株式会社デジタルガレージのプレスリリース
株式会社デジタルガレージ(東証一部 4819、本社:東京都渋谷区、代表取締役 兼 社長執行役員グループCEO:林 郁、以下:DG)の子会社で、決済事業を手がける株式会社DGフィナンシャルテクノロジー(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長共同COO:篠 寛、以下:DGFT)は、クラウド型電子契約サービス「Great Sign(https://www.greatsign.com/)」を提供する株式会社TREASURY(東京都渋谷区、代表取締役:山下 誠路、以下:トレジャリー)が2021年12月15日より開始する「Great Sign Payment」に、DGFTのクレジットカード決済サービスを提供します。DGはグループ戦略「DGフィンテックシフト」のもと、DGFTを通じてリーガルテックサービスとの連携を強化し、日本のDX化を支援していきます。
■クラウド型電子契約サービス「Great Sign」
「Great Sign」は、オンラインで簡単に契約を締結できるクラウド型電子契約サービスです。これまで紙と印鑑で行っていた煩雑な契約および管理に付随する業務をオンライン上の管理画面を介して行うことができます。契約に伴うコスト、対応時間、契約書の保管スペースを削減でき、導入事業者の業務の効率化が可能です。「Great Sign」は、電子署名法、電子帳簿保存法、e文書法の関連法案に凖処しており、法務省が指定する商業登記に利用化可能な電子署名サービスにも認定されています。
■「Great Sign Payment」について
従来、電子契約に付随する請求手続きは、別途の請求書発行、入金管理を行う必要がありました。また、支払いが遅延した際の督促や売掛金を回収できないリスクなどが発生することもあります。「Great Sign Payment」は、契約の締結後に発生する請求手続きまでの業務をオンライン上でシームレスに完結できるため、「Great Sign」利用者の業務プロセスの効率化を実現します。「Great Sign」利用者は、「Great Sign Payment」で、契約書の送信時に支払額や請求タイミングなどの決済情報を追加するだけで、請求業務を完了できます。加えて、クレジットカード会社で売掛金の代金回収を行うため、未回収リスクも回避します。
また、契約受信者は「Great Sign Payment」で契約署名後、支払い情報を入力するだけで手続き完了が可能です。金融機関での振込などの対応が不要となるため、支払い利便性が向上します。
「Great Sign Payment」は、クレジットカード決済サービスのオプション機能として継続課金機能も実装しています。本機能により、サービスの月次利用料や月次顧問料など定期的に発生する請求にも対応でき、毎月の請求業務の効率化を実現します。
■「VeriTrans4G」クレジットカード決済サービス
「VeriTrans4G(https://www.veritrans.co.jp/payment/)」は、クレジットカード、コンビニ、銀行などの基本決済はもとより、電子マネー、キャリア決済、PayPayをはじめとする各種ID決済のほか、銀聯、Alipay、PayPal等の国際決済まで業界最多レベルの決済手段に対応した次世代型総合決済ソリューションです。
「VeriTrans4G」クレジットカード決済サービスは、カード情報の非保持化に完全対応した国内最高水準のセキュアなシステムを基盤に、継続課金やカード情報更新機能などの基本機能や不正利用を防止する多様なセキュリティオプションを標準提供しています。
■今後の展開
企業におけるリモートワークの普及や、電子契約・電子署名に関連する法整備に伴い、電子契約は急速に普及しています。DGFTとトレジャリーは今回の連携を皮切りに、「Great Sign」を利用する事業者の利便性向上、業務効率化を支援していきます。
DGは、これまで不動産電子契約システム「Musubell」など、リーガルテックに関連するサービスを展開してきています。今後も、DGFTを通じ、各種電子契約サービスとの連携を強化し、契約・請求業務のDX化を推進します。また、DGグループは、決済とデータを融合したグループ戦略「DGフィンテックシフト」を進めています。決済事業を展開するDGFTを核として、グループのみならず、さまざまな領域の戦略パートナーと次世代DXビジネスを共創していくことで、持続可能な社会の発展に貢献していきます。
【DGフィナンシャルテクノロジーについて】https://www.dgft.jp/
ECを始めとしたオンライン事業者や店舗などの対面事業者へ総合決済サービスを提供する決済プロバイダー。デジタルガレージグループの一員として、事業者におけるキャッシュレス化やDX推進を、決済や金融の領域から支援しています。2021年4月にベリトランス株式会社から現:株式会社DGフィナンシャルテクノロジー(DGFT)に社名を変更。加盟店やエンドユーザーである消費者へ、利便性の高い機能やサービスを提供していくと共に、安心・安全・快適な支払い体験の提供を通じて、世の中の役に立つインフラ事業として、持続可能な社会の発展に貢献し続けていきます。