東京センチュリー株式会社のプレスリリース
株式会社ふくおかフィナンシャルグループ（取締役会長兼社長 柴戸 隆成、以下「FFG」）と東京センチュリー株式会社（代表取締役社長 野上 誠、以下「東京センチュリー」）は、本日、東京センチュリーによるFFG傘下の十八総合リース株式会社（代表取締役社長 市村 高成、以下「十八総合リース」）の株式の一部取得、及び十八総合リースと東京センチュリーとの業務提携（以下「本提携」）に関する契約を締結いたしましたので、お知らせいたします。
また、本提携を機に、十八総合リースは、FFGの戦略子会社として更なるリース事業拡大に向けて、2022年4月1日付で商号をFFGリース株式会社（以下、「FFGリース」）へ、本社所在地を長崎県から福岡県へ変更することとなりましたので、あわせてお知らせいたします。
- 本提携の背景・目的
十八総合リースは、これまで長崎県を中心とする株式会社十八親和銀行のお取引先にリース・割賦等を提供してまいりました。2019年に同社がFFG傘下のリース会社になったことを機に、リース事業における新たな展開を目指して、2021年9月にはFFGと連携実績を有する東京センチュリーとの間でリース事業に関する資本業務提携に向けた基本合意を行い、具体的な提携内容の協議の結果、本日合意に至りました。
本提携に基づく協業により、FFGと東京センチュリーは、株式会社福岡銀行や株式会社熊本銀行のお取引先に対しても、リースを含めた多様な資金調達手段を提供していきます。FFGの強固な顧客基盤と東京センチュリーが有するリースなどの多様な金融・サービスノウハウを融合することにより、本提携によるシナジーを発揮し、お客さまの多様なニーズへの対応ならびに持続的な地域社会の発展に貢献してまいります。
- 本提携の概要
| (1) | FFGにおけるリース事業拡大（営業エリア拡大やサービスメニューの拡充）に向けた、東京センチュリーによる営業面を中心としたサポートやノウハウの提供 |
| (2) | 東京センチュリーの連結子会社である、日本カーソリューションズ株式会社によるオートリース関連業務のサポート |
| (3) | 両グループ間での人材交流やその他関連業務の協業 |
| (4) | 東京センチュリーによる十八総合リース（FFGリース）株式の25％取得 （持分法適用関連会社化） |
- 十八総合リースの新商号及び新本社所在地
(1) 新商号：FFGリース株式会社（英字表記 FFG Lease Co., Ltd.）
(2) 新本社所在地：福岡県福岡市博多区博多駅東3丁目11番1号
（十八親和銀行東福岡支店2階）
- スケジュール
2022年4月1日 FFGリースへの商号変更、及び福岡県への本社所在地変更（予定）
2022年4月4日 本提携の開始（予定）
※FFGリースの営業エリアにつきましては、福岡市内（天神・博多地区）からスタートし、順次拡大してまいります。
- 業績への影響
本件による、FFGならびに東京センチュリーの2022年3月期の連結業績への影響は軽微であります。
- 会社の概要
【本提携の当事者】
＜ふくおかフィナンシャルグループについて＞
福岡県、熊本県、長崎県を中心とした九州全域にネットワークを有する広域展開型地域金融グループです。
商品・サービスやシステムをグループ全体で共通化し効率的な経営を実現しながら、地元に密着した各銀行（福岡銀行・熊本銀行・十八親和銀行）がそれぞれのブランドで営業を展開し、お客さまとの信頼関係を構築していく「シングルプラットフォーム・マルチブランド」の経営スタイルにより、高度かつ多様な金融サービスの提供を基本に地域経済の発展に資する様々な活動を展開しております。
＜東京センチュリーについて＞
リースを祖業とし、国内外のパートナー企業との共創による「金融×サービス×事業」を融合したビジネスモデルを展開する業界トップクラスの金融・サービス企業です。
広範な顧客基盤を有する「国内リース事業分野」、法人・個人向けオートリース、レンタカーを擁する「国内オート事業分野」、航空機や不動産を中心に成長を牽引する「スペシャルティ事業分野」、世界30以上の国と地域に拠点網を有する「国際事業分野」の4つの分野で事業を展開。幅広い事業領域で社会課題の解決に貢献する独自の金融・サービスを提供しております。
