株式会社justInCaseのプレスリリース
保険スタートアップの株式会社justInCase(以下、「当社」)が提供する「わりかん保険」(P2P型保険)について、サンドボックス制度認定事業としてのインタビュー動画が公開されました。
2019年7月5日に取得した「規制のサンドボックス制度」の認定に基づき、2020年1月28日から当社が販売を開始した日本初となるP2P保険「わりかん保険」は、1年の実証実験期間を経て、特段の問題がないことが認められました。
「わりかん保険」では、がんと診断された、もしくは死亡された場合に支払われる保険金を、事後的に保険加入者から徴収するP2P型保険スキームの実証を行いました。保険料を事後的に徴収する保険スキームは、国内ではその実例がないため、本実証を通じて当該スキームが公正妥当であり、かつ運営可能であることを確認し、InsurTechの先駆けとなることを目指しました。
この度、EY Japanが取り組む「規制のサンドボックス制度」の実態に迫るための認定事業者へのインタビュー動画に、当社代表畑が出演し、実際に制度を利用した経験を踏まえ、申請にあたり直面した課題などについて解説しました。
【インタビュー動画URL】
https://www.ey.com/ja_jp/innovation/regulatory-sandbox-regtech#interview04
【当社代表取締役 畑のコメント】
「真にユーザーのためになり、法律の解釈が難しい新たな技術やビジネスモデルであれば、規制のサンドボックス制度は、非常にマッチする仕組みだと感じています。
ユーザーのためになるんだという信念を崩さず、あきらめずに何度でもチャレンジする気概を持って、規制のサンドボックス制度の活用にチャレンジしていただければと思います。」
【EY新日本有限責任監査法人 金融事業部 パートナーであり、EY Japan RegTech リーダー 小川恵子氏のコメント】
「保険という金融ビジネスに大きく風穴をあける新たな仕組みは、まさに規制対応と表裏一体での開発になると考えています。社会実装において立ちはだかる規制の壁にどう対応するか。そこであきらめることなく規制対応を重要な事業戦略として取り込むことで、結果、社会課題を解決する全く新しいビジネスモデルの創造に至ると考えています。
こうした観点からも、規制のサンドボックス制度に大きく期待を寄せています。」
~規制のサンドボックス制度とは~
規制のサンドボックス制度は、期間や参加者などを限定し、今までにない新しい技術などの実証を行うことができる環境を提供する新たなる規制改革を後押しする制度です。イノベーションを試みた際に、既存の規制が想定していないことが多くありますが、法律改正には数年を要したりすることもあり、イノベーション推進の足かせになることがあります。「規制のサンドボックス制度」を活用することで、実証実験を規制当局の了解のもとで実施し、そのプルーフをもって早期に社会実装することが期待されています。
【会社概要】
会社名:株式会社justInCase
設立:2016年12月
少額短期保険業開業:2018年7月
代表者:代表取締役社長 畑 加寿也
所在地:東京都中央区日本橋茅場町1-8-1 茅場町一丁目平和ビル702
事業内容:少額短期保険業者。「助けられ、助ける喜びを、すべての人へ。」というビジョンを掲げ、テクノロジーで保険業を変革することを目指し、インシュアテック事業を展開。今までに存在しなかった保険商品をこれまでとは異なる販売方法で世に広め、これまでにない価値を提供する事で人々の生活をよりよく変えていきます。
https://justincase.jp/