三菱UFJキャピタル株式会社のプレスリリース
- アドレノメデュリンについて
アドレノメデュリン(AM)は1993 年に宮崎医科大学(当時)で発見された生理活性ペプチドです。アカデミア主導での臨床研究等により、AMには、難治性炎症性腸疾患における顕著な腸管粘膜の治癒(再生)効果という、既存薬とは全く異なるアプローチによる治療の可能性が見出されていることから、ひむかAMファーマ株式会社での改良および臨床開発が進められています。
- 出資背景
粘膜治癒を介して炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病)に対する新規療法を、比較的安全性の確立されている生理活性ペプチドであるAMを改良して提供しようという、非常に魅力的かつ意欲的なアプローチを図っている企業です。AMの生理作用は非常に幅広く、炎症性腸疾患にとどまらず、幅広い適応症への展開を図ることで多くの患者さんを救う手立てとなることを期待しています。
【ひむかAMファーマ株式会社 概要】
会社名:ひむかAMファーマ株式会社
所在地:宮崎市高千穂通2丁目5番36号
代表者:新城 裕司
設立日:2017年2月1日
事業内容:改良型アドレノメデュリンの新規創薬シーズの研究開発
URL:https://www.himuka-am.com/
【三菱UFJキャピタル株式会社について】
三菱UFJキャピタルは、1974年に設立以来、三菱UFJフィナンシャル・グループのベンチャーキャピタルとして業界をリードするノウハウを提供し、幅広い業種に対する投資を行っています。IPOを実現されたお客さまは、幅広い業種にわたり約900社と、業界トップクラスの実績を有しています。
ライフサイエンス分野においては、2009年のライフサイエンス室発足後、国内外のバイオベンチャーへの資金提供、経営支援を本格的に開始し、2017年にはライフサイエンス部を創設するとともに、当社初となる業種特化ファンドとして、三菱UFJライフサイエンス1号投資事業有限責任組合(100億円)を組成しました。2019年2月には三菱UFJライフサイエンス2号投資事業有限責任組合(100億円)を組成、2020年6月には新型コロナ感染症対策を含む、創薬・再生医療等を担うベンチャー企業を支援するMUFGメディカルファンド(100億円)を組成し、バイオベンチャー投資にとどまらず、アカデミア創薬、製薬会社のカーブアウト案件、製薬会社の開発プロジェクトへの投資、医療機器関連にも注力しています。
◆会社概要
会社名:三菱UFJキャピタル株式会社
所在地:東京都中央区日本橋2丁目3番4号 日本橋プラザビル7F
代表者:代表取締役社長 坂本 信介
設立:1974年8月1日
URL:https://www.mucap.co.jp/
事業内容:ベンチャーキャピタル事業
◆三菱UFJライフサイエンス1号投資事業有限責任組合について
投資対象:
-医薬品(創薬型・創薬基盤技術特化型)※製薬会社起点や国内アカデミア創薬への投資活動に注力
-再生医療製品
-医療機器等
-診断薬・診断機器
無限責任組合員:三菱UFJキャピタル株式会社
出資者:株式会社三菱UFJ銀行、三菱UFJキャピタル株式会社
設立日:2017年2月20日
ファンド総額:100億円