ちゅうぎんインフィニティファンドによる株式会社フツパーに対する投資決定について

株式会社中国銀行のプレスリリース

 

 

 

 

令和3年1月20日
株式会社 中国銀行

ちゅうぎんインフィニティファンドによる株式会社フツパーに対する投資決定について

中国銀行(岡山市北区丸の内一丁目15番20号 頭取 加藤 貞則)ならびに中銀リース(岡山市北区丸の内一丁目14番17号 取締役社長 浅間 義正)は、『ちゅうぎんインフィニティファンド』による、株式会社フツパー(以下、「当社」)が実施する第三者割当増資を引受けましたことを、お知らせいたします。
当社は、画像認識技術を用いて食品工場や部品工場等の製造業における検品検査工程の自動化に取組むサービスを開発しております。
大企業と異なり中小企業の製造現場における検品作業は、求められる精度や品質に対応する労働力が不足しているといわれております。当社のサービスは、既存のハードウェアと当社独自の圧縮技術を実装したAIモデルを組み合わせたエッジAI端末(*)を提供し、検品検査工程の自動化における実装から導入後のサポートまでワンストップで提供します。契約期間の縛りがなく、低価格の月額制であることから、企業側も導入時のコストを最小限で抑えることができます。
地方の中小製造業が抱える人手不足の課題を、最先端の尖った技術を持って解消するというミッションは当行も共感するところであり、代表の大西氏をはじめとする20代の若いマネジメントチームがもたらす地域社会への新たな価値提供が期待されます。
引続き当行グループでは、スタートアップ企業との連携を創出し、地域が抱える課題解決につながる活動をしてまいります。

1.投資案件の概要

 

投資先名(本社所在地) 株式会社フツパー(大阪府淀川区)
代表者 大西 洋
設立日 2020年4月
投資額 10百万円
事業内容 製造業向け画像認識エッジAIサービスの提供
URL https://hutzper.com

 

 

(*)エッジAI 
小型のエッジ(端末)にAIを実装することで、クラウド側でなくエッジ側で情報処理が行われるため、初期費用を抑えつつ、通信遅れを回避しリアルタイム性の確保を可能とする。
【株式会社フツパー 代表取締役 大西 洋氏からのコメント】
当社は、少子高齢化が進む日本社会において製造業の生産性を向上させるべく、外観検査業務の自動化支援AIサービスを展開しています。「エッジコンピュータ」という手のひらサイズの機械にAIを搭載した「エッジAI」を提供することにより、「はやい・やすい・巧い(うまい) AI」の開発を実現しています。エッジAIを検査業務で活用することで、異物検査や形状・サイズ検査、色検査などをすべて自動化にすることが可能です。
社名は、ヘブライ語である「חוצפה(英語:Hutzpah):日本語で近い表現は“大胆さ、粘り強さ”」が由来となっており、Hutzpahの綴りをHutzperに変更し、ガッツ溢れる「フツパー」な創業メンバーの想いを込めています。

 

 

2.「ちゅうぎんインフィニティファンド」の概要

 

名称 ちゅうぎんインフィニティファンド1号投資事業有限責任組合
ファンド総額 5億円
運営会社 中銀リース 株式会社
出資者 当行、中銀リース 株式会社
投資対象 革新的な事業により成長が期待される未上場企業

株式上場が期待される未上場企業

存続期間 約8年間(2027年12月31日まで)

 

【ファンドイメージ】

                                              以  上
 

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