NPO法人日本FP協会のプレスリリース
日本FP協会（所在地 東京都港区、理事長 白根壽晴）は、ライフプラン（生活設計）や家計管理等の生活全般にかかわるお金の不安や疑問について、ファイナンシャル・プランナー（FP）への相談を体験できる「くらしとお金のFP相談室」（以下、FP相談室）を札幌・仙台・東京・金沢・名古屋・大阪・広島・福岡の全国8カ所に常設しています。このたび、2020年度の実施状況の報告と同年度に実施した「『FPが教える家計再建のポイント』相談会」の相談テーマとの比較を行いました。
2020年度のFP相談室実施状況
2020年度の1年間に実施した相談実施総数は661件（2019年度：790件）でした。相談テーマの上位3つは、「ライフプラン」「住宅ローン」「家計収支」でした。相談者の中心が30代・40代ということもあり、これからの人生設計や日々の家計の見直しに関する相談が多数となりました。 詳細はリリース原文をご覧ください。
「FPが教える家計再建のポイント」相談会 実施状況との比較
2020年度は新型コロナウイルス感染症拡大によって家計に影響が出た方や見直しを検討している方のサポートを目的に個別相談会を46道府県で実施しました。
FP相談室とは異なり「住宅ローン」が1位、「家計収支」に関する相談が2位となりました。これは「家計再建」というテーマの相談会では、将来のことを考える「ライフプラン」より、毎月の出費となる「住宅ローン」や生活費等の見直しといった「今」の状況改善にフォーカスした相談がより重視されていることがうかがえます。
