「どうやって申し込んだらいい?」「自社で開発できる?」といった銀行APIへのお問合せ増加を受け、『銀行APIはじめの1歩セミナー』を6/3(木)16:00~オンライン開催

GMOあおぞらネット銀行株式会社のプレスリリース

 GMOあおぞらネット銀行株式会社(以下、当社)は、2021年3月に銀行API接続契約事業者数100社を突破したことを受け、当社の銀行API*1のうち、「プライベートアクセス*2」をご契約いただいている企業の特徴を分析いたしました。
 その結果、銀行APIは、資本金や力がある大企業だけの利用にとどまらず、スモール&スタートアップ企業の利用も多いことがわかりました。また、接続契約企業の事業内容は多様ですが、2020年10月以降の接続契約企業の約70%が不動産関連企業となっており、デジタル化の障壁が高いとされる業界でもDX化が加速していることがうかがえる結果が出ました。さらに、銀行APIの主な接続理由の結果から、サービス提供時の決済手段や、サービスに紐づく業務(成果報酬支払・サービス料受取・クラウドファンディングにおける資金管理など)の高速化のための利用が大半を占めていることが分かり、銀行APIは、DX化の加速を支援するツールとして利用いただいている企業に認知されていると考えられます。(分析結果サマリ・末尾参照)

 こうした多様な企業において銀行APIの利用が進むと同時に、コロナ下でデジタルによる業務効率化やコスト削減をご検討される法人企業や、そういった法人企業からシステム開発を受託した企業からのお問い合わせが増加していることを受け、『銀行APIはじめの1歩セミナー』を2021年6月3日(木) 16時よりオンラインで開催することを決定いたしました。

(*1)APIは、アプリケーション・プログラミング・インターフェースの略で、機能やデータを他のアプリケーションから呼び出すための接続口やその仕組みを指します。当社が公開するAPIは、銀行と外部の事業者との間を安全にデータ連携するための仕組みです。
(*2)当社の銀行APIは、「パブリックアクセス」と「プライベートアクセス」の2種類の接続方法をご用意しています。パブリックアクセスは、主に電子決済等代行業者が利用する、第三者に代わって銀行口座へアクセスする方法です。プライベートアクセスは、接続企業の自社における業務自動化・効率化のために、自社の口座だけにアクセスすることができる接続方法です。
 

  • 【銀行API接続契約企業の調査・分析結果サマリ】  調査概要と結果詳細は、末尾参照

1. 接続契約をした企業の規模
・資本金が1,000万円未満が30%、1,000万円から1億円未満が34%、1億円以上が36%
・従業員数50人未満の企業のご利用が約80%
⇒資本力や技術力がある大企業だけの接続・利用にとどまらず、さまざまな事業規模の会社で利用されているが、約7割がスモール&スタートアップ企業の利用である

2. 接続契約をした企業の事業内容
・情報通信業、金融/保険業の利用が、全体の約60%
・2020年10月以降、不動産関連企業の接続契約が約70%であることから、
⇒不動産業界全体でDX(デジタルトランスフォーメーション)が加速していることがうかがえる

3. 銀行APIの接続理由
・サービス提供時の決済手段や、サービスに紐づく業務(成果報酬支払・サービス料受取・クラウドファンディングにおける資金管理など)の高速化のための利用:71%
・経理部門の業務効率化のための利用:13%
・ユーザーに提供するサービスに組み込んで利用:16%
⇒大企業では新規事業立ち上げ時に、中小企業ではコアビジネスにおける振込・入金消込などの自動化に活用しているケースが多い
 

  • 【『銀行APIはじめの1歩セミナー』概要】

 当社の「銀行API」の接続企業が増加するにつれ、エンジニアが社内にいない企業やIT業界以外の企業からのAPI接続希望をいただくことが多くなってきました。しかし、ご利用意向はありながらも、「何から手を付けていいか分からない」、「HPを見てもよく分からない」、「システム開発を受託したが、銀行APIの申し込みは受託会社でも可能なのか?」といった声が多くなってきているのも事実です。
 こういった声を受け、2021年6月3日(木)に『銀行APIはじめの1歩セミナー』と題し、銀行APIのお申し込み~ご利用までの流れをオンラインセミナーで解説いたします。

 

セミナータイトル              『銀行APIはじめの1歩セミナー -お申し込み~ご利用までのガイド-』
開催日時 2021年6月3日(木)16:00~17:00 ※15:45~接続可能
参加費 無料
内容/スピーカー 1. 最新の当社「銀行API」のお申し込み動向/南施さおり
(当社 ビジネスソリューショングループ)
-お申し込みいただいている会社さまの特徴
-お申し込み時に当社に寄せられる主なニーズ

2. 当社「銀行API」のお申し込みにあたって/石原宏太郎
(当社 ビジネスソリューショングループ)
-「銀行API」のご利用までの実際の流れ、つまづきやすい点と利用のコツ
-事前に準備しておくとよいこと・ポイント

