エスジェイ・モバイルラボ、日本市場での資産形成・保障のためのモバイル・プラットフォーム事業にシードラウンドで285万米ドルを調達

エスジェイ・モバイルラボジャパン株式会社のプレスリリース

• シードラウンドは、セゾン・キャピタルがリードし、エイピス・インシュアテック・ファンド1とアンテミス・グループがサポート
• 元BNPパリバカーディフの久米保則がCOOに就任
• アドバイザーには、元ローソン銀行社長の山下雅史、元野村ホールディングスCFOの柏木茂介、元EY Financial Servicesのグローバルマネージングパートナー、ボブ・スタイン

エスジェイ・モバイルラボ(SJ Mobile Labs Pte Ltd.)は、日本の消費者が信頼できるモバイルでの金融体験にアクセスできるよう、サマンサ・ギオッティ、リアム・マカンス、アンドレ・アマラルによって設立されました。

同社の共同設立者であるサマンサ・ギオッティとリアム・マカンスは、日本および世界の投資家から285万米ドルのシードラウンドを調達しました。 この調達以降、同社はフィンテックの専門家と日本の金融業界のベテランからなるチームを構築し始めました。

 

このラウンドは、日本に3,000万人以上の個人顧客を有する金融サービス会社クレディセゾンのベンチャー部門であるクレディセゾン・キャピタルが主導しました。世界的に有名なフィンテック投資家のApisPartnersとAnthemisGroupが参加しました。

「私たちは、強力な日本の金融ブランド、世界的なフィンテック投資家、そして成功したフィンテック起業家に支えられていることを嬉しく思います。私たちは今、日本の世帯に信頼される存在になるための道を進んでいます。」サマンサ・ギオッティ– 、CEO兼共同創設者。

エスジェイ・モバイルラボは、以前はBNPパリバカーディフに在籍していた久米保則をチーフ・オペレーティング・オフィサーに、また渡邉康嗣(以前はロイズ銀行、ロイヤルバンクオブスコットランド、千代田生命)を法務・コンプライアンス・オフィサーに任命しました。さらに、同社は、山下雅史(以前はローソン銀行と新生銀行に在籍)と柏木茂介(現EQT顧問、以前はシュローダーと野村ホールディングスに在籍)を含む数人の顧問を任命しています。

「素晴らしい投資家のラインナップに加えて、銀行、資産運用、保険、テクノロジーに関する実践的な専門知識を備えた世界クラスのアドバイザー達を招き、また日本における人材力を高める重要な役職での任命を行いました。」とサマンサ・ギオッティは述べています。

「18兆米ドルを超える資産があってその多くが利回りゼロであり、保険料ベースで世界第2位の保険市場である日本の個人消費者セグメントは、金融テクノロジーの参入者にとって大きなチャンスです。私たちはポジティブな金融体験を提供して、シンプルな商品、即時のアクセス、そして徹底的に透明な真のアドバイスを求める顧客セグメントにアピールすることを計画しています」リアム・マカンス、共同創設者兼最高クリエイティブ責任者。

「エスジェイ・モバイルラボの創業チームは十分に経験を積んだ起業家であり、フィンテック及び金融業界の成長を引き起こしてきた実績を有しています。同社の中核メンバーは、日本においてどうやれば成長を生み出せるかをよく理解しており、アジアでも最大の保険市場の一つである日本の市場全体に意味あるインパクトをもたらすことができると思います」 とセゾン・キャピタルのパートナーであるクリス・シライスは述べています。

「日本の金融サービスの民主化を加速するために、エイピスの世界的なフィンテック能力を用いてエスジェイ・モバイルラボを支援できることを大変喜んでいます」 マッテオ・ステファネル、エイピス・パートナーズの共同創業者、マネージング・パートナー。

「この経験豊富な連続起業家達のチームが、日本の伝統的な個人資産運用の市場において、イノベーションによって新しいフロンティアをつくるであろうことを確信しています」 ウダヤン・ゴイヤル、エイピス・パートナーズの共同創業者、マネージング・パートナー。

「エスジェイ・モバイルラボを作った起業家と金融事業の経験者たちは、日本の資産運用市場にイノベーションをもたらそうとしており、アンテミス・グループはそれをサポートしています」 ショーン・パーク、アンテミス・グループの共同創業者、共同最高投資責任者。

より詳しい情報はこちらをご覧ください: https://www.sj-ml.com 

セゾン・キャピタルについて
セゾン・キャピタルは、3000万人以上の顧客を抱える日本の金融サービス会社であるクレディセゾンの投資部門です。 セゾン・キャピタルは、SaaS、マーケットプレイス、フィンテックを含むすべての業種にわたって、プレシードからシリーズBの企業にグローバルに投資しています。

エイピス・パートナーズについて
エイピス・パートナーズは、ESGIネイティブのグローバル・プライベートエクイティ及びベンチャーキャピタル資産のマネージャーであり、成長の触媒となるエクイティキャピタルを提供することによって、成長段階の金融サービスおよび金融インフラストラクチャビジネスをサポートします。 エイピスは、投資家からのコミット済み資本(引き出された資本と投資された資本を含む)の合計12億米ドルを運用またはアドバイスしています。 エイピスは、金融サービスおよび金融インフラストラクチャビジネスへの成長資本の提供が、成長市場において達成しうる開発上の影響を強く認識しており、そのため、金融包摂は彼らのアプローチおよび投資マンデートの中心的な信条です。

アンテミス・グループについて
アンテミス・グループは、回復力、透明性、アクセス、公平性に取り組むビジネスに投資し、成長させ、維持することにより、金融システムの変化を育んでいます。真のコラボレーション、好循環の結果、多様性と包摂性という3つの基本原則に基づいて設立され、市場とモデルに対する深い理解、新しいテクノロジーへの情熱、価値観が、彼らが行うすべてのことを刺激しています。スタートアップ、投資家、起業家、各種機関、学者、ビジョンを持った人々の多様なグループが協働するための肥沃な基盤を作ることで、彼らは金融システムの最も差し迫った課題をより速く、より良く、そしてすべての人の利益のために解決することができます。

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