ソーシャル企業認証制度により23社を認証

龍谷大学のプレスリリース

【本件のポイント】

●ESG経営や社会課題の解決を目指す企業に対し、経営方針や事業内容、社会的インパクトなどを基準に、評価・認証を行う制度

●本制度による第1回の認証となる

●委員として、本学学生2名、本学教員、外部有識者、計7名が参加

【本件の概要】

龍谷大学ユヌスソーシャルビジネスリサーチセンター(以下、YSBRC)は、京都信用金庫、京都北都信用金庫、湖東信用金庫との間で2020年12月7日に締結した「ソーシャル企業認証制度の創設及び推進に関する連携協定」に基づき、社会課題に取り組む地域企業の成長を支えるべく「ソーシャル企業認証制度」を創設し、YSBRCのもとに第三者機関として設置されたソーシャル企業認証第三者認証委員会にて評価を行い、今般、一般社団法人ソーシャル企業認証機構において、計23社が「ソーシャル企業」として認証されました。

ソーシャル企業認証第三者認証委員会の委員には本学の教員、学外の有識者等の他、本学学生2名が参加。本学学生の募集に際しては「社会の持続可能な発展のために主体的に行動する意欲があること」を募集条件としました。委員会では学生に申請企業が魅力的かどうかの意見が求められ、社会貢献を重要視する学生のキャリアとして、多様な企業や学内外の有識者と触れることでの学びを期待しています。

各委員へ事前に配布された申請シートの内容を踏まえ、委員会では「経営方針」「世のため人のために取り組むこと」「地域社会や地域の人々に与える影響」などの認定基準に基づき、「この企業は申請書に記載されていないソーシャルな取り組みをもっとしているはず」「本業においてルールを遵守することは、ソーシャルなのか」等、様々な議論がなされました。

今後、認証された企業に対しては、ソーシャル企業間のコミュニティ形成等を予定しています。

■「ソーシャル企業」として認証された企業のコメント

● 有限会社みずほファーム 代表取締役 桑山 直希 様

ソーシャル企業と連携しながら知識を増やし、これまでの農家経営になかった視点を

持って、日本の食を支えていきたい。

● 株式会社オーク 代表取締役 奥村 香理 様

企業としての社会貢献を考えていたところ、この度のソーシャル認証に至った。ソーシャル

認証はとても良い取り組みなので、広がってほしい。ソーシャル企業との異業種交流に期待

している。

● 株式会社ヤマコー 代表取締役社長 山崎 惠弘 様

お客様に理解されるリユースな物づくりをコツコツ続けることで社会に貢献していく。

毎年社員を採用しており、今後も若い人達に将来のビジョンを示していきたい。

■ 第1回認証企業一覧

1 株式会社どんぐり

2 むしやしない

3 秀和株式会社

4 株式会社坂ノ途中

5 有限会社みずほファーム

6 株式会社オーク

7 一般社団法人福祉後見サポートセンター

8 サンリット・シードリングス株式会社

9 株式会社AWOMB

10 株式会社岡墨光堂

11 特定非営利活動法人ステイウィズ

12 株式会社エイト紙工

13 株式会社AFRIKA DOGS

14 TERA Energy 株式会社

15 株式会社中野木型製作所

16 株式会社東洋捺染

17 株式会社ヤマコー

18 ノーブルトレーダース 株式会社

19 大本染工株式会社

20 株式会社革靴をはいた猫

21 株式会社ローカルフラッグ

22 株式会社東近江あぐりステーション

23 公益財団法人東近江三方よし基金

龍谷大学は、1639年に京都・西本願寺に設けられた「学寮」に始まる9学部、1短期大学部、10研究科を擁する総合大学です。私たちは、「自省利他」を行動哲学として、地球規模で広がる課題に立ち向かい、社会の新しい可能性の追求に力を尽くしていきます。

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