三菱UFJキャピタル株式会社のプレスリリース
- modo-cellについて
modo-cellは、植物繊維(セルロース)が主原料の新素材です。主材を限定しないため、放置竹林の竹や、食品製造時に排出される残渣等、従来使われてこなかった植物資源を無駄なく活用できる点が特徴です。また、成型品は使用後に粉砕し、再ペレット化も可能です。生分解性もあるため※1、そのまま廃棄しても自然への影響はありません。
※1 自社実験では、modo-cellストローが常温の土壌において約6ヶ月で生分解したことを確認済。2021年にはDIN(ドイツ工業規格)の認証を取得。現在、JIS規格に照らした検証実験を外部機関にて実施中
- 出資背景
世界的なSDGs意識の高まりや、国内でもプラスチック資源循環促進法が施行される等、環境問題の解決に資する新素材の開発は社会的意義が大きく、非常に注目されている領域です。modo-cellは長年の研究開発の成果から、生分解はもちろん、あらゆる植物繊維を主原料にでき、既存の成型設備も利用できる等、非常に低コストである点も強みです。今後国産ペレットの製造を本格的にスタートすることで、(1)植物残渣からmodo-cell製品を生産、(2)使用済のmodo-cell製品の回収、再度製品化するというアップサイクルシステムを構築し、ラテン語での社名の通り「地球に優しい」社会の実現を目指す当社のビジョンと、それを可能にするmodo-cellの魅力に大いに期待し、今般出資をさせて頂きました。今後もアミカテラ社の更なる成長に向け、MUFGの総合力も活用しながら、伴走させて頂きます。
【株式会社アミカテラについて】
会社名 : 株式会社アミカテラ
所在地 : 〒135-0047 東京都江東区富岡1丁目12-8-307号
代表者 : 代表取締役会長 増田厚司
代表取締役社長 古賀縁
設立 : 2016年11月
事業内容 : 植物性かつ生分解性のプラスチック代替素材modo-cell製品の開発・製造販売
URL : https://amica-terra.com/
【三菱UFJキャピタル株式会社について】
三菱UFJキャピタルは、1974年に設立以来、三菱UFJフィナンシャル・グループのベンチャーキャピタルとして業界をリードするノウハウを提供し、幅広い業種に対する投資を行っています。IPOを実現されたお客さまは、幅広い業種にわたり約900社と、業界トップクラスの実績を有しています。
◆会社概要
会社名:三菱UFJキャピタル株式会社
所在地:東京都中央区日本橋2丁目3番4号 日本橋プラザビル7F
代表者:代表取締役社長 坂本 信介
設立:1974年8月1日
URL:https://www.mucap.co.jp/
事業内容:ベンチャーキャピタル事業
◆三菱UFJキャピタル8号投資事業有限責任組合について
無限責任組合員:三菱UFJキャピタル株式会社
出資者:株式会社三菱UFJ銀行、三菱UFJキャピタル株式会社
設立日:2021年4月23日
ファンド総額:150億円