株式会社CAMPFIRE Startupsのプレスリリース
株式会社CAMPFIRE Startups(CAMPFIREグループ 本社:東京都渋谷区 / 代表取締役:出縄 良人 / 以下、当社 )の運営する、株式投資型クラウドファンディング「CAMPFIRE Angels(キャンプファイヤー エンジェルス)」の第12号案件として、現役臨床医師が確立した次世代創薬技術「多機能性PIポリアミド創薬技術」を応用して、「腎不全」の進行を抑制する医薬品の実用化を目指す大学発バイオベンチャー「プロメドサイエンス株式会社」の情報を公開いたしました。
- 第12号案件は、次世代創薬技術で難治性疾患の治療に挑む、大学発バイオベンチャー「プロメドサイエンス株式会社」
「CAMPFIRE Angels」は、非上場会社がサイト上で自社株の株主募集を行うことで、多くの個人投資家(エンジェル投資家)から少額ずつ資金調達ができる、株式投資型のクラウドファンディングサービスです。その第12号案件として「プロメドサイエンス株式会社」をサポートいたします。
本日【9月21日(火)20:00】よりプロジェクトの情報を開示し、来週【9月28日(火)20:00】より株主募集を開始いたします。また、募集開始の前日【9月27日(月)19:00-20:00】には、創業者が語る無料オンラインセミナーの配信を予定しています。代表から直接、事業内容や今後の展開についてお話をいただく機会となりますので、ぜひご参加ください。
▼募集に関する詳細はこちら https://angels.camp-fire.jp/projects/14 ▼オンラインセミナーお申し込みはこちら |
▼ウェビナー概要
日 時:2021年9月27日(月)19:00-20:00
会 場:Zoomウェビナー(お申し込み後にURLを確認頂けます)
参加費:無料
▼登壇:取締役CTO(Founder) 福田昇
仕事の主は腎臓高血圧内分泌疾患の診療であり、外来予約は1,000名を超える。その臨床の中でも日本大学医学部において、京都大学と共同で、難治性疾患へPIポリアミドの創薬開発研究を行ってきた。今回、「多機能性PIポリアミド」の技術開発をきっかけにプロメドサイエンス社を立ち上げた。自分たちの創薬開発研究が実地医薬となる事が最終目標である。
▼登壇:取締役副社長兼COO 芹江和夫
約40年間にわたり国内外の製薬・医療機器企業において新規の医薬品や医療機器の開発実務及び要職に携わり、後に米国での医療機器ベンチャーや国内の外資系製薬会社のCEOを歴任する傍ら、大学発ベンチャーの育成にも携わる。直近はこれまでの経験や知識を背景に、海外のバイオベンチャー企業を対象として、日本国内の規制に沿った、難病の患者様に向けた治療薬の開発を支援するコンサルタントを行う。
- プロメドサイエンス株式会社について
本来、体内では生命維持に必要な成分が作られています。病気は、これらのうちの一つが何らかの理由で十分に、あるいは全く産生されないことが原因で起こるもの(※1)や、反対に産生され過ぎるもの(※2)、これらが複合して起こるもの(※3)があります。
(※1) 1型糖尿病のインスリンや様々な遺伝性疾患など
(※2)先端巨大症の成長ホルモンや甲状腺機能亢進症の甲状腺ホルモンなど
(※3)ある種の免疫疾患や癌など
他にも、病気そのものの病因となる異常な成分・物質が体内で産生されたり、外部から体内に侵入して起こる病気、更には複数の病因が重なって起こる病気があり、こうした病因となる成分や物質が体内で悪さをしないようにしたり、或いは体内で産生されないようにする薬もあります。
病気の原因が一つであれば、原因物質が解明される毎に新しい薬をこれまでと同様に生み出して行けば問題ありません。しかし中には複雑な病因が絡みあっている病気があり、これまでの技術では治療薬が生み出せません。
