関すること
　（２） 防災セミナーや防災訓練、その他地域イベントへの参画に関すること
　（３） 豊岡市職員向けの研修、訓練実施への協力に関すること
　（４） 地震保険、建物耐震化、耐震診断の情報提供・啓発に関すること
　（５） 災害時等におけるドローン等調査機器による情報収集に関すること
　（６） 地域防災力向上に関する情報交換に関すること
　（７） 家屋等の損害調査情報の共有に関すること
　（８） その他、防災・減災及び災害対応における連携・協力に関すること
　（９） 上記のほか市民や企業等の地域防災力向上に資すること

４．今後について
　損保ジャパンは、今後も地方自治体と連携しながら、地域防災力の向上など、住民の方々が安心して生活できる地域社会を創生することに貢献していきます。

【締結式の様子】

以上