完全自動運転EVを開発・提供するTURING株式会社へ出資

グローバル・ブレイン株式会社のプレスリリース

グローバル・ブレイン株式会社(以下、グローバル・ブレイン)は、グローバル・ブレイン8号投資事業有限責任組合(以下、GB8号ファンド)を通じて、完全自動運転EVを提供するTURING株式会社(本社:千葉県柏市 / 以下、TURING)へ出資を実行したことをお知らせいたします。

TURINGは、高いAI開発力を武器に、Lv4/5の完全自動運転EVを開発・製造する自動車メーカーを目指す日本発のスタートアップです。TURINGは「WE OVERTAKE TESLA」を合言葉に、最も安全かつ自由で誰も運転する必要が無いクルマを生み出し、場所・時間・距離という制約から人々を解放する新しい移動体験を日本から世界に届けるため、AIやメカトロニクスのエキスパートが集まっています。

自動車は移動という人類普遍のニーズを満たすものであり、まぎれもなく日本の基幹産業です。欧米の技術に追い付き追い越し、より高い安全性と品質をユーザーに提供しようという精神とともに、こんにちの日本の自動車産業は隆盛を極めるに至りました。しかし、自動運転や電動化が100年に1度と言われる大変革をもたらしているなかで、世界をリードできる自動車メーカーを今一度日本から生み出せるか、改めて問われています。

従来自動運転技術は、周囲のものごとを精度よくセンシングできる認識アルゴリズム、すなわち「よい目」の開発を中心に行われてきましたが、完全自動運転の実現に向けては、複雑なプロセスを瞬時に処理して安全で乗り心地の良い運転判断を行える「かしこい頭」も必要です。私たち人間は目から得た情報をどのように処理して判断し、安全運転を行っているのか、その判断力を超えたより安全で上手なAIドライバーをいかにして生み出すのか、これらの問いに真正面から取り組もうとしているのがTURINGです。

プロにも勝利した将棋AI『Ponanza』の生みの親である山本一成CEOと、カーネギーメロン大学で自動運転技術を究めた青木俊介CTOのもとには、同じく高い志と頭脳および技量を持つメンバーが集結し、デジタルネイティブを超えた「AIネイティブ」の自動車メーカーとして、カメラのみを用いたend-to-end Deep Learningによる運転判断アルゴリズムを日々進化させ、TURING独自の「かしこい頭」をもつ自動運転システムを備えた第1号車をユーザーに届けるべく奮闘しています。

グローバル・ブレインは、創業間もないながらも驚異的なペースで強力なチームを組成し自動運転車の開発に邁進するTURINGの高い技術力と組織力、そして「テスラを追い越す」という高い志を評価し、今回の出資を決定いたしました。本出資を通じて、TURINGの目指す新しい移動体験の時代を早く実現し、モビリティ産業の変革に貢献できるよう、支援を行ってまいります。

■TURINGについて
会社名 TURING株式会社
所在地 千葉県柏市若柴226番地44中央141街区1 KOIL TERRACE 204
代表者 山本 一成
設立日 2021年8月
事業内容 自動運転AIの開発および完全自動運転EVの製造
URL https://www.turing-motors.com/

■GB8号ファンドについて
登記上の名称 グローバル・ブレイン8号投資事業有限責任組合
無限責任組合員 グローバル・ブレイン株式会社

■グローバル・ブレインについて
会社名 グローバル・ブレイン株式会社
所在地 東京都渋谷区桜丘町10-11
代表者 代表取締役社長 百合本 安彦
設立日 1998年1月
事業内容 ベンチャーキャピタル事業
URL https://globalbrains.com/

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