最近の例では、新型コロナウイルスに対しての抗体カクテル療法が知られています。これは2種類の薬を混ぜて、同時に使用し、治療効果を上げる方法です。 そのほか抗がん剤の領域でも、一つの薬で2つの病因物質を攻撃しようとるする薬の開発も検討されていますが、未だ成功には至っておりません。
こうした複数の病因が複雑に絡み合った治療の難しい病気に対して、安全で有効な治療薬創生の新しい切り札が強く求められています。
医療の進歩に伴い、かつて治療が難しかった病気も治癒、または生活に支障が出ない程度に抑えられるようになりました。しかしながら、未だ最新の医療を以ってしても治療が著しく難しい病的な状態があります。その一つが「線維化」現象。「線維化」は身体中のほとんどの組織(腎臓、心臓、肺、肝臓その他各種臓器、血管内日、筋肉など)で認められ、進行すると各組織の機能が失われ、死に至ることもあります。これまでも多くの薬が「線維化」を抑える目的で開発されてきましたが、成功したものはありません。
権威ある全米腎臓財団(National Kidney Foundation)の調査によると、慢性腎臓病の患者数は全世界の人口の10%に相当するとされています。専門医を中心に多くの医師が真摯に治療にあたっていますが、従来の治療法では期待できる効果が短いうえに副作用が強く、治癒に至るケースが少ないのが現状です。多くは「線維化」が起こり肝臓の機能を大きく低下させ腎不全に至り、最終的に生命維持のため人工透析を受け続けるか、腎臓移植が必要になります。
臓器の「線維化」に類似する、外科手術後の手術跡や火傷跡(瘢痕・ケロイド)。こちらも、できないようにする有効な医薬品は未だありません。大手術を受けた患者数は全世界で1年に約2億3400万人で、外科手術を受けた患者の約65%が手術跡(瘢痕・ケロイド)の治療に不満を抱いているとされています※1。
※1ハーバード大学公衆衛生大学院(Harvard School of Public Health)のThomas G Weiserによる報告
プロメドサイエンス社の創業メンバーである、福田昇(日本大学医学部細胞再生移植医学分野教授)と上野高浩(医療法人社団三健会 渡辺整形外科内科医院内科部長)は、「難病を抱える患者さんのために、より効果的な治療を提供しなければならない」との使命感から、日夜精力的に研究。その過程でピロール・イミダゾールポリアミド(抗生物質より見いだされた低分子有機化合物/以下、PIポリアミド)技術研究の第一人者である杉山弘(京都大学大学院理学研究科化学専攻生物化学研究室教授)と出会いました。
「PIポリアミド」による創薬は遺伝子の特定の部位に作用して、病気の原因となる物質の設計図を作らせない(設計図を作るスイッチを入れさせない)薬を作り出す技術です。
福田と杉山は、同じ目標を持つ仲間として大学を超えた共同研究を推進し、この「PIポリアミド創薬技術」の第二世代と言える「多機能性PIポリアミド創薬技術」を確立しました。これは、今までは対応困難だった分子をターゲット化、調節できる創薬技術で、新たな医薬品の創製が可能になります。
プロメドサイエンス社では「PIポリアミド創薬技術」及び「多機能性PIポリアミド創薬技術」を使い、困っている患者さんが世界中に多数おられる「線維化」を伴う病気の治療薬開発に取り組みます。
「線維化」はタンパク質TGF-βが、上皮間葉転換という現象の引き金を引くことから始まると知られています。また、タンパク質HGFが上皮間葉転換を起こした細胞に働きかけ「線維化」を抑制するのも知られています。
全世界で年2億3,400万人の患者さんが手術を受けていると推定され、全ての患者さんに使われれば莫大なマーケットになります。帝王切開術だけで見ても全世界で年3,000万回で、仮にそのうちの10%の妊婦さんに使われ、価格を1万円程度と仮定すると300億円の市場になります。先進国では出産数が減少していますが、途上国では大きく増加中。途上国がさらなる発展を果たし余裕が出てくれば、マーケットも急速に成長していきます。
