植物の高温・乾燥耐性を高めるバイオスティミュラント資材を開発するアクプランタ株式会社へリードインベスターとして出資

グローバル・ブレイン株式会社のプレスリリース

グローバル・ブレイン株式会社(以下、グローバル・ブレイン)が運営する、農林中金イノベーション投資事業有限責任組合(以下、NCIF)は、植物の高温・乾燥耐性を高めるバイオスティミュラント資材を開発するアクプランタ株式会社(本社:東京都文京区 / 以下、アクプランタ)へリードインベスターとして出資を実行したことをお知らせいたします。

アクプランタは「Greenfulness-気候変動を、ともに生き抜く-」をミッションに、植物を様々な環境ストレスから守るバイオスティミュラント資材*を開発するアグリバイオスタートアップです。バイオスティミュラント資材の開発や植物分野における研究開発を通して、世界的に課題とされている異常気象による植物資源生産へのダメージ、飢餓、栄養失調など食糧問題の解決を目指しています。現在アクプランタでは、創業者の金鍾明CEOが理化学研究所の研究員時代に、植物の環境ストレスとエピジェネティクス**に関する研究を通して発見した「酢酸が植物の乾燥耐性を高める」というメカニズムを基に開発したバイオスティミュラント資材『Skeepon(スキーポン)シリーズ』を販売しています。植物にSkeeponを投与することで、植物自身が乾燥・高温耐性を高め、過酷な環境下でも生育を維持し、植物のロスを減らすことができます。2019年から日本国内での販売を開始し、現在までに累計10,000ℓ以上の販売を行い、全国の農家やゴルフ場を中心に利用されています。今回の資金調達を機に、海外での製品開発およびグローバルなチーム体制構築を行い、海外展開をより一層加速させていきます。

*バイオスティミュラント資材:植物やその周辺環境が本来持つ自然な力を活用することにより、植物のストレスへの耐性、収量と品質、収穫後の状態および貯蔵などについて、植物に良好な影響を与える資材群のこと。
**エピジェネティクス:DNAの配列変化によらない遺伝子発現を制御・伝達するシステムおよびその学術分野のこと。

グローバル・ブレインは、アクプランタのプロダクトと高い技術力、異常気象による食糧問題解決に向けた強い熱意を高く評価し、出資を決定いたしました。本出資を通じて、アクプランタの国内外におけるさらなる事業成長にむけて積極的に支援してまいります。

■アクプランタについて
会社名 アクプランタ株式会社
所在地 東京都文京区湯島2-16-9 ちどりビル3F
代表者 金鍾明(Kim, Jong- Myong)
設立日 2018年2月
事業内容 乾燥・高温・塩害耐性を備えたバイオスティミュラントの研究開発、製造および販売
URL https://ac-planta.com/

■NCIFファンドについて
登記上の名称 農林中金イノベーション投資事業有限責任組合
無限責任組合員 グローバル・ブレイン株式会社

■グローバル・ブレインについて
会社名 グローバル・ブレイン株式会社
所在地 東京都渋谷区桜丘町10-11
代表者 代表取締役社長 百合本 安彦
設立日 1998年1月
事業内容 ベンチャーキャピタル事業
URL https://globalbrains.com
 

Follow Twitter Facebook Feedly
SHARE
このページのURLとタイトルをコピー
お使いの端末ではこの機能に対応していません。
下のテキストボックスからコピーしてください。