株式会社ふくおかフィナンシャルグループのプレスリリース
株式会社福岡銀行(取締役会長兼頭取 柴戸 隆成)と Kipp Financial Technologies 株式会社(代表取締役 中島 拓也、以下Kipp社)は、後払いチャージ機能付きVisaプリペイドカードを低コストで企業提携カードとして発行できるサービス「Epre/エプリ」(※)を共同開発し、その第一弾として、在留外国人向けに就労支援事業等を展開する 株式会社 YOLO JAPAN(代表取締役 加地 太祐、以下YOLO社)との提携による在留外国人専用「YOLO Card」を本日リリースいたしましたことをお知らせいたします。
(※)Epre/エプリ(Everyone Everyday Everywhere Prepaid)
誰もが便利に利用でき、利用者全員の豊かな生活の一助となるサービスを目指すという想いを
込めました。なお本サービス提供にあたり、Visaプリペイドカード発行およびアプリ運営につ
いてはKipp社が、チャージ手段の一つである後払いチャージについては福岡銀行が担います。
日本国内には約300万人の在留外国人が生活しており、その数は国内生産性人口の減少を補う形で今後も増加していくことが予想されます。一方で、在留外国人の方々は、言語の壁や在留資格・期間の問題などから十分な金融サービスを受けることができず、不便な生活を送っているケースが多く見られます。そのような在留外国人の方々の不便を解消し、日本での生活をより充実したものにするため、我々は本サービスの提供を開始いたしました。
本サービスは、国連で採択されたSDGs達成に寄与する「金融包摂(誰ひとり取り残されることなく金融サービスにアクセスでき、その恩恵を受けることができるようにする)」の実現に繋がることから、本取組みを通じてSDGs達成に貢献してまいります。また今後も、今回のようなスタートアップ企業との協業によるオープンイノベーションを推進し、従来の金融サービスの枠に捉われない新たなサービスを次々と創出していきます。
<YOLO Cardの特長>
クレジットカードのような審査やデビットカードのような銀行口座の確認が必要ないため、簡単に発行・利用できます。また後払いチャージ機能を利用することで、お手元にお金がなくてもチャージができ、すぐに買い物に利用することができます。
なお申込には、YOLO社の在留外国人向け情報サイト( https://www.yolo-japan.com/ja/ ) での会員登録とその際に発行される申込番号が必要となります。
2種類のカードで様々な場面での決済を実現
アプリ登録完了後に即時で発行されるバーチャルカードでオンライン決済を、アプリ内で申請してリアルカードを発行すれば実店舗での決済も可能になります。
これらのカードで様々な場面でのお買い物に幅広くご利用いただけます.
アプリで利用状況を簡単に管理
アプリでは残高・決済履歴・チャージ履歴などを自分でこまめに確認し、管理することができます。
身に覚えのない利用履歴などで不正利用が疑われる場合には、利用一時停止の設定も行うことができるので安心してご利用いただけます。
後払いチャージ機能で急な出費にも安心
お手元にお金がなくても、アプリから簡単にチャージができるので、急な出費への備えとしても安心です。
後日指定期間内に、コンビ二で後払いチャージ利用額に所定の手数料を加えた支払いが必要です。
なお、本機能利用に際しては審査が必要です。
Kipp Financial Technologies 株式会社
本 社:東京都千代田区大手町1-6-1大手町ビル4階 FINOLAB内
事業内容:金融サービスの企画・開発
株式会社 YOLO JAPAN
本 社:大阪府大阪市浪速区恵美須西三丁目13-24
事業内容:在留外国人向け情報メディア運営、インバウンド施設運営、国内留学体験の提供など