保険マンモス株式会社のプレスリリース
借金をしなければならないとき、あなたなら夫に理由と金額を話しますか?夫といえども、どうしても言えないという場合もあるかもしれません。
今回は「夫に内緒で借金した経験についてのアンケート(自社調べ)」で、夫に内緒でお金を借りた理由や金額について聞いてみました。
答えていただいた方の年代は以下の通りです。
●夫に内緒でお金を借りた理由
お金を借りた理由の1位は生活費でした。
生活費なら夫に相談すれば良いのではないかと思われるかもしれませんが、そこは家庭の事情があるのでしょう。
中には十分な生活費を妻に渡さないという夫もいますし、それなら内緒で借りるしかないと思い詰めてしまう人もいるのかもしれません。
●夫に内緒で借りた金額
夫に内緒でいくら借りているのか、具体的な金額を聞いてみました。
なんと最高額は5,000,000円です。何に使ったのか、気になるところです。
消費者金融カードローンなどは、主婦でもパート等の収入があれば即日で借りられる場合があります。最初は「ほんの少しだけ…」と思って借りていたものが、だんだんと膨れてしまった可能性も。
平均額も50万円ほどと、決して低い金額ではありません。最後までバレずに返済できるのでしょうか。
●借金返済のために何かしたことはありますか?
借金を返済するために、働くなど何か特別な行動をしたか聞いてみたとこと、何らかの行動をした人が多かったです。
最も多かったのは「不要品の売却」ですが、これは手っ取り早く現金化ができますから、少しでも早く返済をしようという気持ちの表れでしょう。
新しく仕事を始めた人や転職をしたという人もいました。1日数時間のパートなら夫にバレずに働けるというメリットもありますし、借金の返済ついでに自分のお小遣いも確保できそうです。
●3割の人は夫に知られてしまった!
「バレずに返済できましたか」という問いに対しては、およそ7割の人がバレなかったと答えています。つまり、3割はバレてしまったということです。
<バレないようにとった対策>
バレないようにした工夫についても聞いてみました。多かった回答は、このようなものです。
- お金の管理は自分がしているのでバレなかった。
- 財布・口座が別々なのでバレなかった。
- webですべて確認できる設定にしておいて、郵送物が届かないようにした。
- 督促の連絡がこないように、返済期日までにきちんと返済した。
その他の具体的な対策はこちら。
- お金の話題が出ると、話しをそらすようにした。
- なるべく早く返すように心がけた。
- 自分の親に協力してもらった。
- 郵送物を先にチェックするようにした。
- いつも通りの対応を心がけた。
- 手紙が来ても娘に隠すように伝え、帰ったら直接渡してもらったので借りたことすら知らないと思います。
- 嘘をついた。着物の購入をしたが、母より譲ってもらったということになっている。
- 別居中なのでバレません。
- 一括返済だと大きい金額が引き落とされてバレてしまうので、分割払いにした。
- 固定電話番号でなく個人の携帯電話の番号で契約した。
- 夫は家計簿等を見ることもないのですが、一応バレないために、月々の返済額を子供の衣服代やお菓子代に上乗せしたり、ママ友たちの付き合いに使ったようにしたりと工夫して書いておきました。
- 夫が把握していない、私個人の昔の口座を利用した。
- 明細やレシートはすぐ処分!
- ローンカードが見つからないように隠した。
- 詮索されないように、買ったものは見せないようにしていた。
- 借りるときに自分の両親に内容を説明して、実家の住所を使わせてもらった。
- 申し込みはネットから、電話番号は自分の携帯電話、郵便物は夫より早く確認する。
- 借金返済の弁護士事務所にサポートしてもらった。
- 夫には給与を少なめに伝えていたので、その差額を返済にあてました。
- 同居するときに部屋の一部に絶対にお互い干渉しないエリアを作ることを提案し、書類やカードなどはそこに保管していました。万が一に備えてカードは他の通帳に挟んで紛れ込ませて隠していました。また、給与は少なめに伝えておいて、昇給しても完済するまで報告せずすべて返済にあてていました。
- 誰にも一切話さず、夫が仕事中に返済していったのでバレませんでした。
- 毎月夫から貰っている生活費を削り返済にあてた。
- すべてアプリで完結させていた。
- ポスティングなど旦那がいない時間にできる副業をして返済した。
- ローン会社からハガキが届く事もありましたが、届いたらすぐにクレカの会社に電話して次の支払い日を自分から報告していました。バレそうな時もありましたが「ただのDMじゃない?」としらを切りました。
- カードローン会社に夫の職場に連絡がいかないかの確認をした。
<借金がバレてしまった理由>
気をつけていたつもりなのに…バレてしまった理由の1位は「郵送物」でした。
これは、借金が家族にバレるときの最も大きな理由で、
- 利用明細書
- キャンペーンの案内
- 督促状
などの郵便物が送られてくるときが危ないのです。
2位は「会話の流れで」でしたが、借金という大きな問題を一人で抱えていくのはいかに難しいかということでしょう。
内緒にしているという罪悪感もあると思いますし、いつも頭に借金のことがひっかかっていると、気をつけているつもりでも会話のどこかでぽろっと出てしまうのかもしれないですね。
●お金を借りたことがバレても大丈夫でしたか?
