Cloudflare、企業のサイバーリスク管理を支援するため、主要サイバー保険会社やインシデント対応サービスプロバイダーとの提携を発表

Cloudflareのプレスリリース

セキュリティ、パフォーマンス、信頼性を備えたより高度なインターネットの構築を支援するCloudflare(クラウドフレア)は、本日、企業のオンラインリスク管理を支援するために主要なサイバー保険会社との提携を発表しました。対象となるCloudflareの顧客は、ウェブサイト、アプリケーション、従業員、企業ネットワークの保護のいずれかにCloudflareを利用していることを条件に、At-Bay、Coalition、Cowbell Cyberなどの保険会社から割引や追加特典などを受けることができます。また、Cloudflareは、主要なインシデント対応サービスプロバイダーであるCrowdStrike、Mandiant、Secureworksと新たに提携を結び、攻撃を受けた企業の情報を迅速に伝達できるようになりました。

サイバー攻撃の規模と深刻度が増すにつれ、サイバー保険を契約する企業数は増加し、2016年は26%であったのに対し、2020年には47%に急増しました。その結果、一部の保険会社は、経費を賄うために保険料を引き上げざるをえませんでした。2021年の第2四半期だけでも、サイバー保険の料金は25%以上上昇しています。保険料の引き上げと保険会社が提示する要件の厳格化により、保険に加入できない、または料金を支払えない企業があるのが現状です。5年ほど前からは、新興の保険会社が台頭し、サイバーリスクに対する保険の見直しを行い、セキュリティの専門知識を保険商品に反映してきました。

Cloudflareの共同創設者兼最高経営責任者(CEO)であるマシュー・プリンス(Matthew Prince)は、「Cloudflareは日々、何百万の企業の保護に貢献しています。サイバー保険会社は、そのメリットを理解しています。自動車保険の安全運転割引のように、自社の保護にCloudflareを利用している企業は保険料の割引が受けられるようになります。Cloudflareは、主要なサイバー保険会社およびインシデント対応サービスプロバイダーと緊密に連携して、企業がオンライン上のリスクを総合的に管理できるようにしました」と述べています。

2021年の第3四半期、Cloudflareは、金融サービス業界の顧客を襲った世界最大級のDDoS攻撃を自動的に軽減しました。1日あたり平均760億件の攻撃を阻止・回避する能力は、急速に拡大する顧客数と一層複雑化するサイバーリスクへの対応を迫られる保険会社にとって、魅力的なものです。保険料の割引および特典の利用方法の詳細については、ご利用の保険ブローカーにお問い合わせください。

At-Bayの共同創設者兼最高経営責任者(CEO)のRotem Iram氏は、「どのセキュリティサービスを選択するかが企業の財務リスクにどのような影響を及ぼすかを如実に示すのが、保険契約です。当社は、Cloudflareの包括的なDDoS攻撃対策などの強力な保護を実装している企業に有利な保険料設定をすることで、お客様がリスク軽減の最善策を理解するためのお手伝いをします。Cloudflareのような革新的なセキュリティーソリューションを導入するインセンティブをお客様に提供し、At-Bayでも積極的にリスクを監視することによって、At-Bayのポートフォリオ全体でランサムウェアの脅威は市場平均の7分の1に減少しました」と述べています。

Coalitionの共同創設者兼最高経営責任者(CEO)のJoshua Motta氏は、「より安全なインターネットを実現するためにCloudflareが行ってきたことは、想像を超えています。Cloudflareのテクノロジーと保険を組み合わせることで、まったく新しい方法で企業を保護することができるようになります。Cloudflareの顧客に対して、Coalitionのアクティブ・セキュリティ・モニタリング・プラットフォームや、より充実したサイバー保険を提供し、常時接続型の保険によって企業が真のサイバーレジリエンスを構築できることを嬉しく思います」と述べています。

Corvus Insuranceの戦略提携責任者のNate Walsh氏は、「Cloudflareと協力して、お客様のサイバーセキュリティのニーズに応え、サイバーリスクの軽減に貢献できることを嬉しく思います。Cloudflareのようなサイバーセキュリティサービスプロバイダーとの協働で、保険業界が必要としている、データに基づいた保険アプローチが可能になることは間違いありません」と述べています。

Cowbell Cyberの創設者兼最高経営責任者(CEO)のJack Kudale氏は、「サイバー攻撃の複雑性と頻度は引き続き増加の一途をたどるでしょう。そして、中小企業がこうした攻撃の標的になることも増えていきます。こうした企業が、Cloudflareのようなパートナーを通して最高のセキュリティ基準を取り入れ、主体的に対策を講じて脆弱性に対処するように奨励し、結果としてサイバー保険料節約のメリットをお届けしたいと思います」と述べています。

サイバー攻撃への対応は、一分一秒を争います。インシデント対応サービスのプロバイダーは、攻撃を受けたネットワークのオンライン復帰やトラフィック復元に尽力します。そのプロセスを簡単かつ高速にするため、CloudflareはCrowdStrike、Mandiant、Secureworksと提携し、攻撃を受けた対象・組織に関する情報の迅速な伝達を可能にします。

CrowdStrike Servicesのシニア・バイスプレジデント (SVP)のThomas Etheridge氏は、「企業が脅威を特定、調査、削除し、修復を行うスピードはその企業の業績を大きく左右します。Cloudflareとの提携により、企業が攻撃を受けた際に迅速に対応し、被害を食い止め、できるだけ速く通常のビジネスに戻れるように支援します」と述べています。

