異例の大型連休 50代以上の30.5%がゴールデンウィークを「よく思わない」「困る」と回答。連休中の医療機関の対応が理由か?全世代においても約3人に1人が医療機関に不安の声。

株式会社日本マーケティングリサーチ機構のプレスリリース

株式会社日本マーケティングリサーチ機構(本社:東京都、代表:大隅 豊仁)は、『ゴールデンウィークに関するインタビュー』を実施しました。今回の調査は、福岡県・愛知県を中心に10代から70代の男女176名に、街頭インタビュー形式で行いました。

今年のゴールデンウィークは、皇位継承に伴いカレンダー上は10連休となります。楽しみにする声が聞こえる一方、交通機関の混雑や病院の長期休業といった懸念も指摘されています。異例とも言える大型連休を生活者はどのように考えているのかアンケートとったところ、下記の結果になりました。

●そもそも10連休取得できるのは半数

今年のゴールデンウィークは何日間休めるか聞くと、「10日」が50.0%、「5~9日」は26.1%、「1~4日」は13.0%、「0日」は10.2%と、2人に1人が10日間の休暇を取得予定であることがわかりました。

次に、今年のゴールデンウィークについてどう思うか尋ねたところ、55.1%が「嬉しい」と答える一方で、「よく思わない」「困る」と答える人が17.6%、さらに、50代以上に絞ると30.5%と大型連休に対してなかなか前向きになれない姿が浮き彫りとなりました。

 

●ゴールデンウィーク中に心配なこと「医療機関」が30.1%で最大

ゴールデンウィーク中に心配な事は、「医療機関」30.1%が最も大きい数字となりました。
厚労省より「本年4月27日から5月6日までの10連休における医療提供体制の確保に関する対応について」という通知が出され、初期救急に対応している医療機関や、営業している薬局などについて都道府県のホームページや広報誌などで周知をすることを要請する等、国からの対策も講じられていますが、不安に感じている人が多いのが現状のようです。
 

●現金不足でATM停止の可能性も
次いで、20.4%が「金融機関」と答えました。みずほ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、りそな銀行、ゆうちょ銀行の大手銀行5行はいずれも窓口は原則として休業日になっています。
ATM・ネットバンキングの利用は可能ですが、現金が足りなくなりATMが停止する可能性も懸念されているため、対策を打つ必要がありそうです。

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10連休となると、観光・レジャーと心踊る人たちがいる反面、医療機関や金融機関などの不安材料も増えてしまい、純粋に大型連休を喜ぶことができない人たちも一定数存在した結果となりました。

今年のゴールデンウィークは皇位継承のタイミングが重なったため、結果的にこのような大型連休が実現しました。
ただ、皇位継承という日本国民にとっての重大イベントを日本国民全員が心からお祝いができる事前の体制づくりにおいては、アンケート結果を見る限りでは少し不十分だったのではないかと思ってしまいます。

●調査概要
調査テーマ:ゴールデンウィークに関するアンケート
調査エリア:福岡県、愛知県
調査対象 :10代から70代までの男女176人
調査期間 :2019年4月
調査方法 :街頭アンケート方式

●会社概要
【名称】      株式会社日本マーケティングリサーチ機構
【所在】      東京都港区港南2丁目15−1
【TEL】      03-6717-2895
【設立】      2018年1月
【代表取締役社長】 大隅 豊仁
【事業内容】    マーケティングリサーチ事業
【URL】     http://jmro.co.jp/index.php

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