TransferWise、創立10周年を迎え、ブランド名を「Wise」に変更

Wiseの毎月の海外送金取扱額は45億ポンド（約6,300億円）を超え、お客様は銀行経由の送金と比較して、年間約10億ポンド（約1,400億円）を節約しています。

この度の変更に伴い、既存のサービスは以下3つの新名称のもと提供いたします。なお、一般利用者向けの海外送金サービスは、下記「Wise」の基本的な機能として提供されます。

1．Wise（ワイズ）
Wiseは、さまざまな通貨を保有・両替できる国際的な口座です。海外送金や海外での決済、55通貨での資金保有、9か国・地域の現地の口座情報の取得が可能です（英ポンド、ユーロ、米ドル、オーストラリア・ドル、ニュージーランド・ドル、ハンガリー・フォリント、シンガポール・ドル、カナダ・ドル、トルコ・リラ）。現在、お客様から30億ポンド（約5,200億円）以上がWise口座に保有されており、口座に紐づくデビットカードは140万枚以上発行されています。

2．Wise Business（ワイズ・ビジネス）
Wise Businessは世界中で利用できる法人口座で、個人向け口座が有する全ての機能に加えて、Wise口座のデータを自動で会計ソフトへ連携するバンクフィード機能、多数送金の一括振込、マルチユーザーアクセスなどの追加機能を備えています。直近12か月において、グローバルで150,000社以上の企業がWise Businessを導入しています。

3．Wise Platform（ワイズ・プラットフォーム）
Wise Platformは、Monzo、GoCardless、Xeroなどの金融機関や企業に活用いただけるWiseの決済インフラです。金融機関や企業のお客様にWiseのAPIを提供し、より安く、より速い海外送金や国際金融サービスの実現を可能にします。Wise Platformは現在、4大陸10か国の銀行にて使用されています。

Wise共同創業者 兼 CEO クリスト・カーマンは次のように述べています。
「『Wise』という新たなブランド名は、複数の通貨を使って生活する人々や企業などのコミュニティが抱える課題の多様化を受けて拡大した業容を反映しています。現在、このコミュニティには銀行も含まれています。私たちは海外送金以外の課題解決にも取り組み、進化してきましたが、Wiseが提供する体験が、より速く、より安く、より便利であるということに変わりはありません。私たちの使命は変わりません。今も、そしてこれからも、『国境なき金融』の実現を目指します」

本日より、お客様は新しいウェブサイト（Wise.com）にアクセスできます。Wiseブランドへの最終的な切り替えは2021年3月に実施される予定です。

Wiseへの変更に伴い公開されたCEOクリストのブログは、下記よりご覧いただけます。
https://transferwise.com/gb/blog/world-meet-wise

* ブランド名の変更に伴い、法人名も変更となります。日本法人名は近日中の変更を予定しております。

Wiseについて
Wiseは、グローバルに展開するテクノロジー企業で、世界中で資金を移動させる最善の方法を構築しています。Wise口座を利用することで、個人や法人のお客様は55種類の通貨を保有できるほか、海外送金や海外での支払いに資金を使えます。中小企業や大企業、銀行もWiseのテクノロジーを利用しています。全く新しい、国境を越えた決済ネットワークによって、誰もが、どこでも、「国境なき金融」がもたらす利便性を体験いただけるようになります。どのようにプラットフォームを利用いただいても、Wiseはお客様のより良い生活の実現を支援し、そして資金を節約することを使命としています。

Wiseは、ターベット・ヒンリクスとクリスト・カーマンを共同創業者として、TransferWiseという名のもと、2011 年に設立されました。これまでに著名な機関投資家や個人投資家から10億米ドル（約1,050億円）の資金を調達している、世界で最も急速に成長しているテクノロジー企業です。

1,000万以上の個人・法人のお客様がWiseを利用しており、毎月の処理額は45億ポンド（約6,300億円）を超え、またお客様は年間10億ポンド（約1,400億円）以上を節約しています。