アフリカの中古車ファイナンス「HAKKI」シリーズAで2.2億円を資金調達

株式会社HAKKI AFRICAのプレスリリース

ケニアにおけるタクシードライバー向け中古車ファイナンスの株式会社HAKKI AFRICA(ハッキアフリカ)はさらなる事業の急拡大を目的として、シリーズAにおける第三者割当増資と融資による2.2億円の資金調達を実施しました。

 

■今回の資金調達について:
第三者割当増資と融資等を組み合わせて、以下のVC・CVC等を引受先として合計2.2億円の資金調達を実施しました。

・LaunchPadFund 投資事業有限責任組合(LaunchPadFund株式会社、本社:東京都港区、代表取締役:川村 達也)
・株式会社セゾン・ベンチャーズ(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:足利 駿二)
・MV2号投資事業有限責任組合(マネックスベンチャーズ株式会社、本社:東京都港区、代表取締役:和田 誠一郎)
・DEEPCORE TOKYO2号投資事業有限責任組合(株式会社ディープコア、本社:東京都文京区、代表取締役社長:仁木 勝雅)
・株式会社Link-U(本社:東京都千代田区、代表取締役:松原 裕樹)
・株式会社エスビーティー(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:稲見 太郎)

今回の資金でエンジニアを新規で採用。長期的な事業成長に欠かせないITエンジニア人材の確保と、現地での地域展開等の事業拡大フェーズの資金として利用します。
 

また、今回調達した資金の内Debt資金としては本日時点でブルー・トパーズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:川原 朋子)からのベンチャーデットファイナンスや、ファルス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:髙橋 伸彰)の組成する新興国インパクト事業創出ファンド2号から資金を調達。

更に融資枠として複数の海外ローンファンドより合計8.4億円分のDebt枠の確保に成功しており、これからの中古車ファイナンス原資としてDebt資金を最大限に活用していきます。

■事業概要:
アフリカでは多くのタクシードライバーが銀行の求める与信基準に値する書類を準備できず、レンタカーを利用してのタクシー個人事業が一般的になっています。そんな中で、当社は事業分野毎に独自の信用スコアリングシステム作成し、与信審査を行っています。信用スコアの高い顧客に対し中古車を動産担保とし、車両購入のためのマイクロファイナンスを提供しています。

また、Safaricom社のAPIを活用しモバイルマネー経由の返済の自動記帳システムを開発しました。
人的ミスや内部不正を防止する事に成功し、地域最安金利でのファイナンス提供が可能となっています。

また複数の日本の中古車輸出業者との提携も深め、今まで現地の銀行やファイナンス業者が成し得なかった輸入前の車両に対するファイナンス契約を可能にするプロジェクトを今年度より開始します。このような事業提携により、マイクロファイナンスが乱立する地域で他社が模倣不可能な競合優位性が保たれます。

HAKKI AFRICAが目指すのは「誠実な努力が報われる社会」。

テックを活用した信用スコアリングで、不正が絶えないアフリカでも誠実に努力を積み重ねる人の信用を可視化し、機会の最大化を実現します。
 

ケニア子会社(HAKKI AFRICA LIMITED)のチーム写真ケニア子会社(HAKKI AFRICA LIMITED)のチーム写真

■当社について
株式会社HAKKI AFRICA
住所:東京都中央区日本橋蛎殻町1-1-9
設立:2019年3月
創業者:小林嶺司/時田浩司
事業内容:信用スコアリング技術の構築・マイクロファイナンス等小規模金融機関への与信システム提供
子会社を通じた、中古車担保のマイクロファイナンス事業
https://hakki-africa.com/

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