JCBとマネックス証券、国内初サービスの共同開発へ

JCBのプレスリリース

株式会社ジェーシービー(本社:東京都港区、代表取締役会長兼執行役員社長: 浜川一郎、以下「JCB」)とマネックス証券株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:清明祐子、以下「マネックス証券」)は、カードでのお買い物によるJCB会員の「株式投資体験」と、JCB加盟店の「顧客のファン化」を支援する国内初(※1)サービスの実現を目指し、2021年2月15日(月)付でアルファ版アプリ(※2)の共同開発に関する業務提携契約(以下「本契約」)を締結しましたので、お知らせいたします。

1.本契約の背景・目的
昨今のフィンテックの発展に伴い、投資が身近なものになり投資への関心が高まる一方、若年層や投資初心者には、リスクに対する不安や難しそうだと感じるといった理由でなかなか投資に踏み出せない方も多くいます(※3)。

また、マーケティング分野では、長期的な人口減少や足もとの新型コロナウィルス感染症拡大の影響による売り上げ減少により、安定的に商品、サービス等を購入・利用してくれる「顧客のファン化」の重要性が増しています。

このような環境のもと、JCBとマネックス証券は、カードによる日常消費行動を会員の株式投資につなげ、それを契機として会員がその加盟店(企業)のブランドや商品、サービスに愛着を持ち、継続購入・利用する「ファン」になっていく、といった会員・加盟店間の双方にとって有益な国内初となるサービスの開発について、協議を進めてまいりました。

2.本契約の内容
本契約に基づき、JCBとマネックス証券は、以下のサービスを実現するアルファ版アプリを共同開発し、2021年7月を目途に両社の関係者によるサービス検証を実施する予定です。

<アプリダウンロード~株式購入までのフロー(イメージ)>

①JCB会員が本サービスのアプリをダウンロードし、アプリ内でJCBカードを登録・連携後、興味・関心があるJCB加盟店(以下「A社」)を登録。
②登録したA社にてJCBクレジットカードを利用。
③付与率に応じたA社の「仮想株式ポイント(仮)」を自動的に獲得し、アプリ内で積立。
④「仮想株式ポイント(仮)」の残高がA社の株式1株以上になると、マネックス証券で口座開設。A社の「仮想株式ポイント(仮)」を口座に移行後、単元未満株サービスを利用する。
※両社は共同で特許出願済(特願2019-219163)

「消費行動」を「株式投資」へシームレスにつなぐ本サービスにより、JCB会員は「仮想株式ポイント(仮)」で実際に株式投資を体験することが可能となります。加盟店(企業)にとっては、株主増加と、消費・投資の組み合わせによるJCB会員との関係深化によってファン醸成が期待できます。
 
JCBとマネックス証券は、国内最大規模の会員基盤および加盟店ネットワークを有するJCBの知見と、幅広い金融商品を扱うネット証券のリーディングカンパニーであるマネックス証券の知見を活かし、お客様に価値あるサービス提供を目指してまいります。

※1 2021年2月時点。JCB調べ。
※2 アプリをテスト目的で開発し、性能や機能、使い勝手に対する要望を受け入れるテスト版アプリ。
※3 日本証券業協会「平成30年度 証券投資に関する全国調査」調べ。

プレスリリース詳細はこちら
https://prtimes.jp/a/?f=d11361-20210217-6165.pdf

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