3.「銀行API」を開発するうえでのポイント/岡田修一
(当社 テクノロジー&プロセシンググループ)
-開発からご利用までの標準的な流れ、開発時につまずきやすい点と開発のコツ
-「sunabar(スナバー) -GMOあおぞらネット銀行API実験場-」のご紹介

4. 質疑応答
※セミナー資料は、ご視聴になるデバイスの画面で共有いたします。パソコンやタブレットなど画面が大きく見やすいデバイスでのご視聴をお勧めします。

定員 300名
申込方法 URL:https://zoom.us/webinar/register/WN_6tSu1sKxSQ-zRZP7BKFenQ
※ご登録いただいたアドレスに招待URLが届きますので、当日はそのURLからご参加ください。
おことわり 同業他社の方からの受講申込はご遠慮ください。

※上記セミナーの内容やスピーカーは、都合により変更となる可能性がございます。あらかじめご了承ください。
 

  • 【GMOあおぞらネット銀行株式会社について】

 「すべてはお客さまのために。No.1テクノロジーバンクを目指して」をコーポレートビジョンに掲げ、新しいネット銀行として2018年7月に誕生しました。お客さま目線に徹底的にこだわり、最新テクノロジーを駆使した、“気づけば誰もが使っている”、お客さまに寄り添う銀行を目指し、新たな金融·決済ソリューションをお届けしています。また、銀行APIの無償化やプラットフォーム銀行サービスの提供により、接続先企業さまを通じて、安心、便利なサービスの提供にも貢献しています。これらのAPIへの取り組みや新サービスなどが評価され、金融イノベーションのアワード「Japan Financial Innovation Award」において金融機関カテゴリを2年連続で受賞しております。

【GMOあおぞらネット銀行株式会社 会社概要】
本店:東京都渋谷区道玄坂1―2―3 渋谷フクラス
代表者:代表取締役会長 金子 岳人、代表取締役社長 山根 武
資本金:155億4,132万円
設立年月日:1994年2月28日
URL:https://gmo-aozora.com/

 【API接続サービスに関するお問い合わせ】
GMOあおぞらネット銀行株式会社 
ビジネスソリューショングループ API・プラットフォーム銀行事業統括チーム
E-mail:open-api@gmo-aozora.com

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  • 【銀行API接続契約企業の調査・分析概要】

対  象:2021年3月31日までに当社と「銀行API」のプライベート接続契約をしている92社
分析内容:銀行APIを接続契約する企業の属性及び利用分析

1. 接続契約企業の資本金でみる企業規模
●資本金での比較は僅差ですが、最も多かったのが1億円以上が全体の36%、次いで、1,000万~1億円未満34%、1,000万円未満が30%となっています。
●企業規模を問わず、銀行APIの利用が進んでいることがわかります。

2. 接続契約企業の事業内容
●銀行APIの接続契約をした企業のTOP3は、
1位:情報通信業(32%)、2位:金融/保険業(26%)、3位:サービス業(15%)となっています。
● サービス業は人材派遣会社のほか、給与の前払いや、動画配信などを行っている企業でのご利用が目立ちました。
●TOP3には入らなかったものの、2020年10月以降のご契約の約70%を占め、4位となったのが不動産業です。デジタル化への障壁が高いとされている不動産業界ですが、不動産×テクノロジーの「不動産テック」という言葉に代表されるように、DX化が加速していると結果だと当社ではみています。

3. 接続契約企業の設立年数
●最も多かったのは、設立から10年以上の34社(36.9%)ですが、設立年数5年未満の企業を足すと、全体の33.7%と、設立年数が浅い企業での利用が目立っている状況です。
●当社の法人口座を利用されている企業は、設立5年未満の企業が多く、口座開設理由に銀行APIの利用をあげられていることから、設立年数が浅い企業ほど、業務フローを新たに構築したり、見直したりすることが比較的容易なため、銀行APIの導入・利用にも積極的なことが推測されます。

4. 接続契約企業の従業員数
●従業員数50人未満の企業さまでのご利用が全体の76%となっています。
●これらの企業に、銀行APIへの接続理由を伺うと、入金の消込や振込の自動化を行い、業務の効率化を求められている企業が多くなっています。
●従業員規模の小さい企業においては、銀行APIの活用により、経営の合理化が図られていることがうかがえます。

5. 銀行APIの接続理由
●サービス提供時の決済手段や、サービスに紐づく業務(成果報酬支払・サービス料受取・クラウドファンディングにおける資金管理など)の高速化を目的とした事業部部門のご利用が大半(71%)を占めています。
●次いで、家計簿アプリケーションなどのサービスに銀行APIを組み込み、ユーザーにサービスを提供する組込型でのご利用が16%、経理業務の効率化を目的としたご利用が13%という結果になっています。
●大企業では新規事業立ち上げ時に、中小企業ではコアビジネスにおける振込・入金消込などの自動化に活用しているケースが多いことが、ヒアリングから分かりました。

以上

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