Finatextホールディングス、CXプラットフォームのプレイドと協業し、金融サービスの顧客体験向上を支援

株式会社Finatextホールディングスのプレスリリース

SaaS型の金融基幹システムを通じてプラグイン金融を推進する株式会社Finatextホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:林 良太、以下「Finatextホールディングス」)は、CX(顧客体験)プラットフォーム「KARTE」を提供する株式会社プレイド(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:倉橋健太、以下「プレイド」)との協業を開始することをお知らせします。

Finatextホールディングスは、SaaS型の証券ビジネス基幹システム「BaaS(Brokerage as a Service)」や保険サービスの基幹システム「Inspire(インスパイア)」の提供を通じて、非金融事業者が自社サービスに金融機能を組み込んで提供すること(=プラグイン金融※1)を可能にするフィンテックスタートアップです。

※1 プラグイン金融
「Embedded Finance」の意訳で、これまで金融機関が提供してきた金融サービスから金融機能を切り離し、非金融事業者が自社サービスに金融機能を組み込んで金融サービスを提供すること。「組み込み型金融」とも。

プレイドは、「データによって人の価値を最大化する」をミッションに掲げるテクノロジーカンパニーです。2015年にCX(顧客体験)プラットフォーム「KARTE」の正式提供を開始し、2018年にはスマートフォンアプリ向けの「KARTE for App」と、顧客に関わるあらゆるデータをKARTEと繋ぐ「KARTE DataHub」の提供を開始しています。

この度、SaaS型の金融基幹システムを活用し、金融事業者および非金融事業者が新たな金融サービスを「つくる」ことを支援するFinatextホールディングスと、データから顧客を理解し、状況や文脈に合わせたサポートで「(サービスを)届ける」を支援するプレイドが協業します。これにより、これまで以上に生活者のニーズや困りごとに即した保険や証券などが誕生し、生活者がスマホなどから簡単に加入でき、加入後も適切なサポートを受けることができるといった次世代のデジタル金融サービスの創出と事業成長の基盤を、プレイドとFinatextホールディングスが提供して参ります。

協業の第一弾として、Finatextホールディングスの子会社である株式会社Finatextが提供する保険クラウド「Inspire」とプレイドの「KARTE」を連携し、次世代型デジタル保険※2を含むさまざまな保険商品の創出と、保険契約時並びに契約後の顧客体験向上を両社で実現していきます。

※2 次世代型デジタル保険
申し込みから保険金請求まですべてスマートフォン上で完結するなど、利用者との接点がデジタル化された保険。柔軟性と拡張性の高い基幹システム上で作られているため、さまざまなデータとAPI連携することにより、利用者一人ひとりの文脈に添った内容を適切なタイミングで提案できることが期待される。

<保険クラウド「Inspire」とCXプラットフォーム「KARTE」の連携イメージ>

■両社CEOによるエンドースメント

株式会社Finatextホールディングス 代表取締役CEO 林良太
Finatextグループのスマートプラス少額短期保険株式会社が提供する「母子保険はぐ」に「KARTE」を導入し、顧客体験を大幅に改善できたことがきっかけとなり、この度の協業が実現しました。SaaS型の基幹システムで金融サービスの迅速な開発を支援するFinatextグループと、顧客行動の徹底したデータ化により「人」中心のウェブ体験の実現を目指すプレイドが協業することで、金融サービスの顧客体験向上をより強力に推進できると確信しています。ぜひ、今後の取り組みにもご期待ください。

株式会社プレイド 代表取締役CEO 倉橋健太
デジタルによって生活者の環境が大きく変化した今、如何に一人ひとりのライフイベントやプランに寄り添い、最適な提案ができるのか、金融サービスも大きな変化の時代を迎えていると思います。今回、Finatextホールディングスと協業することで、金融機関の皆さまには今まで培ってきた対面接客の価値をデジタルでも提供できる環境をご提供し、これから金融サービスを始める非金融機関の皆さまには、データによってオンラインでも顧客を理解し、最適なコミュニケーションで価値を届けるお手伝いができると考えております。新たな金融サービスが生まれ、その価値が届き、エンドユーザーの笑顔が増える未来を両社で目指して参ります。

■無料オンラインセミナーのご案内
今回の協業の目的や今後の展望をご紹介するとともに、Finatextグループとプレイドが、スマートプラス少額短期保険が提供する「母子保険はぐ」において、顧客理解とコミュニケーションをいかにして実行してきたのか、実例を交えてお話しいたします。

◯タイトル : 顧客視点に立った金融事業のつくり方と届け方
◯開催日時 : 2021年4月22日(木) 13時00分~14時00分
◯対象者  : CX・DXを意識した事業・サービス作りにご興味をお持ちの方
       金融サービスの新規立ち上げなどにご興味をお持ちの方
       金融機関で事業戦略やマーケティングなどをご担当の方
       Finatextホールディングスとプレイドの協業にご興味をお持ちの方
◯参加方法 : 以下のページからお申し込みください。
       https://karte.io/seminar/live/20210422-finatext/
◯プログラム :

・オープニングトーク(10分)
 InspireとKARTEの相互連携が実現する次世代型保険ビジネスの展望についてお話しします。
・保険クラウド「Inspire」のご紹介(10分)
 Inspireは保険ビジネスのDXを後押しする、SaaS型の保険基幹システムです。本テーマでは、保険業界が直面する課題とInspireがそれをどう解決するかについてご説明します。
・「KARTE」のご紹介(10分)
 KARTEは訪問者の行動や感情をリアルタイムに解析し、一人ひとりに合わせたCX(顧客体験)を提供します。ここではKARTE自体の概略をご紹介いたします。
・「母子保険はぐ」の事例ご紹介(20分)
 Finatextグループのスマートプラス少額短期保険株式会社が提供する「母子保険はぐ」では、サービスリリース初期からKARTEを活用してきました。ここでは保険商品をテーマに、顧客を知り、顧客にコミュニケーションを合わせる「KARTE」を用いたグロース事例をご紹介いたします。

【株式会社Finatextホールディングスについて】
Finatextホールディングスは、「金融を“サービス“として再発明する」をミッションに掲げ、「金融がもっと暮らしに寄り添う世の中」の実現を目指しています。金融サービスのあるべき姿を顧客視点から見直し、パートナー事業者と共に新しい金融サービスを開発する「株式会社Finatext」をはじめ、オルタナティブデータ解析サービスの「株式会社ナウキャスト」、証券ビジネスプラットフォームを提供する「株式会社スマートプラス」、次世代型デジタル保険の「スマートプラス少額短期保険株式会社」を中心に、デジタル技術とデータを最大限活用した「生活に寄り添う身近な金融サービス」を展開しています。( https://hd.finatext.com/
株式会社Finatextが提供する保険クラウド「Inspire」については、以下のページもご覧ください。
 

・保険クラウド「Inspire(インスパイア)」
 https://finatext.com/solution/industry/inspire/

【株式会社プレイドについて】
当社は「データによって人の価値を最大化する」をミッションに掲げるテクノロジーカンパニーです。2015年にCX(顧客体験)プラットフォーム「KARTE」の正式提供を開始しました。2018年にはスマートフォンアプリ向けの「KARTE for App」と、顧客に関わるあらゆるデータをKARTEと繋ぐ「KARTE DataHub」の提供を開始しています。( https://plaid.co.jp/
 

 

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