三井住友カード株式会社のプレスリリース
南海電気鉄道株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:遠北 光彦)、南海フェリー株式会社(本社:和歌山県和歌山市、代表取締役社長:小林 敏二)、三井住友カード株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:大西 幸彦)、QUADRAC株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:高田 昌幸)、ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:スティーブン・カーピン)は、2022年3月25日(金)から12月11日(日)まで、和歌山港と徳島港においてVisaのタッチ決済による実証実験を実施します。
フェリー乗船口に専用読取端末機を設置し、乗船時に航路運賃をお支払いただけるようになります。航路においてVisaのタッチ決済が利用可能となるのは、本実証実験が日本初となります。なお、本事業は徳島県の「公共交通スマート利用応援事業補助金」に採択されています。
上記に加えて、南海電鉄・和歌山港駅にVisaのタッチ決済の専用改札機を新設することで、お客さまがシームレスに南海電車と南海フェリーを乗り継いでいただける環境を整備するとともに、本乗継をご利用いただいた場合には、駅窓口・券売機で事前に乗船券やきっぷを購入することなく、おトクなきっぷ「好きっぷ」と同様の割引を、ご利用時に適用(名称:スマート好きっぷ)します。非接触でスピーディーに、かつ、キャッシュレスでご利用できるお得な「スマート好きっぷ」を、是非ご活用ください。
詳細は、以下のとおりです。
- 南海フェリーにおけるVisaのタッチ決済の実証実験について
(1)目的
①公共交通機関利用時における支払い方法の選択肢を広げるVisaのタッチ決済の有用性等の検証
②海外で普及しているVisaのタッチ決済を、一般旅客定期航路で導入することによる、環境整備面(※特にアフターコロナを見据えた際)の課題抽出など
(2)期間
2022年3月25日(金)~12月11日(日)
※終了時期は変更となる場合があります。
(3)対象航路
和歌山港~徳島港
(4)設置場所
フェリーの乗船口に専用読取端末機を設置します。
(5)ご利用方法
Visaのタッチ決済機能のあるカード(クレジット、デビット、プリペイド)やスマホ等を、乗船時に専用 読取端末機へタッチすることにより、当該航路の乗船運賃を精算します。
※収受する運賃の設定は大人運賃のみです。
※お車なし(徒歩)でご乗船の場合にのみ、タッチ決済がご利用いただけます。
(乗用車やバイク等の航送時の決済にはご利用いただけません)
(6)利用履歴の確認方法
Visaのタッチ決済のご利用履歴は、QUADRAC社が提供する以下URLよりサイトにアクセスいただき、
会員登録手続き後に、ご覧いただけます(参考Q-move: https://q-move.info/)。
(7)その他 : 各社の役割
南海電気鉄道株式会社:実証実験トータルサービスの企画、設計
南海フェリー株式会社:南海フェリーにおけるサービスの企画、設計
三井住友カード株式会社:Visaのタッチ決済導入支援、steraプラットフォーム提供
QUADRAC株式会社:交通事業者向け決済及び認証に関する、SaaS型プラットフォーム(Q-move)の提供
ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社:Visaのタッチ決済に関するソリューション提供・認知プロモーション
- 南海電鉄・和歌山港駅からの南海フェリーへの乗り継ぎについて
(1)和歌山港駅にVisaのタッチ決済の専用改札機を新設
上記の、南海フェリーの実証実験開始に伴って、和歌山港駅に専用改札機を新設します。
※また、中百舌鳥駅にも専用改札機を新設し、いずれの駅も2022年3月25日(金)からご利用いただくことができます。
※Visaのタッチ決済が利用可能な駅は、新規導入の「和歌山港駅」「中百舌鳥駅」を含め計18駅です。 南海本線:「難波駅」「新今宮駅」「天下茶屋駅」「堺駅」「泉大津駅」「和歌山市駅」 空港線:「りんくうタウン駅」「関西空港駅」 和歌山港線:「和歌山港駅」 高野線:「堺東駅」「三国ヶ丘駅」「中百舌鳥駅」「金剛駅」「河内長野駅」「橋本駅」「九度山駅」「高野下駅」「高野山駅」 |
(2)「スマート好きっぷ」(乗り継ぎによる「好きっぷ」割引の適用)について
Visaのタッチ決済を用いて、南海電車と南海フェリーを乗り継ぎご利用いただいた場合には、駅窓口・券売機で事前に乗船券やきっぷを購入することなく、「好きっぷ」の割引運賃を適用いたします(名称:スマート好きっぷ)。非接触で同割引をご利用ください。
・割引後運賃:2,200円 ・適用区間:南海電鉄Visaのタッチ決済が利用可能な各駅 ⇔ 南海フェリー(和歌山港~徳島港) ※南海電鉄発・南海フェリー発のどちらでも適用 ・適用条件:全行程にてVisaのタッチ決済をご利用当日に限る。 ・ホームページ:スマート好きっぷ(http://www.nankai.co.jp/contents/visa-transportation/smartskp/) |
- 参考情報
Visaのタッチ決済について
Visaのタッチ決済は、日本を含む世界約200の国と地域で展開されている国際標準のセキュリティ認証技術を活用した決済方法です。対応の端末にタッチ決済対応のVisaカード(クレジット・デビット・プリペイド)または、スマートフォン等をタッチするだけで、サインも暗証番号の入力も不要(※)で、スピーディーかつ安心・安全にお支払いが完了します。ご利用頂ける店舗はコンビニエンスストア、ファストフードレストラン、スーパー、飲食店、ドラッグストア、書店、百貨店、商業施設など日常生活における利用シーンがますます拡大しています。2021年12月末現在で、国内のVisaのタッチ決済対応カードの発行枚数は、6,270万枚、ご利用可能な端末数も100万台を超えています。また、国内公共交通機関では、15道府県20プロジェクト(本件含む)が進行中で、日常生活における利用シーンがますます拡大しています。
(※)一定金額を超えるお支払いは、カードを挿し暗証番号を入力するか、サインが必要となります。
南海グループでは、SDGsへの取組みを強化しており、関連するニュースリリースに「SDGsの目標アイコン」を明示しています。今回ご案内の取組みは、8番、10番に繋がるものです。
【資料提供先】青灯クラブ、近畿電鉄記者クラブ、和歌山県政記者クラブ、和歌山県政放送記者クラブ、和歌山県地方記者クラブ徳島県政記者クラブ