SMBCクラウドサイン株式会社のプレスリリース
SMBCクラウドサイン株式会社(代表取締役社長:三嶋 英城、以下「SMBCCS」)と株式会社三井住友銀行(頭取CEO:髙島 誠、以下「三井住友銀行」)は、クラウド型電子契約サービス『SMBCクラウドサイン』で締結した契約書の書類情報を自動で登録する『AI契約書管理』を共同開発し、SMBCCSと弁護士ドットコム株式会社(代表取締役社長:元榮 太一郎、以下「弁護士ドットコム」)の二社より同機能の提供を開始することをお知らせいたします。
1. 開発の背景
SMBCCSでは2019年10月の設立来、SMBCグループにおいて培ってきた社会的信用力ならびに全国に広がる法人のお客さまとのネットワークを背景に、今日に至るまで多くのお客さまに導入をいただき、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)の一翼を担って参りました。
また三井住友銀行をはじめとするSMBCグループにおいても、社内外の契約や取引において『SMBCクラウドサイン』を活用し、“脱ハンコ(契約行為のデジタル化)”をグループとしても一丸となり推進して参りました。一例として、個人のお客さまとの契約では、三井住友銀行の住宅ローン契約で活用が進むほか、本部64部署が『SMBCクラウドサイン』を利用し、法人のお取引先との「契約締結」の電子化を進めております。
このような取り組みの中、契約書を保管する際には、「契約日」や「契約相手名称」、「取引金額」等の情報を手動で入力しなければならず、大きな手間となっておりました。
加えて検索性や一覧性の確保、電子帳簿保存法への対応等を行う際にも情報の未入力や記載ミス等の課題が顕在化しておりました。この度、これらの課題を解決する為に本機能の共同開発に至りました。
2. 『AI契約書管理機能』の概要
現状、『SMBCクラウドサイン』の各ユーザーさまは、契約締結後にそれぞれの「契約日」や「契約相手名称」、「取引金額」等の契約書の情報をお手元のリストや台帳、『SMBCクラウドサイン』内に手入力されております。『AI契約書管理』は上記のような契約書情報をシステムにより解析し、『SMBCクラウドサイン』へ自動反映されるものです。本機能によって契約書管理実務の大幅な効率化や検索性・一覧性の向上を実現することが可能です。
【サービス概要について】
内容 | ・ 『SMBCクラウドサイン』にて締結・インポートした契約書の情報を自動で抽出・登録するサービスです。 ・ 詳細は別途SMBCCSのホームページをご参照ください。 https://www.smbc-cloudsign.co.jp/related/ai/ |
ご利用 メリット |
・ 検索性向上 ・ 情報登録の手間削減 ・ 電子帳簿保存法対応 ・ 有効期限・アラート機能活用 |
取扱開始日 | ・ SMBCCS:2022年7月20日 ※弁護士ドットコム:2022年8月3日より開始予定 |
ご利用いただける方 | ・ SMBCCSが提供するクラウド型電子契約サービス『SMBCクラウドサイン』をご利用いただいているお客さま |
利用料 | ・ 無料 |
申込方法 | ・ SMBCCS:SMBCCSホームページよりお問い合わせください https://smbc.cloudsign.jp/smbc_contact.html |
SMBCCSは、契約プロセスを中心とした、日本のレガシーな風習・業務プロセスの変革を事業ビジョンに掲げております。
今後もSMBCCSでは、電子契約サービスを中心に、契約の作成からレビュー、締結、管理までを含めた契約のライフサイクルマネジメントサービスの開発・提供を目指していきます。加えて、契約データを活用した新たなサービスの創出を進めてまいります。本機能の開発は、その実現に向けた第一歩とし、今後も契約プロセスに携わるお客さまへの新たな価値提供を展望し、サービス拡充を図ってまいります。
SMBCグループでは、多くのグループ会社にて既に進んでいる契約電子化の取組を拡大し、
グループベースでの業務効率化と環境変化にあわせた、デジタライゼーションを積極的に推進すると共に、日本の“脱ハンコ”を牽引するリーディングカンパニーを目指すべく更なるサービス向上に努めてまいります。
■SMBCクラウドサイン株式会社 概要
三井住友フィナンシャルグループと弁護士ドットコムの合弁会社として設立されました。
「契約のデジタル化」をめざし、クラウド型の電子契約サービスを提供しています。
所在地:東京都港区六本木4丁目1番4号 黒崎ビル
代表:代表取締役社長 三嶋英城
創業:令和元年(2019年)
URL:https://www.smbc-cloudsign.co.jp