全国に30本・投資先260社超の「地方創生ファンド」を運営するFVCが全国ネットワーキングイベント【第1回 地方創生マッチングイベント】を開催‼

フューチャーベンチャーキャピタル株式会社のプレスリリース

 フューチャーベンチャーキャピタル株式会社(本社:京都市中京区、代表取締役社長:松本 直人、以下「FVC」)は、全国の地域金融機関をパートナーとする「地方創生ファンド」を全国各地で30本運営し、投資先企業は260社を超えています。この全国各地の投資先であるスタートアップと、全国の地域金融機関とをつなぐピッチイベント【地方創生マッチングイベント】を初開催しました。登壇したスタートアップ6社からは、自社の事業が地方創生にどう貢献していくのかをPRされました。スタートアップのピッチを聴いた金融機関のみなさまからは、次回を期待する声多数で大好評で閉会しました。

■【地方創生マッチングイベント】開催概要
・開催日時 4月23日(金)15:00~16:50(オンライン)
・登壇スタートアップ企業6社(登壇順)
  ~農産物輸出を生産者の収益機会に!~ 株式会社 世界市場(東京)
  ~地方ミュージシャンが活躍可能な社会を!~ 株式会社 オーディオストック(岡山)
  ~日本伝統工芸品ブランドを世界No.1に!~ ニューワールド 株式会社(福岡)
  ~「ラストワンマイルまで自社で運ぶ」新鮮な水産食材を世界に!~ 株式会社 epoc(東京)
  ~人×ITでリアルタイムな街の情報を提供する~ 株式会社 Review(大阪)
  ~お手伝い×旅で日本各地の魅力を体感するきっかけを~ 株式会社 おてつたび(東京)
・参加金融機関11社

FVCに関係する投資先企業や地域金融機関の間で、地方創生に資する発展的な取り組みを期待
(代表取締役社長 松本直人よりコメント)
これまでFVCは日本各地で地域金融機関と地方創生ファンドを組成し、地域へのリスクマネーの供給拡大に努めて参りました。投資先企業も260社を超え、単に資金供給に留まらず、「どうすれば地域をもっと活性化できるのか。FVCとしてできることはないか。」を常に問いかけて参りました。投資先企業支援においては、日頃よりファンドの関係者間で投資先企業にとって有意義な情報提供やネットワーク紹介を行っていますが、特定地域で活躍する企業の全他地域への展開支援を目的に、今回、地域という垣根を越えて投資先企業とFVCネットワークをつなぐ新たな取り組みに挑戦しました。また、今後も継続的に開催をしていきたいと考えています。この取り組みをきっかけに、FVCに関係する投資先企業や地域金融機関の間で、地方創生に資する発展的な取り組みが生まれてくることを期待しています。

■登壇企業のご紹介
1.株式会社世界市場(東京) https://sekai-ichiba.co.jp/
~農産物輸出を生産者の収益機会に!~

日本の農産物は高い品質・安心を誇り、特に果物は海外から高く評価されるようになっています。しかしながら、海外で販売されている日本の農産物の価格が非常に高いため、まだ現地の富裕層にしか購買層が広がっていません。株式会社世界市場は、日本農産物の価格競争力向上に向け、自社で生産地での集荷から海外販売までを一貫して行う「日本農産物・食品の輸出プラットフォーム」を構築することにより、コスト効率を最大化し、価格競争力を備えた商品の供給することで、大幅な輸出拡大の実現を目指しています。

2.株式会社オーディオストック(岡山) https://audiostock.co.jp/
~ミュージシャンが地方でも活躍可能な社会の実現を!~

音楽クリエイターが自身で制作した音楽を登録し使用権を販売できる音の流通プラットフォーム「Audiostock」を展開しています。旧来の商慣習が根強く収入が得づらい音楽クリエイターを応援するべく、リスナーや利用者とつなぎ、売上に応じた印税を受け取れる仕組みを提供しています。多種多様なジャンルの音楽クリエイターが参加するコンテンツ力により、テレビ番組やYouTube番組などのBGMや効果音でも利用実績を伸ばしています。直近注力しているのは「音楽の地産地消」です。地元ミュージシャンの音楽を地元店舗BGMで配信し、地元の環境音・自然音をライセンス販売することで地域経済の循環を促す取り組みを行っています。

