Amber Group（アンバー・グループ）、金融庁登録の暗号資産事業会社ディーカレットを買収

株式会社ディーカレットホールディングスCEO/CFOおよびAmber Group日本経営陣

2022年2月1日、シンガポール – グローバルに拠点を展開する暗号資産金融サービス事業者であるアンバー・グループは、本日、子会社のWhaleFin Holdings Japan株式会社(以下:WhaleFin Japan)により、ディーカレットホールディングスの暗号資産取引所事業を担当している部門のディーカットInc. (以下:ディーカレット)を買収した。今回の買収は、金融庁登録済みの暗号資産交換業者（CAESP）ライセンスを取得するため、そして日本市場への参入のためでもある。

2018年から日本で事業運営されているCAESP登録会社30社の1つとして、ディーカレットは、暗号資産による決済サービス、取引所のサービスは業界内でよく知られている。また、ディーカレットは、三井住友銀行、NTT、三菱UFJ銀行、ゆうちょ銀行と提携しており、日本の交通システムにおける暗号資産利用のサービス導入を先駆け、お客様が暗号資産を、より身近な存在にするためのサービス提供をしている。

 今回の買収は、アンバー・グループとディーカレットのシナジーを生かし、アンバー・グループのWhaleFinブランドのユーザーファーストのデジタル資産投資ツールとディーカレットの暗号交換サービスとその幅広いインマーケットリーチを融合し、日本の暗号市場の潜在力を引き出すことを目的としている。また、2021年に7倍の成長を記録した日本の貸暗号資産サービスでは、アンバー・グループは50億ドル相当額の暗号資産をプラットフォーム上で管理することで、暗号資産の普及を促進している。

 「日本は暗号資産金融サービスの重要な市場のひとつとして、大きな戦略的価値が潜んでおり、我々は日本でのプレゼンスを拡大するために、WhaleFinとディーカットの強みを統合できることに誇りに思います。ディーカレットは、日本国内市場の主要な暗号取引所のひとつとして、専門知識を有する人材、業界に精通した株主が揃っています。ユーザーエクスペリエンスを重視するWhaleFinの理念「誰もが使いやすい、身近な暗号資産金融アプリ」によく調和していると思います。今回の買収は、暗号資産に対するユーザーの信頼性を高め、日本における暗号資産金融の新たな章を築くための基盤となります」とアンバー・グループのグローバルCEOのマイケル・ウーは述べる。

日本における暗号資産規制が進化する中、今回の買収はアンバー・グループに登録されたCAESPを運営する機会を提供するものである。ディーカットの登録状況により、アンバー・グループとその子会社であるWhaleFin Japanは、日本の金融市場規制に準拠した暗号資産サービスを提供することができる。

「私たちは、金融庁に暗号資産交換業者として登録された日本の子会社をグループに加えることができ、光栄に思っています。これは、私たちが活況な日本市場に参入するに当たり、アンバー・グループにとっても大きな転機となる瞬間です。暗号資産が世界的に信頼できる資産クラスであるという評価を確固たるものにするために、規制遵守は非常に重要です。私たちはグローバルな足跡を拡大し、国際的な金融エコシステム全体で暗号資産のイノベーションを推進する中で、最高の規制遵守基準を維持し、金融庁登録機関に求められる基準と信頼に応えることを約束します。」と、ウーは述べる。

メディア連絡先
Stella Wang
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アンバー・グループについて
アンバー・グループは、アジア、ヨーロッパ、アメリカ大陸にオフィスを構え、グローバルに事業を展開する暗号資産金融サービス事業者のリーディングカンパニーです。同社は、投資、融資、取引など、デジタル資産に関するあらゆるサービスを提供しています。アンバー・グループはParadigm、Dragonfly、Pantera、Polychain、Sequoia、Tiger Globalなどの著名な投資家から支援を受けています。

詳細情報は、http://www.ambergroup.io をご覧ください。