【オリックス】年頭所感要旨(グループCEO 井上 亮)

オリックス株式会社のプレスリリース

新型コロナウイルスの感染拡大から2年が経過しようとしている。諸外国と比較して、日本の感染状況は現時点では急速に改善されているが、先行きは不透明な状況でもあり、引き続き注意が必要である。

昨年は25年振りにオリックス・バファローズがリーグ優勝を果たした。惜しくも日本シリーズ優勝は逃したが、今シーズンにおいては、中嶋監督以下選手一同、頂点を目指して頑張ってくれるものと期待している。引き続き、皆様の熱い応援をお願いしたい。
 

  • ポートフォリオ経営で、危機に強い財務体質・営業基盤を証明

オリックスグループは多種・多様なポートフォリオをバランス良く構築しており、新型コロナウイルスの業績への影響は極めて限定的だった。リーマンショック以降の社員の絶え間ない努力により、危機に強い財務体質、営業基盤が構築出来ていることを証明出来た。

昨年12月には、今期2022年3月期の純利益目標2,500億円を3,100億円に上方修正した。グループ会社である「弥生」の売却が主な上積み要因である。

昨年11月に発表致した「サステナビリティレポート」に記載の「ESG関連の重要課題」と「7つの重要目標」を達成することが、新たな経営目標だ。当該目標達成は、役職員全体の責務となる。
 

  • 業務改革とDX化の推進

引き続き、事業部門における業務改革とDX化の推進を進めていく。セグメント毎の業務内容は千差万別であることから、CRM対応を含むフロントシステムは各セグメント主導で構築することを主眼とし、グループの横断的な基幹システムは、ポートフォリオのダッシュボード化を推進していく。

次世代システム構築プロジェクトをスタートさせ、仮想コンピューティング基盤導入を基本としたクラウド化により、保守・運営コストを大幅に削減することを目指す。今まで外部ベンダーに依存していた体質から、内製化出来る体制を構築する。

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