機関投資家向けに規制下にあるビットコインマイニングファンドをローンチ

ファイナル・フロンティアが開発したこの商品は、投資家にビットコインマイニングを投資に組入れるための規制下にある投資手段を提供します。同商品はビットフューリーの世界レベルのハードウェア開発およびマイニング分野における専門性と、ファイナル・フロンティアの金融商品開発および組成の知見を活かして設計されました。

投資資産としてビットコインの潜在力を認識している投資家にとって、ビットコインマイニングは、ビットコインインフラへの投資を通じてこのアセットクラスの組入れを可能とする有効な方法です。

機関投資家には以前から、ビットコインマイニングへ投資する際、技術、業務、金融、実行リスク面での課題がありました。新しいファンドでは一流サービスプロバイダと協力し、欧州域内において完全な規制下にあるファンドというかたちでビットコインマイニングの組入れを提供することで、この課題に対応しています。同ファンドは、ビットフューリーの最先端のデータセンターを擁する世界でも使用する電気代や運営コストが非常に低いマイニングサイトから構成されるターンキー・アセットに投資しています。これらのサイトはビットフューリーがスカウトし運営しています。

ビットフューリーのヴァレリー・ヴァヴィロフCEOは次のように述べています。「ファイナル・フロンティアとビットフューリーの新たな提携は、世界中の投資家に大きな恩恵を与え始めています。ファイナル・フロンティアはこの革新的なファンドを通じて投資家にビットコインマイニングへの新しい投資機会を提供し、それによって金融機会の創出と機関投資家によるビットコインの導入を促進しています。」

ファイナル・フロンティアのイムラン・モーラ共同創業者は、このファンド立ち上げのタイミングは投資家にとって非常に有利な時であるとし、「ビットコインの価格が一時期の最高値より大幅に低下しているものの、機関投資家の関心は日々高まっているため、ビットコインマイニングへの投資を検討するには今が最適かもしれません」と述べています。

ビットフューリーのジョージ・キクヴァッズ取締役副会長は、「この新たなファンドによって、主流金融機関によるビットコインへの投資をより身近にし、投資家はこのアセットクラスに自信を持って、責任のある形で投資できるようになります」と話しています。

また、キクヴァッズは「ポートフォリオの強化を目指す投資家のみならず、デジタル通貨が金融サービス業界の一部となりつつあることを理解しているグローバル・コミュニティにとって、これは素晴らしいニュースです」と述べています。

ビットフューリーについて
世界有数の包括的なブロックチェーン技術サービスを提供するビットフューリー・グループ（Bitfury Group）は、極めて重要性の高いテクノロジーを駆使し、将来のためのソリューションを構築しています。当社の使命はハードウェアやセキュリティー、ソフトウェアなどのあらゆる段階でイノベーションを発揮し、透明性と信頼性を向上させることです。2011年に設立したビットフューリーは、ビットコインブロックチェーン向けのセキュリティー・インフラプロバイダーのトップ企業です。ビットコインブロックチェーンのほか、カスタム可能な半導体チップやモバイルデータセンターなど仮想通貨やブロックチェーンのセキュリティーを担保する革新的なハードウェアを設計・生産しています。さらには、プライベートブロックチェーンのフレームワークのExonumや高度なアナリティクスプラットフォームのクリスタル・ブロックチェーン、オープンソース・ライトニングネットワークのライトニングピーチを提供する専門的なエンジニアリングチームを通じて、世界最先端のアプリケーションソフトウェアを提供しています。より詳しい情報は https://bitfury.com/jp（日本語）よりご確認いただけます。

ファイナル・フロンティアについて
ファイナル・フロンティアは、スイスのクリプトバレーに拠点を置くブロックチェーンおよび仮想通貨専門の投資会社です。当社の使命は投資プロフェッショナルに対し、安心してブロックチェーンおよび仮想通貨アセットクラスの運用を可能にする、機関投資家向けの金融商品およびサービスを開発することです。当社の創設メンバーは、従来の金融市場の優良企業における資産運用、デリバティブ、M&Aアドバイザリー、金融テクノロジー等の分野で数十年の経験を有しています。当社はこれらの知見を活かし、テクノロジーが牽引する新たな業界において、最善の金融商品を革新していきます。より詳しい情報はwww.finalfrontier.ioをご確認ください。