ブロードリッジ、証券会社の時間とコストを削減する新しいマルチアセット決済処理ソリューションを提供開始

株式会社ブロードリッジ・ジャパンのプレスリリース

フィンテック世界大手のブロードリッジ・フィナンシャル・ソリューションズ(本社:米国ニューヨーク州)は、証券会社向けの新たなソリューション「Post-trade FastStart」の提供開始を本日発表しました。本ソリューションを導入することにより証券会社は、約定のインポートから内容確認、マッチングのみならず、決済機関へのデータ送受信、国内外の市場とのインターフェース、決済まで、あらゆる約定ライフサイクルの自動化を可能としております。また、主要な機能を備えながら中小規模の証券会社のニーズにも対応しているため、国内外の市場に、さらに迅速かつ容易にアクセスできるようになります。Post-trade FastStartは、世界の大手証券会社が幅広く導入している、ブロードリッジの業界最高水準の決済処理プラットフォームを基に開発されました。

ブロードリッジ・インターナショナルのポストトレード事業部門ヘッドであるダニー・グリーンは、次のように述べています。「証券会社は、お客様からより幅広い商品やサービスの提供を求められています。一方でシステム基盤の維持費用の増加、市場や規制環境の変化、時代に見合わないレガシーテクノロジーによるリスクの増加等といった状況を踏まえ、お客様のために、将来を見据えて事業を変革する必要に迫られています。Post-trade FastStartはその課題に、最小限の実装時間と低コストで応えることができるソリューションです」

Post-trade FastStartは複数通貨及び複数市場でリアルタイム対応しており、国内外の株式や債券の取り扱いのほか、証券貸借や担保管理の処理も可能とします。SWIFTメッセージング機能や日本銀行(BOJ-NET)、ほふり(JASDEC)、シンガポールのSGX-PTS2、香港のCCASSとの接続機能を通じて、世界中の現地エージェントやカストディアンと連携することで、迅速にオペレーションを稼働させ、新しいアセットクラスや地域への拡大対応が可能となります。またPost-trade FastStartは、高度なデータセキュリティを備えた最新のデータセンター(ISO27001取得)において、安全性が高い環境で一括管理されております。

ブロードリッジは、金融機関の事業変革を支援するため、世界最高水準であるソリューションへの投資を継続しております。金融機関が事業を拡大し、自身の市場慣行を進化させる中、ブロードリッジは、グローバル市場に関する深い専門性と確立したプラットフォームを用いて、「The ABCDs of Innovation®」(AI、blockchain、the Cloud、digital)を採用することで、金融機関のサービス拡張とイノベーションを支援いたします。

ブロードリッジについて
ブロードリッジ・フィナンシャル・ソリューションズ(NYSE:BR)は、S&P 500®指数構成銘柄に名を連ねる総収入45億ドルのグローバルフィンテック企業です。世界中の銀行をはじめ、ブローカー・ディーラー、資産運用会社、企業発行体に対し、投資家コミュニケーションやテクノロジーに基づくソリューションを提供しています。また、世界の半数以上の上場企業および投資信託に対し、議決権行使を支える重要なインフラを提供し、1日に平均10兆ドルを超える債券や株式取引を処理しています。米国に本社を置き、世界17カ国で1万2,000人以上の正社員を擁しています。ブロードリッジに関する詳細は、ウェブサイト(www.broadridge.com/jp)よりご覧いただけます。

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