【Public dots & Company】イーデザイン損保との逆プロポ第一弾プロジェクト、選定自治体は神戸市と日野町に決定

株式会社public dots & Companyのプレスリリース

株式会社Public dots & Company(東京都渋谷区、代表取締役:伊藤大貴、以下「PdC」)が、イーデザイン損害保険株式会社(東京都新宿区、取締役社長、桑原茂雄、以下「イーデザイン損保」)と連携し、実施していた逆プロポ第一プロジェクト「より安全な交通環境・社会の実現」をテーマにした企画応募は5つの自治体からエントリーがあり、選考の結果、神戸市と滋賀県日野町の2自治体が採択されましたことをお知らせ致します。

今後、神戸市、日野町にはイーデザイン損保よりそれぞれ100万円を寄付します。逆プロポはPdCと株式会社スカラ(東京都渋谷区、代表取締役:梛野憲克、以下「スカラ」)が共同開発した、社会課題の解決を軸に民間企業と自治体をマッチングするサービスで、主に民間企業の新規事業開発、人材育成、CSV/CSRなどに活用頂けます。

2021.3.1 イーデザイン損害保険株式会社リリース 

https://www.edsp.co.jp/company/company_010/2020/2021_03_01.html

■選考結果と採択自治体から提案企画(概要

■寄付額
各100万円(計200万円)

■寄付実施時期
2021年3月

■プロジェクトの背景
イーデザイン損害保険と東京海上グループの若手有志団体「Tib」は、「自分が無事故でいる時は、保険の価値を感じづらい」というユーザーの声に注目していました。「お客様の暮らす街や地域の交通環境づくりを支援することで応えたい」という想いが募る中、CSRの一貫して自治体とともに「より安全な交通環境・社会の実現」に向けた具体的な取り組みを進めるために、逆プロポをご利用頂きました。今回の逆プロポでは5つの自治体よりエントリーがあり、いずれも魅力的な提案で、選考・採択には大変悩んだと聞いています。

2020年11月
逆プロポ第一弾、イーデザイン損保と「より安全な交通環境・社会の実現」テーマに
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000044479.html
2021年1月
イーデザイン損保との逆プロポ第一弾プロジェクト、政令指定都市を含む5自治体がエントリー
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000030.000044479.html
 

■逆プロポとは

企業と自治体を社会課題を軸に共創型でマッチングするサービスです。SDGsやESG投資の流れも手伝って、企業は社会課題を意識した新規事業開発や人材育成が求められるようになっており、関心も高まっています。一方、少子化・高齢化、都市への人口集中など社会を取り巻く環境の変化により社会課題が多様化し、すべての社会課題に対して自治体が公共サービスで対応するのは難しくなっています。逆プロポは企業サイドが関心のある社会課題を提示し、それに対して自治体サイドが課題解決のための企画やアイデアを提案するという、アイデアを出す側と選ぶ側を従来と逆転させた画期的なサービスです。今後の新規の公募情報を希望される自治体関係者のみなさま、あるいは逆プロポを使ってみたいという企業関係者のみなさまはinfo@publicdots.comまでお問い合わせ下さい。

■逆プロポの今後
2021年3月下旬 第2弾、第3弾プロジェクト発表
2021年4月上旬 サービスサイト、ローンチ
2021年4月   第4弾プロジェクト発表

 

  • 採択された自治体よりコメントを頂きましたので、以下、掲載致します。なお、コメントの掲載は今回の逆プロポのエントリー順です。

日野町長 堀江和博氏コメント
この度は、当町が提案しました施策をご採択いただき、心より感謝申し上げます。ご存じの通り、公共的課題は複雑化・多様化しており、課題解決のためには行政のみならず民間企業やNPOなどとの共創関係が非常に重要です。そういった中で、官が民に発注するという従来のあり方を覆し、逆転の発想から生まれた「逆プロポ」というチャレンジングな手法に注目し、町として応募をさせていただきました。

当事業は、行政にとって民間資金を活用する点からも魅力的な仕組みですが、それのみならず「民間視点による政策評価」という観点からも可能性を感じています。通常、行政施策は庁内協議の後に予算化され、最終的に議会審議を経て執行されますが、この仕組みを用いると、民間企業によってその施策が審査され、それを通過したものだけが執行されることになります。

この仕組みが発展すれば、自治体間において真の意味での政策立案競争が行われる契機となりえます。限られた予算の中で効果的な政策・施策を実施していくためには、政策形成プロセスにおいて民間企業の視点が入ることは非常に有益です。今後の展開に期待をしています。今回のご寄附を大切に活用させていただき、効果的な施策が実施できるよう取り組んでまいります。

■日野町副町長 津田誠司氏コメント
今回の逆公募プロポーザルというしくみは、チャレンジしたい自治体にとって大きな励みになる制度と思います。資金面もそうですが、何よりもチャレンジの方向性に共感いただけるということが、新たなステップを踏み出す際の大きな原動力になると思います。この制度が継続し、チャレンジ精神旺盛な自治体を応援する制度として定着していくことを期待しております。

■神戸市 企画調整局 つなぐラボ 担当部長 藤岡健氏コメント
共創による社会課題解決の新しいモデルである「共創をデザインする逆公募型プロポーザル」にて最終選定いただきましたこと、誠にありがとうございます。住民が解決して欲しい地域課題や社会課題を設定し、その解決手法を公民共創によって考え、優れた提案の実践に向けた資金提供を共感する企業群が実施する「逆公募型プロポーザル」のアイデアは非常にユニークだと思います。従来の、どちらかと言えば、事業やプロジェクト先行型の公民連携とは全く異なる、新しいアプローチであり、今回、神戸市がこのアプローチに参加できることを大変光栄に感じております。

神戸市では、企業や大学など多様な民間セクターの皆さんとの共創による様々なプロジェクトを通じて、多様化していく地域課題を解決する共に新しい価値を創出する政策づくりに取り組んでおり、今回の選定が神戸市の新しい共創のアプローチとなるものと期待しております。

日本三大夜景の一つにも数えられ、手をのばせば星をすくうことができるような美しい星空を楽しめる場所として名付けられた六甲山・摩耶山の「掬星台」です。関西屈指の夜景スポットとして非常に人気のスポットですが、近年、駐車場待ちによる渋滞や路上駐車に悩まされており、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、屋外空間での余暇を求める来訪者の増加により課題が顕在化している状況です。

この課題解決に向け、このたび、地域のIT企業や教育機関などと連携し、AIカメラなどのテクノロジーを活用しながら、アクティブ・ラーニングによるデジタル技術の習得と混雑状況の可視化・情報発信を行う人材育成と地域課題解決に向けた取り組みを一気通貫で行う実証実験を提案させて頂きました。スマートシティの一環ともなる、この提案の実践の中で渋滞傾向のデータ分析などの成果を市民のQOLや利便性の向上につなげていけるよう取り組んでまいります。

  • 会社概要と本件問い合わせ先

社名:株式会社Public dots & Company
代表:伊藤大貴
住所:東京都渋谷区渋谷2-24-12渋谷スクランブルスクエア15F SHIBUYA QWS BOOSTER7
URL: https://www.publicdots.com
メール:info@publicdots.com

Follow Twitter Facebook Feedly
SHARE
このページのURLとタイトルをコピー
お使いの端末ではこの機能に対応していません。
下のテキストボックスからコピーしてください。