また、人工透析のマーケットは、2019年に年900億ドル(約10兆円)で今後年7.7%伸びると推定されています。これは機器類などを含む数字ですので、腎不全治療薬の売り上げだけを予測をすることはできません。しかし患者数の伸び率も6%程度となっており、今後大きく成長するマーケットだと考えられます。他にも原因不明とされる特発性(とくはつせい)肺線維症の医薬品の市場規模は2027年に88憶ドル(約10兆円)で、年7.3%伸びると推定され、今後大きく伸びていくと期待されています。
瘢痕治療薬と腎不全治療薬は、「多機能性PIポリアミド共同創薬事業」と「化合物ライセンスアウト事業」2つの事業を通して開発を進めます。
「多機能性PIポリアミド共同創薬事業」は、大学での研究で獲得したノウハウやデータを使用するため、事前に当社がコストを負担するリスクがありません。また、顧客製薬会社が現れない限り動くことはなく、化合物を納品した後は(原則、化合物を創製するコスト以上の報酬を申し受けます。)製薬会社が全リスクを取って開発を進め、成功した場合には相応の対価が当社に払われます。そのため、ノーリスク・ミドルリターンの事業と言えます。
一方「化合物ライセンスアウト事業」は自社でコストを負担して開発を進めるため、当社にとっては大きなリスクを負うことになります。その代わり、製薬会社にライセンスアウトできた場合は多額の対価を受け取れる、ハイリスク・ハイリターンの事業です。
「多機能性PIポリアミド共同創薬事業」の技術で創製された化合物の実績がないと製薬会社は動いてくれません。そこで、もう一方の「化合物ライセンスアウト事業」での自社開発で実績を築き、「多機能性PIポリアミド共同創薬事業」の顧客製薬会社にアピールしていきます。
そして、2027年までに東京証券取引所公表の「先行投資型バイオベンチャーの上場についての考え方と審査ポイント」内の「事業計画の合理性」に挙げられている
①典型的な医薬品開発プロセスで『臨床試験フェーズⅡaにおける薬理効果』が確認されている
②基盤技術を基にしたビジネスで、前臨床のパイプラインを含め、製薬会社との多数のアライアンスを通じ、基盤技術の有用性が確認されている
③対象患者数が多い医薬品を開発している場合に、主要なパイプラインについて、アライアンスが締結され、事業化を担保している
などの基準を満たし、適切な管理体制を整え、いち早く東証グロース市場へ上場したいと考えています。
皮膚瘢痕治療薬は、契約一時金やマイルストンペイメントで発売までに開発のイベント(開発のステージが上がる)毎に1億5千万〜15億円ほど、発売3年後には20億円ほどのランニングロイヤリティを見込んでいます。腎不全治療薬に関しては、同様に7千万〜30億円のほど契約一時金やマイルストンペイメント、発売3年後には125億円の収益を予測しております。
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- 株式会社CAMPFIRE Startupsについて
名称:株式会社CAMPFIRE Startups
第一種少額電子募集取扱業者 関東財務局長(金商)第3000号
加入協会:日本証券業協会
契約紛争解決機関:証券・金融商品あっせん相談センター
投資者保護基金:未加入
代表取締役:出縄 良人
所在地:東京都渋谷区渋谷2丁目22-3 渋谷東口ビル 5F
資本金:1億円
事業内容:第一種少額電子募集取扱業、適格機関投資家等特例業務、コンサルティング事業、教育研修事業
URL:https://campfire-startups.co.jp/
※当プレスリリースは、株式投資型クラウドファンディング「CAMPFIRE Angels」の募集案件に関連する情報を一般に公表するための文書であり、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。なお、実際の投資に際しては投資に係るリスクをよくご確認の上のご判断をお願い致します。
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