3.ニューワールド株式会社(福岡) https://neworld-japan.com/
~日本伝統工芸品ブランドを世界No.1に!~

全国各地の伝統工芸品を、作り手の思いや生産の背景などの「ストーリー」を取材し、動画と共に紹介するセレクトショップ「CRAFT STORE(https://www.craft-store.jp/)」を運営しています。同社はCRAFT STOREに集まる消費者の購買傾向や要望を分析、商品企画から販売まで実施する一気通貫のビジネスモデルを構築しています。従来、卸売・小売を通じた流通構造により、消費者ニーズを把握しづらかった伝統工芸従事者を支援します。近年、商品企画、テスト販売フィールドとしてクラウドファンディング「Makuake」を活用するマーケティング支援に注力し、これまでに調達総額8.5億円、120プロジェクトを支援しています。

4.株式会社epoc(東京) http://epoc-inc.jp/
~「ラストワンマイルまで自社で運ぶ」新鮮で付加価値のある水産食材を世界に!~

日本食ブームにより海外の日本食レストランは増加の一途をたどっています。特にアジア圏ではこの2年間で5割増加していると言われています。しかしながら、日本から水産品を現地に届けるにはバリューチェーンを構築する必要があり、新鮮な産品が現地で確保しづらい状況にあります。そこで同社は買い付けから翌日昼間に現地取引店に届けるべく、「ラストワンマイルまで自社で運ぶ」バリューチェーンを構築しました。タイ、シンガポール、ベトナム、マレーシア、ミャンマーに輸出実績があります。(※タイ以外の国では現地パートナーと提携)今後は、現地の飲食店が直接オーダーできるよう、システム開発に注力していきます。

5.株式会社Review(大阪) https://macci.biz/
~人×ITでリアルタイムな街の情報を提供するデータプロバイダー~

あらゆる事業の基礎となる地域情報サービスを提供しています。ネット上の情報など既存データでは、「リアルタイムな街の情報」までは拾えませんが、同社が提供するサービス「macci」は、必要な地域やポイントを、道路1本まで漏れなく迅速に調べ、独自のアプリケーションで利用者に提供しており、現地にいるかのような精度で情報を得ることが可能となります。現在、行政の空き家や空き地調査、交通看板データの収集などに活用されています。データ収集においては、主婦や学生、シニアなど、隙間時間で短時間働きたい多様な働き手の雇用創出に貢献しています。

6.株式会社おてつたび(東京) https://otetsutabi.com/
~お手伝い(仕事)×旅で日本各地の魅力を体感するきっかけを~

短期的・季節的な労働力不足等の困りごと(収穫時の農家やハイシーズン時の宿泊施設等)を抱える事業者と、日本各地に行ってみたい人をつなぐプラットフォーム「おてつたび」を運営しています。お手伝いする事により報酬を得ながら旅行をする事ができ、行きたかった地域にいく際のボトルネックになりがちな旅費を軽減する事が可能となります。利用者は20代が多く、事業者側としても地域に関わりたい意欲的な若者と出会うことが可能になります。おてつたび参加者の約6割が、再び同じ地域へ訪れたり、移住・定住をしたりと、地域との関係を維持する行動を取っており、「地域のファン創出のきっかけ」となっています。

■フューチャーベンチャーキャピタル株式会社について
京都に本社を置く独立系ベンチャーキャピタル。地域のベンチャー企業を支援するための「地方創生ファンド」と事業会社のオープンイノベーションを促進するための「CVCファンド」など、資金支援を通じた地域活性化に取り組んでいます。また、資金を投入するだけでなく、長期的な事業継続に向け、事業育成、人材育成、事業コンサルティングなどの支援を行っています。

会社名 :フューチャーベンチャーキャピタル株式会社
代表者 :代表取締役社長  松本 直人
所在地 :京都市中京区烏丸通錦小路上ル手洗水町 659 番地 烏丸中央ビル
WEB  :https://www.fvc.co.jp/
証券コード:8462 JASDAQスタンダード

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