東京センチュリー株式会社のプレスリリース
東京センチュリー株式会社は、洋上風力発電の普及・拡大に向けて注目されている電気運搬船の開発・製造ならびに蓄電池を搭載したEV用急速充電器用電池の製造・販売などを行う株式会社パワーエックス(以下「パワーエックス」)の第三者割当増資の引き受けを決定いたしました。
- 出資の目的
日本の再生可能エネルギー資源として洋上風力発電に注目が集まる中、パワーエックスが開発・製造する電気運搬船は、洋上風力発電の普及・拡大に向けて早期の実用化が期待されております。2025年には、1回の航行で20万9千世帯分の電力(※)を運搬可能な電気運搬船「Power ARK」の1号艇(プロトタイプ)が完成予定であり、沖合に建設した風力発電の送電を船による電気輸送で行うため、海底ケーブルを敷設する場合に比して、コスト面や発電稼働までのリードタイム短縮のメリットが見込まれております。
※一般家庭の平均電力使用量を1日あたり約10KWhで計算した場合
さらに、電気運搬船に積載する大型蓄電池、EV急速充電器用電池などのバッテリーを製品化するための大型電池製造工場「Power Base」を日本国内に建設予定であり、今後EV市場の拡大が見込まれる中で、特にEV用急速充電器用電池が果たすべき社会的役割は、非常に大きいものと考えております。
東京センチュリーは、国内外のパートナー企業との共創による「金融×サービス×事業」などの独自の金融・サービスを提供しており、リース事業の他、船舶事業、再生可能エネルギー事業、オートリース・レンタカー事業なども手掛けております。今回の出資を通して、パワーエックスが計画する蓄電池の普及サポートや、電気運搬船事業へのファイナンス提供等の機会を得ることにより、脱炭素社会の構築に貢献するとともに、当社が目指す循環型経済社会の実現にも邁進してまいります。
パワーエックス プレスリリース
日本語:https://power-x.jp/ja/news/pdf/PowerX_jp_20220523_6.pdf
英語版:https://power-x.jp/en/news/pdf/PowerX_en_20220523_6.pdf
- Power ARK
- Power ARK スキーム図
- パワーエックス社の概要
名称 | 株式会社パワーエックス |
所在地 | 〒107-6243 東京都港区赤坂 9-7-1 ミッドタウン・タワー 43F |
取締役兼代表執⾏役社⻑CEO | 伊藤 正裕 |
事業内容 | ⼤型蓄電池の製造及び販売、電気運搬船の開発及び製造 |
URL | https://power-x.jp/ja/index.html |
【本件に関するお問い合わせ先】
東京センチュリー 広報IR部
tel 03-5209-6710
【東京センチュリーについて】
東京センチュリーは、リースを祖業とし、国内外のパートナー企業との共創による「金融×サービス×事業」を融合したビジネスモデルを展開する業界トップクラスの金融・サービス企業です。
広範な顧客基盤を有する「国内リース事業分野」、法人・個人向けオートリースにレンタカーを擁する「国内オート事業分野」、航空機や不動産を中心に成長を牽引する「スペシャルティ事業分野」、世界30以上の国と地域に拠点網を有する「国際事業分野」の4つの分野で事業を展開。幅広い事業領域で社会課題の解決に貢献する独自の金融・サービスを提供しております。