「MONEX個人投資家サーベイ 2022年3月調査」

マネックス証券株式会社のプレスリリース

 マネックス証券株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:清明祐子、以下「マネックス証券」)は、2022年3月4日から3月8日までインターネットを通じて、マネックス証券に口座をお持ちのお客様向けにアンケート調査(回答数531件)を実施しました。
 今回、定例調査である個人投資家の相場観の調査に加え、特集として「2022年の日経平均、ダウ平均株価の高値安値予想」と「個人投資家としての有事の捉え方と投資スタンス」について調査しました。


<調査結果概要>

【特別調査】
1. 2022年の日経平均、ダウ平均株価の高値安値予想
1-1.2022年の日経平均株価見通し、高値予想は「29,388.16円超え32,000円未満」が最多
【3月15日の終値:2万5,346円】

 2022年の日経平均株価の高値と安値予想を尋ねました(調査開始日3月4日終値は25,985.47円)。2022年の日経平均株価の高値予想は「(2022年に入ってからの高値である)29,388.16円超え32,000円未満」の割合が45.4%と最も高くなりました。続いて割合が高かったのが「(2022年に入ってからの高値である)29,388.16円」の42.6%で、この2つの回答で90%近くと、多くの個人投資家が今年の高値にあまり強気でないことがわかりました。また、日経平均株価の安値予想は「22,000円以上25,000円未満」の割合が最も高くなり、調査開始時点の日経平均株価の「25,744.28円」よりも一段の株安を予想している投資家が多いことがわかりました。

1-2. 2022年のダウ平均株価見通し、高値予想は「36952.65ドル超え38,000ドル未満」が最多
【3月15日の終値:3万3,544ドル】

 2022年のダウ平均株価の高値予想は「(2022年に入ってからの高値である)36,952.65ドル超え38,000ドル未満」の割合が48.4%と最も高くなりました。また、ダウ平均株価の安値予想は「27,000ドル以上31,000ドル未満」の割合が最も高くなりました。

2. 個人投資家としての有事の捉え方と投資スタンスについて
 特別調査の2つ目として昨今のウクライナ情勢に直面している皆様に個人投資家としてどのように有事を捉え、対処しているかをたずねました。
2-1. 過去の有事の際に従来とは異なる投資スタンスを取った割合は36.9%。

 過去『有事』と一般的に呼ばれた時、従来とは異なる投資スタンスをとったことがあるか」をたずねました。「ある」と回答した割合は36.9%、「ない」と回答した割合は63.1%で多くの投資家がスタンスを変えたことがないと回答しました。

2-2. ウクライナ侵攻でマーケットが不安定な中の投資スタンスは「静観した」が最多

【定例調査~個人投資家の相場観について~】
3.日本、米国、中国のDIについて

 今後3ヶ月程度の各国(日本、米国、中国)の株式市場に対する個人投資家の見通しは、日本株DIと米国株DIが前回調査から大きく低下した一方で、中国株DIは若干上昇しました。米国株や日本株の大幅下落を受け弱気な投資家が増えたようです。

【日本株DI】(2021年12月) 18→(2022年3月)- 17(前回比-35ポイント)
【米国株DI】(2021年12月) 56→(2022年3月) 28(前回比-28ポイント)
【中国株DI】(2021年12月)- 28→(2022年3月)- 21(前回比+7ポイント)

※ DI:DI とは、相場が「上昇すると思う」と回答した割合(%)から「下落すると思う」と回答した割合(%)を引いたポイントです。DI がプラスとは、「上昇すると思う」と回答した割合が高く、DI がマイナスとは、下落すると思うと回答した割合が高いことを示します。

4. 為替市場について
 今後3ヶ月程度の米ドル/円相場の見通しについて、「円安になると思う」と回答した個人投資家の割合は53%と前回調査の58%から低下しました。「変わらないと思う」と回答した割合は1%増加し、「円高になると思う」と回答した割合は4%増加しました。足元の米ドル/円は円安に振れていますが、「有事の円買い」で円高が進むと予想する投資家が増えたのかもしれません。

【円安になると思う】(2021年12月)58% →(2022年3月)53%(前回比- 5%)
【変わらないと思う】(2021年12月)26% →(2022年3月)27%(前回比+ 1%)
【円高になると思う】(2021年12月)16% →(2022年3月)20%(前回比+4%)
  (グラフの数値は、小数点以下の計算により合計が必ずしも100.0%とならない場合があります。)

                                              以上

添付:MONEX個人投資家サーベイ 2022年3月調査

【マネックス証券でのお取引に関する重要事項】
  マネックス証券が扱う商品等には、価格変動等により元本損失・元本超過損が生じるおそれがあります。投資にあたっては、契約締結前交付書面、目論見書の内容を十分にお読みください。  

【マネックス証券株式会社について】
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第165号
加入協会:日本証券業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会、
     一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 日本暗号資産取引業協会、
     一般社団法人 日本投資顧問業協会

Follow Twitter Facebook Feedly
SHARE
このページのURLとタイトルをコピー
お使いの端末ではこの機能に対応していません。
下のテキストボックスからコピーしてください。