肥後銀行が高度な株式取引を実現するTORA執行管理システムにアップグレード

Tora Trading Services株式会社のプレスリリース

2022年4月19日東京発:業界最先端の注文・執行管理システム(OEMS)を提供するTORAは、本日、肥後銀行が電子取引業務のアップグレードのためにTORAを導入したことを発表しました。

TORAの提供する洗練された日本語GUI、高度な取引管理、ポジション監視ツールに加え、日本市場の規制要件に対応した強力なコンプライアンス・エンジンも提供することから、肥後銀行は市場金融部の株式取引における注文・執行管理システムとしてTORAを導入しました。これにより同行のユーザーは、各銘柄の全取引履歴をリアルタイムで取得し、注文の執行状況やポジションの変化を確実に捉えることができるようになりました。

新システムは、肥後銀行の強固な取引規定・プロセスを自動化できることが必須要件であり、加えてTORAのコンプライアンスと承認にかかわる機能も重要な選定要素でした。

TORAのデータセンターホスティングによるサービスインフラ・プラットフォームを導入することで、同行のITコストの初期負担を軽減できました。さらに、執行データの流れを既存のミドルオフィスやバックオフィスのワークフローと統合し、かつ同行の注文執行時のコンプライアンス要件へ柔軟に対応することができました。

肥後銀行のトレーダーは、今後、TORA独自のFIXネットワークを通じて、国内外のブローカーや取引所との幅広いネットワークにアクセスできるようになります。また、500を超える最新のマルチアセット・ブローカー・アルゴへのアクセスや、強力なアラート・通知機能や注文管理ツールを単一のインターフェースにて提供することで、効率的なフロント・トゥ・バック業務によるいっそうのコスト削減が可能となります。

肥後銀行市場金融部の幸田篤氏は、「日本市場に最適化された最先端のトレーディング・プラットフォームが必要であったため、当行はTORAを導入しました。さらに、データセンターホスティングのインフラを利用することで、コストを抑えつつ社内システムとの統合を実現することができました」と述べています。

TORA日本支社代表の髙瀬は、次のように述べました。「最新のトレーディング・テクノロジーを活用するために、TORAのOEMSが選ばれたことを大変うれしく思います。私たちの製品および導入チームは、肥後銀行と密接に連携し、システムおよびコンプライアンスの要件を満たせるように取り組んできました。ネイティブの日本語サポートチームにより、同行のニーズを完全にサポートすることが可能です。私たちは、肥後銀行との長期的関係を期待しています」

TORAの執行管理システム(EMS)は、ヘッジファンドや資産運用会社向けに、最も包括的なフロント・トゥ・バック・エンドのトレーディング・ソリューションを提供します。クラウドベースのこの先進的テクノロジーは、完全な監査が可能であり、注文記録、価格情報、アナリティクスを自動で詳述し、最良執行報告書を作成します。株式、債券、先物、オプション、FXのグローバル市場をカバーしています。

TORAについて

TORAは、トレーディング・ライフサイクルの全体をサポートする先進的な投資管理技術を提供する、世界的なリーディング・カンパニーです。クラウドベースのSaaS形式で提供される執行・アナリティクス・コンプライアンスツール、注文・ポートフォリオ・リスク管理機能、グローバルFIXネットワークを備えたTORAのフルスイートの製品は、業界大手のヘッジファンド、資産運用会社、自己勘定取引会社、セルサイド・トレーディングデスクなど、世界中の数百社に及ぶ企業が活用しています。サンフランシスコに本社、香港、ロンドン、ジャージー、ニューヨーク、ルーマニア、シンガポール、シドニー、東京に支社を置き、250名以上の従業員を擁しています。詳しくはwww.tora.comをご覧ください。

 

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