借金がバレたあと、最も怖いのは離婚を切り出されることではないでしょうか。
中には本当に離婚してしまう人もいるため、絶対にバレたくないと必死だと思いますが、意外にも「返済に協力的だった」という答えが多くみられました。
とはいえ、回答数を見ると「少し距離ができてしまった」と答えた人の方が多いので、できればバレたくないものです。
借金の理由にもよると思いますが、隠し事をされていたことに加え、結果的に自分の収入だけでは足りなかったことが、男性のプライドを傷つけてしまったのかもしれません。
●借金がバレないようにするには?
正直に話せることが一番ですが、どうしても借金しなくてはならない、しかもそれを知られては困るというとき、以下の3つの対策を徹底してください。
1.郵送物をなくす
郵送物はバレてしまった理由の1位にもなっていますので、最も注意が必要です。
- 郵送物のチェックはまめにすること
- 明細書は郵送ではなくWEB明細にすること
この2つを徹底しましょう。
2.口座に履歴を残さない
お金を借りるとき、返済するときは口座に履歴が残っていると通帳に記帳された時にバレてしまいます。
- 借りるときはATMから現金で借りる
- 返済は返済日(口座引き落とし)の前にATMから振り込む
等の対策をとれば、履歴が残りません。
なお、ATMを利用したときの明細書もしっかり処分してください。シュレッダーにかけるか、絶対に目につかないように捨てるよう気をつけましょう。
3.返済は絶対に遅れないようにする
通常は、携帯電話を連絡先として登録しておけば、自分宛に電話が来るはずですが、滞納しているとなると話は違います。
家に督促状が送られてきますので、それでバレてしまう可能性が高いです。もしどうしても返済が遅れそうなときは、自分から連絡して返済計画について相談すれば、郵便が送られてくることは防げます。
●借金がバレることのリスク
夫に借金がバレたら、離婚とはいかないまでも、お金に関する信用は失うでしょう。クレジットカードを持たせてもらえなくなったり、自由に買い物もできなくなったりする可能性があります。
何より、借金を隠していたという後ろめたさがあり、夫に対して負い目を感じてしまうのもイヤですね。
また、借金がバレるということは、それなりの金額を借りていて返済期間も長くなっているということが考えられます。短期間で一括返済できるくらいの金額であれば、おそらくバレることはないからです。
そのような状況に陥っている場合、たとえば今後住宅ローンを購入しようとした時にローンの審査に通らないとか、債務整理の必要が出てくるかもしれません。
人によって事情は様々ですが、できるだけ隠し事はしない方が良さそうです。
●借金が理由で離婚されてしまう!?
もし借金がバレて、夫から離婚を言い渡された場合、それを受け入れなければならないかというと、法的にはそうではありません。
離婚には協議離婚と調停離婚があり、それでも話し合いがつかない場合は離婚裁判となりますが、借金していることを隠していたというだけでは民法で定められている「婚姻関係を継続し難い重大な事由」にはあたらないと考えられます。
家族の生活が破綻するほどの借金をしたというなら別ですが、借金だけで離婚しなくてはならないという事態は避けられそうです。
とはいえ、夫の信頼を失い、離婚したいとまで言わせてしまったならば、裁判で負けることはなかったとしても、よほどのことをしなければ信頼関係は難しいでしょう。
そうなる前に借金を精算しておいた方が良さそうです。
●調査概要
調査対象:夫に内緒で借金をしたことがある女性の方
調査日:2022年04月13日~2022年04月20日
調査方法:インターネットによる選択・記述式回答
調査人数:女性151人
■保険マンモス株式会社について
金融リテラシーの向上に貢献する企業として、保険相談サービスの提供、FP支援事業、法人アライアンス事業など、さまざまな事業を展開しています。
URL:https://hoken-mammoth.com/corp/
お金の悩みを解決できる金融情報メディア「マンモスとお金を学ぶ」(https://hoken-mammoth.com/contents/ )を運営。お金の増やし方(https://hoken-mammoth.com/contents/fuyashikata/)や、お金を借りる方法(https://hoken-mammoth.com/contents/okanewokariru/)、お金がないときの乗り切り方(https://hoken-mammoth.com/contents/okaneganai/)、などお金に関する情報を掲載しています。
クレジットカードのお役立ち情報メディア「クレジットカード大学|最新クレジットカード比較」(https://hoken-mammoth.com/creditcard/)を運営。多種多様なクレジットカードの中から、どのクレジットカードを選べばよいか迷っている方が最良のクレジットカードを見つけられるようクレジットカード比較のポイント(https://hoken-mammoth.com/creditcard/creditcard-comparison/)やクレジットカード審査の概要(https://hoken-mammoth.com/creditcard/entry-135/)などの有益情報を提供しています。