三菱UFJキャピタル株式会社のプレスリリース
- 治療実現のための技術について
LIFESCAPES社はブレイン・マシン・インターフェース(以下BMI)技術を応用し、脳が従来もつ可塑性という機能を引き出し、重度麻痺の残る患者のQoLの改善を目指します。LIFESCAPES社が開発中の医療機器は、BMIを活用したリハビリを繰り返し行う中で、麻痺患者の生体信号から機能代償回路の活動を検出。麻痺部に装着したロボットに代償回路の活動をフィードバックさせ、脳と麻痺部位をつなぐ神経回路の再構築を促します。この神経回路の再構築により、患者はロボットを外した状態でも自分の意志で麻痺部位を再び動かせるようになることを目指します。
- 出資背景
弊社はLIFESCAPES社の取り組みが既存の脳卒中リハビリの課題を大きく解決し、より多くの重度麻痺の患者を救うことが出来ると確信しています。更に、LIFESCAPES社のメンバーの熱い想い、人柄、専門性に大変惹かれ追加投資を致しました。
LIFESCAPES社の事業成長に向けて、MUFGの有するネットワークを駆使し、全力で支援してまいります。
【株式会社LIFESCAPES 概要】
会社名:株式会社LIFESCAPES
所在地:東京都港区南青山2-15-5 FARO青山1階
代表者:代表取締役 牛場潤一
設立日:2018年5月30日
事業内容:ブレイン・マシン・インターフェースを応用したリハビリ機器の開発・製造・販売など
URL: https://lifescapes.jp/
【三菱UFJキャピタル株式会社について】
三菱UFJキャピタルは、1974年に設立以来、三菱UFJフィナンシャル・グループのベンチャーキャピタルとして業界をリードするノウハウを提供し、幅広い業種に対する投資を行っています。IPOを実現されたお客さまは、幅広い業種にわたり約900社と、業界トップクラスの実績を有しています。
ライフサイエンス分野においては、2009年のライフサイエンス室発足後、国内外のバイオベンチャーへの資金提供、経営支援を本格的に開始し、2017年にはライフサイエンス部を創設するとともに、当社初となる業種特化ファンドとして、三菱UFJライフサイエンス1号投資事業有限責任組合(100億円)を組成しました。2019年2月には三菱UFJライフサイエンス2号投資事業有限責任組合(100億円)を組成、2020年6月には新型コロナ感染症対策を含む、創薬・再生医療等を担うベンチャー企業を支援するMUFGメディカルファンド(100億円)を組成し、バイオベンチャー投資にとどまらず、アカデミア創薬、製薬会社のカーブアウト案件、製薬会社の開発プロジェクトへの投資、医療機器関連にも注力しています。
◆会社概要
会社名:三菱UFJキャピタル株式会社
所在地:東京都中央区日本橋2丁目3番4号 日本橋プラザビル7F
代表者:代表取締役社長 坂本 信介
設立:1974年8月1日
URL:https://www.mucap.co.jp/
事業内容:ベンチャーキャピタル事業
◆MUFGメディカルファンド(正式名称:三菱UFJライフサイエンス3号投資事業有限責任組合)について
投資対象:
-医薬品(創薬型・創薬基盤技術特化型) ※ 製薬会社起点や国内アカデミア創薬への投資活動に注力
-再生医療製品
-医療機器等
-診断薬・診断機器
無限責任組合員:三菱UFJキャピタル株式会社
出資者:株式会社三菱UFJ銀行、三菱UFJキャピタル株式会社
設立日:2020年6月22日
ファンド総額:100億円