保険マンモス株式会社のプレスリリース
控除額が増えれば所得税が還付されますし、住民税にも影響があります。
確定申告は面倒…とやらない人が多いのですが、本当はもっと控除されるものがあるのにそれができていないとしたら、もったいない話です。
●新型コロナの影響？申告方法が便利に
これまで自宅のパソコンから申告をする際には、マイナンバーカードを読み取るためのICカードリーダが必要でしたが、令和3年1月からスマートフォンでも読み取り可能となりました。
スマートフォンからの申告も、複数あったアプリが統合され、「マイナポータルアプリ」のみで利用可能となりました。
e-Taxを利用すれば生命保険料控除に関する添付書類を省略できるなど、手続きも以前と比べ簡素化されています。
●確定申告はしないともったいない
「確定申告経験者のアンケート（自社調べ）」では、20歳以上の男女500人から確定申告についてのイメージなどを伺いました。
これによると、確定申告した人の理由は以下のようになっています。
ここで注目すべきは、医療費控除です。「副収入がある」等の理由は収入があるので税金が増える要素ですが、医療費控除は税金が戻ってくる可能性があるのです。
医療費というと、「病院にかかった時のお金」と思われがちですが、それだけではありません。このような費用も対象となります。
- 松葉杖など医療器具の費用
- 通院の時に使った交通費
- 風邪薬などの市販薬（治療に必要なもの）
- 治療目的のマッサージ
- 6ヶ月以上寝たきりになった時のおむつ代（医師の証明書が必要）
また、控除の対象となるのは自分で払った費用だけではなく、生計を同じくしている家族の医療費も申告できます。配偶者や子供はもちろん、生活費を仕送りしている親も対象です。
●確定申告ってなにがそんなに面倒？
同アンケートによると、「面倒臭い」と思っている人の割合が最も多く、このイメージが、戻ってくるお金があるかもしれないのに確定申告する人が増えない理由だと考えられます。
では、実際の確定申告はそんなに面倒なのでしょうか？
昔なら、確定申告書を手書きして税務署に持っていかなくてはなりませんでしたが、現在は自宅からパソコンやスマホでも申告できるようになりました。
実際、申告方法についてのアンケートでも「e-Tax」が28％で最も割合が多くなっています。
e-Taxが便利だと聞いた。しかし、実際どうやってやればいいのかよくわからない、という人が多いのではないでしょうか。
e-Taxはとても便利なのですが、識別者番号を取得したり、マイナンバーカードを登録する作業などがわかりづらいことが、確定申告する人が増えない原因でしょう。
●やってみよう、確定申告
確定申告について思うことやイメージについてもアンケートを取りました。
- もっと簡単に申請出来たらいいなと思います。難しくはないけどちょっと面倒くさい。
- めんどくさくて時間がかかるので、もっと簡単に作成できるようにしてほしい。
- 説明などの文言がわかりにくい部分があるのでわかりやすくなると嬉しいです。
難しいというイメージが先行していますが、実際にやってみたら思いのほか簡単だったという人が多いです。
正直、役所のホームページは言葉が難しく、一度読んでもよくわかりません。しかし、今は確定申告についてわかりやすく解説してくれている本もコラム記事もたくさんありますので、情報を得る手段はいくらでもあります。
また、税務署に相談に行くのも良いのですが、確定申告が近づく時期は窓口が混み合っていて時間がかかります。税理士会が開催している無料相談会などで話を聞いてみるのはいかがでしょうか。
やってみたら思いのほか簡単な確定申告。お金が戻ってくるかもしれないのに、やらないのはもったいないです。
●調査概要
調査対象：20歳以上の確定申告をしたことがある方
調査日：2022年3月7日
調査方法：インターネットによる選択・記述式回答
調査人数：500人（女性336人／男性164人）
■保険マンモス株式会社について
金融リテラシーの向上に貢献する企業として、保険相談サービスの提供、FP支援事業、法人アライアンス事業など、さまざまな事業を展開しています。
URL：https://hoken-mammoth.com/corp/
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