CSSとGMOあおぞらネット銀行 協業開始 両社による一体的な金融サービスの提供推進を目的に覚書を締結

GMOあおぞらネット銀行株式会社のプレスリリース

 住友生命保険相互会社(以下、住友生命)の100%子会社である、株式会社シーエスエス(代表取締役社長 小阪 博司、以下、CSS)と、GMOあおぞらネット銀行株式会社(代表取締役会長 金子 岳人、代表取締役社長 山根 武、以下、GMOあおぞらネット銀行)は、両社による一体的な金融サービスの提供を推進することを目的とした覚書を締結したのでお知らせいたします。

  • 【協業の背景】

 電子マネーの普及によるキャッシュレス化の進展に加え、後払い式決済手段(BNPL)の増加、新たな決済代行サービスの台頭など、BtoCのみならずBtoBの決済領域を取り巻く環境は大きく変化しています。
 CSSとGMOあおぞらネット銀行は、CSSの親会社である住友生命の保険料支払いにおいて、GMOあおぞらネット銀行での口座振替の利用を皮切りに、昨年より両社の強みを生かした新たな金融サービスの開発・提供を目的に検討を重ねてまいりました。
 このたび、銀行口座の開設から口座振替までの手続きをシームレスに行えるインターフェイスの提供や、昨今注目される「組込型金融」を活用した決済手段の拡充など、エンドユーザーの利便性向上に寄与する新たなサービスの検討・協業開始にあたり、両社での覚書締結に至りました。
 

  • <CSSとGMOあおぞらネット銀行で検討中のサービス例>

銀行口座開設から口座振替設定までをシームレスに操作できるインターフェイスの提供
 法人・個人のお客さまの口座開設申込や口座振替に係る作業負担軽減に貢献します。

TREE PAYMENT(ツリーペイメント)の決済手段 拡充
 CSSが提供する新しいサービスプラットフォーム「TREE PAYMENT」に、GMOあおぞらネット銀行の振込入金口座(バーチャル口座)を組み込むことで、新たに銀行振込での決済機能を追加し、エンドユーザーの利便性向上に貢献します。

早期支払型口座振替サービスの提供
 これまで収納代行会社から毎月27日払いなどと指定されていた口座振替代金の引落日を、GMOあおぞらネット銀行が一時立替払いを行うことで、団体(法人)さまが希望する日に柔軟に設定いただけるスキームの構築を両社で行います。
 

  • 【両社の取り組みについて】

 CSSは、住友生命の100%子会社という信用力を背景に、多くの団体(法人)さま・個人のお客さまに向けて口座振替による収納代行サービスを提供しております。また、2021年10月には、キャッシュレス化の進展などの環境変化を踏まえ、お客さまの希望するタイミング・手段で決済できる新しいサービスプラットフォーム「TREE PAYMENT」を開始いたしました。2022年3月には、「PayPayマネー」を利用した決済手段を「TREE PAYMENT」のサービスに追加するなど、お客さまの利便性向上を図る取り組みを行っております。
 一方、GMOあおぞらネット銀行は、銀行サービスにおける各事業者さまが抱えている課題の解決のため、各種銀行機能を細分化してパーツとして提供し、事業者さまのサービスに組み込んでいただく「かんたん組込型金融サービス」を展開しています。中でも基本無償で提供する銀行APIの評価が高く、接続企業が拡大しています。
 このたびCSSとGMOあおぞらネット銀行は、両社が有するサービス基盤とネットワークを相互活用することに加え、多様な決済手段を提供する他のさまざまな事業者との第三社協業も視野に検討を進めてまいります。
 

  • 【株式会社シーエスエスの「TREE PAYMENT」について】

 「TREE PAYMENT」は、株式会社電算システム(代表取締役社長執行役員:高橋 譲太)とCSSが共同開発し、2021年10月より提供を開始した新しいサービスプラットフォームです。導入企業のお客さまの希望に沿った決済手段を簡単に提供できるほか、未収金の回収や口座振替の不備対応などの手間を解消します。

                         TREE PAYMENT-商標登録出願中(商願2021-108096)

 「TREE PAYMENT」の開発コンセプト
 ・顧客タイミングで顧客の希望する手段で簡単決済をシンカ(進化・新化)させ続ける。
 ・新しい決済サービスを導入すると業務が増える…。企業さまの悩みも解決できないと意味がない。
 ・ワンショット決済(都度決済)や、継続請求(継続決済)への新しい支払手段の自動キャッチアップ。
 ・給与のデジタル払い普及を見据えた「受取手段の多様化ニーズを解決する」ソリューションの提供。
 今後は、storage&payment領域で、デジタル通貨、暗号資産なども含めた「対価収納」が可能なプラットフォームにさらに進化させていく予定です。
 

  • 【GMOあおぞらネット銀行株式会社について】

 「すべてはお客さまのために。No.1テクノロジーバンクを目指して」をコーポレートビジョンに掲げ、新しいネット銀行として2018年7月に誕生しました。システム開発を内製化することで、お客さまに寄り添った金融・決済サービスをスピード感をもって提供しています。オンラインでの口座開設申込や、申込から利用開始までのスピード、各種手数料の安さ、利便性の高い資金調達サービス、銀行APIの充実などを理由に、スモール&スタートアップ企業のお客さまを中心にご利用が急増していることを受け、中長期の戦略として3つの大きな柱「1.スモール&スタートアップ企業向け銀行No.1」、「2.組込型金融サービスNo.1」、「3.テックファーストな銀行No.1」を掲げ、“お客さまのビジネスの成長=当社の成長”として、共に成長する銀行であるべく、当社一同、新たなシステムの開発や、サービスの提供などに向けて邁進しております。

【参考URL】
かんたん組込型金融サービス https://gmo-aozora.com/pfbank/
銀行API連携サービス https://gmo-aozora.com/pfbank/api-cooperation/
 

  • 【株式会社シーエスエス 会社概要】

本社所在地:大阪府大阪市中央区備後町3-6-2 KFセンタービル3F
代表者:代表取締役社長 小阪 博司
設立年月日:1976年2月16日
URL:https://www.css-osaka.com/
 

  •  【GMOあおぞらネット銀行株式会社 会社概要】

本店:東京都渋谷区道玄坂1―2―3 渋谷フクラス
代表者:代表取締役会長 金子 岳人、代表取締役社長 山根 武
資本金:172億9,003万円
設立年月日:1994年2月28日
URL:https://gmo-aozora.com/

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