公益財団法人パブリックリソース財団のプレスリリース
公益財団法人パブリックリソース財団(所在地:東京都中央区、代表理事長:久住 剛)は、ゴールドマン・サックスの寄付をもとに設立された「ゴールドマン・サックス 地域協働型子ども包括支援基金」において、初となる助成先9団体を決定し、初年度は総額33,398,000円の助成金を交付しました。
情報先サイト(助成プログラムサイト): https://www.public.or.jp/project/f0128b
「ゴールドマン・サックス地域協働型子ども包括支援基金(以下、本基金)」は、全国の子ども達を支える実践者の応援を行っていきたいという想いから、ゴールドマン・サックスの寄付をもとに設立されたものです。今回、助成決定したプログラムでは、パブリックリソース財団と、地域で“子どもと出会い・繫がり・支える”子ども包括支援に取り組んできたNPO法人Learning for All(https://learningforall.or.jp/)が協働し、全国で子ども支援を行う団体へ、資金面だけでなく研修や伴走支援などの非資金的でもサポートをするものです。
初年度となる2021年度は9団体へ総額約3,300万円の助成が決定しました。
※地域協働型子ども包括支援:6歳から18歳までの子どもたちが地域の中で切れ目なく必要な支援を受けるの出来る支援モデル
- 「ゴールドマン・サックス 地域協働型子ども包括支援基金」採択結果
地域で活動する団体を助成する本基金では、助成額や助成期間の異なるふたつの助成プログラムを用意。今年5月9日から約1ヵ月の間に全国の同じ志を持つ団体へ募集をかけ、全国の86団体から応募いただきました。
こども支援実績や、活動状況、そして団体として掲げる将来像などをもとに選考を行い、「プログラムA:地域協働型子ども包括支援構築・組織基盤強化助成」は5団体へ総額約2,500万円、「プログラムB:子ども支援活動強化助成」は4団体へ総額800万円の支援をこのたび決定しました。
※各プログラムの詳細は後述の「地域協働型子ども包括支援基金」の公式HPをご覧ください。
A:地域協働型子ども包括支援構築・組織基盤強化助成
「地域協働型子ども包括支援構築・組織基盤強化助成」で助成先に決定した5団体は下記の通りです。(五十音順)
・NPO法人 あっとすくーる<大阪府箕面市>
・NPO法人 いるか<福岡県福岡市>
・NPO法人 STORIA(ストーリア)<宮城県仙台市>
・NPO法人 ダイバーシティ工房<千葉県市川市>
・NPO法人 ビーンズふくしま<福島県福島市>
B:子ども支援活動強化助成
「子ども支援活動強化助成」で助成先に決定した4団体は下記の通りです。(五十音順)
・NPO法人 アスイク<宮城県仙台市>
・一般社団法人 SGSG(エスジーエスジー)<岡山県岡山市>
・NPO法人ケアット<兵庫県 神戸市>
・NPO法人 抱僕(ほうぼく)<福岡県北九州市>
- 参考情報
公益財団法人パブリックリソース財団 (https://www.public.or.jp/)
2000年に非営利のシンクタンク、NPO法人パブリックリソースセンターとして発足し、NPO など非営利事業体のマネジメント強化、SRI(社会的責任投資)にかかる企業の社会性評価やCSRの推進支援、そしてオンライン寄付をはじめとする寄付推進事業などを展開。2013年1月、これらの成果と蓄積を踏まえ、「誰かの力になりたい」という人びとの志を寄付で実現するために、個人や企業の資金力を社会的事業への投資につなぐ寄付推進の専門組織「公益財団法人パブリックリソース財団」として新たにスタート。「意志ある寄付で社会を変える」ことをミッションに、テーマ基金、オリジナル基金、遺贈など様々な寄付の方法を提供し、人生を豊かにする寄付、未来を切り拓く寄付の仕組みづくりに取り組む。2020年度からは新型コロナ感染症に対応するため、様々な分野や人を支援する基金を複数創設し、支援を続けている。