全国に31本・投資先270社超の「地方創生ファンド」を運営するFVCが全国ネットワーキングイベント【第2回 地方創生マッチングイベント】を開催‼

フューチャーベンチャーキャピタル株式会社のプレスリリース

フューチャーベンチャーキャピタル株式会社(本社:京都市中京区、代表取締役社長:松本 直人、以下「FVC」)は、全国の地域金融機関をパートナーとする「地方創生ファンド」を全国各地で31本運営し、投資先企業は270社を超えています。この全国各地の投資先であるスタートアップと、全国の地域金融機関とをつなぐピッチイベント【第2回 地方創生マッチングイベント】を開催しました。登壇したスタートアップ6社は、参加の金融機関の皆様に向け、地方創生に貢献する各社の事業内容についてプレゼンテーションを行いました。

■【地方創生マッチングイベント】開催概要
・開催日時 7月16日(金)15:00~17:00(オンライン)
・登壇スタートアップ企業6社(登壇順)
     アザース株式会社(愛媛)
     株式会社Lecture(大分)
     株式会社リーディングマーク(東京)
     株式会社アントレプレナーファクトリー(大阪)
     東北小水力発電株式会社(秋田)
     株式会社レボインターナショナル(京都)
・参加金融機関15社

1.アザース株式会社(愛媛)https://www.az-earth.com/
~化学調味料を使用しないラーメンを世界に広げる~
2018年TOKYO PRO MARKETに上場した同社は、化学調味料を使用しないラーメン店の直営及びFC本部を運営する。コロナ禍前は海外に6店舗を展開し、香港店舗が8年連続ミシュランガイドに掲載されるなど好評を博しており、海外展開を加速させていく狙いであった。しかしコロナ禍となり海外戦略を見直さざるをえないなか、国内店舗の業績は堅調を維持。それを受け、国内のFC展開に注力する方向に舵を切り、今後は、居酒屋など売り上げの落ち込みに悩む店舗の業態変更で全国拡大を目指す。「店舗は場所ではなく人」と言い切る同社の中川社長。FC契約における本部報酬は固定フィーとし、「店舗の努力で売り上げが上がったのであれば、その利益は店舗側が享受するべき」と独自のFC方針を掲げる。

2.株式会社Lecture(大分)http://lecture.co.jp/
~短時間で心の健康と身支度が整うライフスタイルを提案~
ハサミを持たずシャンプー、ブロー、ヘアセットに特化した専門店を展開。コロナ禍でも東京恵比寿にも出店する積極展開を仕掛ける。働く女性の「とにかく時間がない」という美容ニーズと「けがや術後で頭を自分で洗えない」という医療ニーズを捉え、短時間でリフレッシュできる「癒し」を提供する。お出かけ前の身支度だけでなく、朝7時から営業することで通勤前の身支度にも利用できることから、毎日、週1と通うコアリピーターを獲得。「小学校の頃から社長になることを夢見ていた」と語る狩生社長。「心の健康と身支度が整うライフスタイル」を提案、積極的な出店攻勢に意欲を見せる。

3.株式会社リーディングマーク(東京)https://www.leadingmark.jp/
~採用候補者のパフォーマンスの期待値を可視化、やりがいを持てる職場との縁をつくる~
同社が提供する適性検査クラウド「ミキワメ(https://mikiwame.com/)」は、採用候補者について「社風との適正」、「部署との適正」、「安定度」に分けて判定し、入社後、パフォーマンスを発揮できる人材か期待値を可視化する。採用人気企業TOP100社のうち、87社が同社のサービスを利用するなど定評を得ている。「スキルが社風に合うかで発揮されるパフォーマンスは変わる」と明言する飯田社長。「ミキワメ」は採用企業の従業員が適性検査を受検し、その検査結果を基に自社の組織傾向を把握。その上で採用候補者の適性検査結果を照合することで、自社に合っている人材かどうかが一目でわかる仕組みだ。将来採用するべき人物像を心理学や組織行動論の専門家チームとディスカッションしながら具体化していく支援も行う。中小企業においては採用される少人数が会社にとっては重要な戦力であり、大企業のみならず中小企業でも導入が進んでいる。