Mandiantのエグゼクティブ・バイスプレジデント(EVP)兼最高技術責任者(CTO)のMarshall Heilman氏は、「サイバー攻撃の脅威は急速に進化しており、企業が対応策を整備しておく必要性が大きくなっています。MandiantとCloudflareは、共通の顧客が情報漏えいによる事業へのリスクを軽減できるよう、協力して支援を行います。ランサムウェアやDDoS攻撃による脅威の高まりに企業が対処していけるように支援するこのような技術面での提携は大いに重要で、今後も拡大していくことを期待しています」と述べています。

Strategic AlliancesのバイスプレジデントのChris Bell氏は、「Secureworksのプロアクティブなインシデント対応と敵対的テストの専門知識、それにCloudflareのインテリジェントなグローバルプラットフォームを組み合わせることで、共通の顧客は、高度なサイバー攻撃の脅威に対してより効果的な軽減策を選べるようになります。こうした提携は、高度なサイバー脅威に対する迅速な自動対応へのアプローチとして、大いに必要とされています」と述べています。

詳細については、以下のリソースをご覧ください。

CIO Week Landing Page
https://www.cloudflare.com/cio-week/

Cyber Risk Partnerships Landing Page
https://www.cloudflare.com/partners/cyber-risk/

Cyber Risk Partnership Blog
https://blog.cloudflare.com/cyber-risk-partnerships/
 

Cloudflare(クラウドフレア)について
Cloudflare, Inc.(https://www.cloudflare.com/ja-jp/ /@cloudflare)の使命は、より良いインターネットの構築をサポートすることです。Cloudflareのプラットフォームは、ハードウェアやソフトウェアの追加、コードの変更を行うことなく、あらゆるインターネットアプリケーションを保護、高速化します。Cloudflareにより、インターネットプロパティのすべてのトラフィックがインテリジェントなグローバルネットワークを経由してルーティングされ、リクエストを受け取るたびにスマートになります。その結果、パフォーマンスが大幅に向上し、スパムその他の攻撃が減少します。Cloudflareは「アントレプレナー」誌のTop Company Cultures 2018、「Fast Company」誌の2019年版World’s Most Innovative Companiesに選出されました。カリフォルニア州サンフランシスコに本社を置き、テキサス州オースティン、イリノイ州シャンペーン、ニューヨーク州ニューヨーク、カリフォルニア州サンノゼ、ワシントン州シアトル、ワシントンDC、トロント、リスボン、ロンドン、ミュンヘン、パリ、北京、シンガポール、シドニー、東京にオフィスを構えています。

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本プレスリリースには、将来予想に関する記述(1933年米国証券法第27A条または1934年米国証券取引所法21E条(いずれもその後の改正を含む)に該当)があり、重大なリスクおよび不確定要因を含んでいます。将来予想に関する記述は、「場合があります」、「つもりです、するでしょう」、「はずです」、「見込まれます」、「可能性を探ります」、「する計画です」、「予想します」、「かもしれません」、「意図しています」、「目標とします」、「見積ります」、「検討します」、「考えます」、「推測します」、「予測します」、「潜在的」、「引き続き」、またはそれらの否定表現、あるいはCloudflareの予想、戦略、計画、または意図に関わるその他同様の用語および表現によって識別することができます。しかし、すべての将来予想に関する記述にこうした語句が含まれているわけではありません。本プレスリリースで明示または黙示された将来予想に関する記述には、以下に関する記述を含みますが、これらに限定はされません。Cloudflare製品をご利用のお客様に対して保険会社が提供する潜在的割引およびその他の特典、Cloudflareのお客様がサイバー保険に加入する潜在的メリット、Cloudflareのお客様に提供される保険料と要件、Cloudflareのお客様が攻撃された際にインシデント対応サービスプロバイダーからCloudflareのお客様に提供される潜在的メリット、お客様がCloudflareのプラットフォームにオンボードされる際に期待されるCloudflare製品の機能とパフォーマンス、Cloudflareの技術開発、将来の事業活動、成長、イニシアチブ、戦略、CloudflareのCEOなどのコメント。当社が2021年11月5日に米国証券取引委員会(SEC)に提出したフォーム10-Qに関する年次報告書や当社がSECに随時提出するその他の文書で詳説するリスク(ただしこれらに限定はされない)をはじめ、まな要因によって、上記の将来予想に関する記述で明示または黙示した結果と実際の結果との間に重大な相違が生じる可能性があります。

本プレスリリースに含まれる将来予想に関する記述は、あくまで記述当日現在の事象についてのみ言及しています。当社は、法律によって義務付けられている場合を除き、本プレスリリースの日付以降の事象や状況を反映するために、あるいは新しい情報や予期しない事象の発生を反映するために、将来予想に関する記述を更新する義務を負いません。Cloudflareが将来予想に関する記述で開示した計画、意図、予想は実際に実行・達成されない場合があるため、Cloudflareの将来予想に関する記述に過剰に依存すべきではありません。

© 2021 Cloudflare, Inc. All rights reserved.Cloudflare、Cloudflareのロゴ、およびCloudflare Logsは、米国およびその他の法域におけるCloudflare, Inc. の商標および/または登録商標です。本書に記載されているその他の商標および名称は、各社の商標である可能性があります。

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