株式会社ローソン銀行のプレスリリース
株式会社ローソン銀行(東京都品川区、代表取締役社長 鶴田 直樹、以下「ローソン銀行」)は、お客さまの銀行口座から決済アプリや電子マネーなどへチャージができる「即時口座決済サービス」※1の提携サービスとして、ハウス電子マネー※2の取り扱いを開始いたします。
ローソン銀行の「即時口座決済サービス」では、「au PAY」などのスマホ決済サービスや、ローソン銀行のチャージアプリ「Suitto」(スイット)と連携した「モバイルSuica」※4へのチャージサービスを提供しています。今般、取り扱うサービスの種類を拡大するため、富士通Japanの「ValueFront電子マネーサービス」と連携し、同サービスを利用するスーパーマーケットやドラッグストアなどが発行するハウス電子マネーへの銀行口座からのチャージサービスの提供を可能にしました。
「即時口座決済サービス」で取り扱う「ベニカ」は、青森県や秋田県でスーパーマーケットなどを展開する紅屋商事が経営するベニーマート、メガ、カブセンターの計23店舗で利用できるハウス電子マネーです。お客さまは、店舗内のチャージ機による現金チャージに加え、スマホアプリ「ベニアプリ」や「ベニカ」ウェブサイトを通じて銀行口座からのチャージが自宅や外出先でも可能になり、店舗での混雑を回避し、より快適でスムーズに買い物ができます。「ベニカ」へのチャージは当初はローソン銀行口座からご利用いただけますが、4月下旬をめどに青森銀行が加わる見通しなど、ローソン銀行では、順次、利用できる銀行口座を拡大していきます。
ローソン銀行と富士通Japanは、今後、銀行口座からのチャージサービスを他のスーパーマーケットやドラッグストアへも展開し、最新のデジタル技術を活用したキャッシュレスサービスの提供を通じて、お客さまの利便性向上や社会課題の解決に資するサービスを拡充してまいります。紅屋商事は、「地域の皆様の日々の暮らしをより豊かに」の企業理念に基づき、お客さまへの高品質な商品提供、より快適な購買体験の実現を目指し、決済やポイントサービスを強化するなど、お客さまサービス向上に努めていきます。
※1 株式会社ローソン銀行が特許出願中です。即時口座決済サービスの詳細はこちら(https://www.lawsonbank.jp/product/charge/)をご参照ください。
※2 導入企業が展開する自社ブランドや同一企業内の店舗のみで使用可能な電子マネーです。
※3 「ValueFront電子マネーサービス」の詳細はこちら(https://www.fujitsu.com/jp/group/fjj/solutions/industry/cashless/emoney/)をご参照ください。
※4「モバイルSuica」は、東日本旅客鉄道株式会社の登録商標です。
■「即時口座決済サービス」の安心なしくみ
- 「即時口座決済サービス」で初めて口座を登録する際には、ローソン銀行ATMで所定の操作によるATM認証(本人確認サービス)※1を行います。
- 認証にはご利用者本人のキャッシュカードが必要なため、なりすまし登録の防止効果が期待できます。
- ハウス電子マネーに対するATMでの本人認証を用いた銀行口座からのチャージサービスの提供は国内では初めてです。(ローソン銀行調べ)
※1 株式会社ローソン銀行は株式会社横浜銀行と共同で特許出願中です。
■「即時口座決済サービス」ご利用方法
まずローソン銀行ATMでATM認証を行った上で、「ベニアプリ」または「ベニカ」ウェブサイトに口座を登録します。口座登録完了後、「ベニアプリ」または「ベニカ」ウェブサイトの「銀行チャージ」を選択し、チャージ金額とキャッシュカードの暗証番号を入力するだけでチャージが可能です。具体的なATM認証および口座登録方法は以下の通りです。
1. ローソン銀行 ATM認証(本人確認サービス)のご利用方法
お近くのローソンなどにあるローソン銀行ATMに行ってきただき、以下の操作をお願いいたします。
ローソン銀行 ATM認証(本人確認サービス)のご利用方法
※ATM認証(本人確認サービス)対応のATMはこちら(https://map.lawsonbank.jp/p/lbankatm/)をご確認ください。
2. スマホアプリ「ベニアプリ」、「ベニカ」ウェブサイトでのローソン銀行口座の登録方法
スマホアプリ「ベニアプリ」、「ベニカ」ウェブサイトでのローソン銀行口座の登録方法
初回登録以後は、「銀行チャージ」を選択し、チャージ金額を入力後、キャッシュカードの暗証番号のみでチャージが可能です。
「ベニカ」については、こちら(http://www.beny.co.jp/benicamembers/)もご参照ください。
■即時口座決済サービス提携サービス・提携金融機関(2022年3月28日現在)
提携サービス:5サービス(au PAY、WebMoneyプリペイドカード※1、PayPay、モバイルSuica※2、ベニカ)
提携金融機関:13行(ローソン銀行、きらぼし銀行、八十二銀行、栃木銀行、高知銀行、トマト銀行、きらやか銀行、香川銀行、千葉興業銀行、神奈川銀行、名古屋銀行、青森銀行、西日本シティ銀行)
提携サービスと利用できる金融機関(2022年3月28日現在)
■「ベニカ」概要
青森県内と秋田県内のBENIYAグループ店舗である、スーパーマーケットの「ベニーマート」、ドラッグストアの「メガ」、複合型ショッピングセンターの「カブセンター」にて使えるポイント一体型ハウス 電子マネーカードです。1,000円単位で10万円まで現金チャージが可能です(1回のチャージ限度額は4万9,000円)。また、「ベニカ」での精算200円(税抜)ごとに1ポイントが貯まります。「ベニカ」は、紅屋商事が加盟するオール日本スーパーマーケット協会推奨のハウス電子マネー(販売:コプロ株式会社※1)として「ValueFront電子マネーサービス」を利用しています。
※1 オール日本スーパーマーケット協会における商品の販促企画や用度品の開発、斡旋や、ITサービスなどの共同購入・調達を担っており、会員企業への「ValueFront電子マネーサービス」の販売も行っています。
■「ValueFront電子マネーサービス」概要
富士通Japanと凸版印刷株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:麿 秀晴)が共同で提供する電子マネーの残高管理を行うクラウド型サービスです。全国規模の流通・小売チェーンをはじめ、百貨店やスーパー、専門店、サービス業まで、170社を越える大手企業への導入実績があり、同サービスが取り扱う電子マネー残高は年間で約1兆6,000億円(2021年実績)と、国内随一の実績があります。両社は、サービス設計の支援から運用まで、電子マネーの導入や提供に必要な様々なソリューションをトータルに提供するとともに、ヘルプデスクや販促支援などの継続的なサポートも実施しています。また、「即時口座決済サービス」との連携にあたり、富士通Japanは、銀行法電子決済等代行業者の認可(関東財務局長(電代)第80号)を取得しています。
以 上