4.株式会社アントレプレナーファクトリー(大阪)https://www.enfac.co.jp/
~アントレプレナーシップを持った人材育成を支援~
働き方改革、コロナによる在宅ワークの浸透で、市場の伸びが加速するeラーニング市場において、同社は起業家やアントレプレナーシップを持った社員教育に注力する企業向けに、「経営に起業家に最も役にたつ、動画学習サービス企業」として3000を超えるオリジナルコンテンツを展開する。研修実施企業のニーズに合わせ、オリジナルのカリキュラムを提供することも可能。同社の嶋内社長は金融系VCで投資業務を担当し地方勤務に従事していた際、大都市圏と地方の学習の場の獲得機会の違いを実感。「起業家や組織が直面する様々な問題には、知っているだけで避けることのできる失敗はたくさんある。起業家に必要な経営値を効果的に提供することで、人と組織の成功を加速させたい。」と、事業加速への想いを語る。

5.東北小水力発電株式会社(秋田) http://www.tohoku-hydropower.jp/
~低コストで高効率な小水力発電の実現で、潜在的な水資源の活用を実現~
世界トップレベルの流体解析技術で小水力発電システムを開発する同社は、実は創業前は風力発電開発に注力していた。その風力発電と水力発電それぞれの開発ノウハウを融合させることで、高効率な水力発電の設計を実現、現在は用水路や浄水場の自家消費などでの導入実績が先行する。今後は老朽化した水力発電所の水車更新など大型需要も狙う。直近ではトヨタ自動車や早稲田大学と共同で、廃車となったトヨタ自動車のハイブリッド車「プリウス」の部品を活用した超低コスト小水力発電システムの開発に注力。小水力発電は一般河川や農業用水などの水流を活用することから導入コストが課題となり、新電力として期待されつつも導入が進みづらい状況であったが、トヨタ自動車とコラボすることにより低コストでの開発が見込めることで、今後潜在市場の顕在化を目指す。

6.株式会社レボインターナショナル(京都)https://www.e-revo.jp/
~材料確保から供給まで一連を手掛けるバイオディーゼル燃料のパイオニア~
1996年に開催されたCOP3を契機に、京都市のごみ収集車220台をバイオディーゼル車に切り替え、日本で初めてバイオディーゼル燃料を公道使用し走行を実現させた同社。「廃食用油のリサイクル技術を確立しても安定的な材料供給を確保しなくては継続的な利用はできない」との考えから、自治体が一般市民から廃食用油を回収するシステム構築もサポートすると共に自らも飲食店等企業からの引取り活動を開始。また、バイオディーゼルに対する厳しい評価を跳ね返すべく、実績を積み重ねることで、JIS規格制定に貢献し一般利用への道を切り開いた。直近では次世代航空機燃料イニシアティブにもリサイクルバイオジェット燃料のメーカーとして参加し、民間機に搭載する上で必要となるASTM規格の認証待ちである。今後はバイオディーゼル燃料のパイオニアとして更なる国内での資源循環と海外での展開にも注力する。

FVCは、地域金融機関のネットワークを活用し、地域金融機関の取引先企業とスタートアップとの新たな取り組みが生まれてくることを願い、今後も支援を行ってまいります。

■FVCについて
京都に本社を置く独立系ベンチャーキャピタル。地域のベンチャー企業を支援するための「地方創生ファンド」と事業会社の オープンイノベーションを促進するための「CVC ファンド」など、資金支援を通じた地域活性化に取り組んでいます。また、資 金を投入するだけでなく、長期的な事業継続に向け、事業育成、人材育成、事業コンサルティングなどの支援を行っています。
【会社名】フューチャーベンチャーキャピタル株式会社
【代表者】代表取締役社長 松本 直人
【所在地】京都市中京区烏丸通錦小路上ル手洗水町 659 番地 烏丸中央ビル
【WEB】https://www.fvc.co.jp/
【証券コード】8462 JASDAQ スタンダード

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