こくみん共済 coop が子どもの交通安全理解に役立つ「7才の交通安全マップ」をWEBで公開     

こくみん共済 coop〈全労済〉のプレスリリース

こくみん共済 coop〈全労済〉(全国労働者共済生活協同組合連合会 代表理事理事長:廣田 政巳)は「7才の交通安全プロジェクト」の活動の一環として、1月29日、金沢大学との共同研究により開発した子ども向けの交通安全教材「7才の交通安全マップ」(以下、本教材)のWEB公開をスタートしましたので、お知らせいたします。

https://www.zenrosai.coop/anshin/7pj/kanazawa.html

本教材は、子どもの興味や認知能力に配慮し、クイズ形式で楽しく交通安全ルールを学ぶことができるように開発した教材です。昨年9月の金沢大学附属小学校1年生を対象とした実験では、本教材の利用により、子どもの交通安全に対する理解度が30ポイント以上高まる結果となりました(詳しくは、上記URL、またはホームページ掲載の2020年9月25日ニュースリリース№519 https://www.zenrosai.coop/library/news_pdf/news-communication_519.pdf をご参照ください)。

本実験結果を受け、これまで北陸3県の小学校1年生に寄贈(566校、約26,000枚)し、活用いただきましたが、本年4月の小学校入学に備え、広くご家庭でも活用いただけるようWEB上で公開することといたしました。動画で遊び方をみることもできますので、ぜひご覧ください。

プロジェクト公式サイトでは、本教材に加え、金沢大学との共同研究結果もご紹介しています。「子どもの目線だと、道路標識が見えにくい」など、事故原因となる子ども特有の注意点などが明らかにされていますので、あわせてご覧ください。

当会は、SDGs行動宣言の重点課題である「子どもの健全育成の取り組み」として、本プロジェクトを中心に、引き続き子どもたちを交通事故から守る取り組みを進めてまいります。

7才の交通安全プロジェクトとは・・・  

 

小学校にあがり行動範囲が広がる7才児は、大人よりも目線が低く、まだ充分に注意力が育まれていないために、他の年齢に比べて突出して多いというデータがあります。

 

 

当会はこのデータに着目し、未来ある子どもたちを交通事故から守るために2019年1月から「7才の交通安全プロジェクト」に取り組んでいます。
※7才の交通安全プロジェクト公式サイトURL:https://www.zenrosai.coop/anshin/7pj.html

<主な取組内容>
1.横断旗の寄贈
当会は、2020年6月から通年の取り組みとして、「マイカー共済」見積もり1件につき1本の横断旗を全国に寄贈する取り組みを実施しています。
2020年9月には、全国1,806の幼稚園・保育園に合計34,076本のオリジナル横断旗を寄贈しました。

2.交通安全デジタル絵本をプロジェクト公式サイトで公開
子どもと親の交通安全意識を高めることを目的に、親子で楽しみながら交通安全について学ぶことができるデジタル絵本「ふしぎなふしぎなマジカルメガネ」4冊をプロジェクト公式サイト内で公開しています。

3.金沢大学と子どもの交通安全に関する共同研究を実施
2019年11月から、金沢大学との共同研究をスタートし、7才児を中心とした子どもたちの目線や行動から、安全を守るための具体的な分析と施策に取り組んでいます。
※共同研究結果をプロジェクト公式サイトで公開しています。

【金沢大学 藤生慎准教授 プロフィール】

藤生 慎 准教授
理工研究域地球社会基盤学系 交通まちづくり研究室
専門:観光、交通、防災

 

本プロジェクトにかける想い:
私自身、小学生の子供とお散歩やサイクリングに出かける際「この交差点ではとまるのか?」「左右をきちんと確認しているのか?」など常に意識しながら見ています。大人が思っている以上に子供にとって危険な箇所は多く、子供は気が付いていません。「大人は子供から学び、それを子供達に還元する」というサイクルをまわしながら、さらに子供の交通安全に関する研究を進めていきたいと思います。

                                                 以上

 

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