全国の小学校に横断旗55,283本を寄贈!

こくみん共済 coop〈全労済〉のプレスリリース

 こくみん共済 coop〈全労済〉(全国労働者共済生活協同組合連合会 代表理事 理事長:廣田 政巳)は、子どもたちを交通事故から守っていく取り組み「7才の交通安全プロジェクト」において、2022年4月に全国1,106校の小学校に55,283本の横断旗を寄贈し、寄贈先の一つである東京都江東区立第三砂町小学校で寄贈式と子どもの交通安全に関する意見交換会を行いました。 

東京都江東区立第三砂町小学校での横断旗寄贈の様子
右:東京都江東区立第三砂町小学校 林校長
左:こくみん共済 coop 渡邊常務執行役員

意見交換会の様子
 

  • 林校長よりいただいたコメント

 本校(江東区立第三砂町小学校)の周りは大通りに囲まれていて、大通りを通らないと本校に来れません。すぐ近くの商業施設の前でも、横断歩道で他校の児童の事故がありました。本校では、長年PTAの方がずっと見守りをしてくださったり、毎年地域のトラック協会の方が自転車を用いた内輪差での事故やトラックの死角等の交通安全演習をしてくださる等、地域と一緒に安全を守っています。
 本校としては、登下校時に一番注意が必要と考えています。コロナが広がりはじめて個別登校になった際、一部の子どもたちが通学路以外を通っていたため、全校で子どもたちに指導したことがありました。(寄贈された横断旗は)集団登校の班長に持ってもらおうと考えています。「私のまちの 7才の交通安全ハザードマップ」も指導の中に取り入れたいと思います。

  • 7才の交通安全プロジェクトとは

 小学校になり行動範囲が広がる7才児は、大人よりも目線が低く、まだ充分に注意力が育まれていないために、歩行中の交通事故による死傷者数が突出して多いというデータがあります(公益財団法人交通事故総合分析センター調べ)。
 当会では、このデータに着目し、未来ある子どもたちを交通事故から守るため、交通事故抑制に取り組んでいます。(公式サイトURL)https://www.zenrosai.coop/anshin/7pj.html

<これまでの主な取組内容>
1.横断旗の寄贈
 共済商品の利用を社会課題の解決にも繋げるため、2020年6月から通年の取り組みとして、「マイカー共済」見積もり1件につき1本の横断旗を全国に寄贈しています。
 これまでに約595,000本の横断旗を全国の児童館・小学校などへ寄贈することができました。

2.交通安全デジタル絵本を公式サイトで公開
 子どもと親の交通安全意識を高めることを目的に、親子で楽しみながら交通安全について学ぶことができるデジタル絵本「ふしぎなふしぎなマジカルメガネ」4冊を公式サイトで公開しています。

3.金沢大学との共同研究の実施
 2019年11月から、金沢大学との共同研究をスタートし、7才児を中心とした子どもたちの目線や行動から、安全を守るための具体的な分析と施策に取り組んでいます。これまでに、間違い探し形式で楽しく交通安全ルールを学ぶことができる「7才の交通安全マップ」や過去に交通事故が起こった場所を確認できる「私のまちの7才の交通安全ハザードマップ」を開発し、公式サイトで公開しております。

<こくみん共済coop>
正式名称:全国労働者共済生活協同組合連合会。
たすけあいの生協として1957年9月に誕生。「共済」とは「みんなでたすけあうことで、誰かの万一に備える」という仕組みです。少子高齢社会や大規模災害の発生など、私たちを取り巻く環境が大きく変化しているなか、こくみん共済 coop は、「たすけあい」の考え方や仕組みを通じて「みんなでたすけあい、豊かで安心できる社会づくり」にむけ、皆さまと共に歩み続けます。
◆こくみん共済 coop たすけあいの輪のあゆみ:https://www.zenrosai.coop/web/ayumi/
 

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