ひびき・パース・アドバイザーズのプレスリリース
ひびき・パース・アドバイザーズ(以下、「ひびき」)は株式会社エイジス(以下、「エイジス」)に対して提言書をお送りしました。
ひびきはシンガポールを拠点とする資産運用会社であり、日本国内外の資金を長期の視点で運用しております。ひびきは、顧客資産の運用を通じ、エイジスの株式を長期投資の観点で保有しております。
エイジスは過去40年以上に亘り、日本の小売業の発展を陰で支え続けてこられ、棚卸代行の国内シェアが約80%と、日本の消費者にとって無くてはならない事業を営まれており、また徹底した労働生産性への取り組みにより、営業利益率が過去10年で約2倍になり直近では15%と、事業の安定性と収益性に非常に優れた事業であるとひびきは高く評価しております。また、今後も、既存の盤石な顧客基盤を活用し、新たな小売業サービスを展開していかれることに加え、海外においても棚卸代行の文化を根付かせようとされている取り組みにも高く期待させて頂いております。
しかしながら、エイジスの株価水準を見ますと、本来の企業価値が正当に評価されていないような状態が継続していると思われ、この度、企業価値評価の改善策の4つを書簡にて提言致しました。
1.自己株式の取得
2.純資産配当率(DOE)7%の導入
3.株式分割の実施
4.IRの拡充
一少数株主よりこのような提言があったことを真摯に受け止めていただき、経営陣、従業員株主、取引先株主含むエイジスの全ての株主にメリットがあると思われるこれらの提言を取締役会・経営会議体にてご検討の上速やかに実行いただきたく、また、エイジスを支える他株主の皆様にも活発にご議論いただきたく、本書簡を公開致します。
(5月30日付株式会社エイジスへの送付書簡)
https://hibiki-investment-news.com/eng/ajis_20220606/
2022年6月6日
Contacts
ひびき・パース・アドバイザーズ
代表取締役
清水雄也
http://www.hibiki-path-advisors.com/
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