JCBのプレスリリース
株式会社ジェーシービー (本社:東京都港区、代表取締役会長兼執行役員社長:浜川 一郎、以下:JCB)は、業務効率化への取り組みを強化するために、株式会社なうデータ研究所(本社:福岡県飯塚市、代表取締役:津留崎 剛)が提供するルールエンジン「NaU DSP」を導入しました。
「NaU DSP」は、業務知識を「ルールベース」として蓄積することで、高度な意思決定の自動化を実現するシステムです。人が持つ知識をシステムに組み込むことで高度な3つの推論機能を活かした「知識の運用と活用」が可能となるとともに、業務知識を「表形式(エクセル)」で定義できるため、メンテナンスが容易で業務変更や法令改正などの内外環境変化に即座に対応することが可能となります。
◆「NaU DSP」導入の目的
JCBでは、近年「RPA」による定型業務の自動化を推進してまいりました。
新型コロナウイルスの影響をふまえ、「ヒトを中心とした業務態勢」から、「ヒトの移動が制限されることを前提にした業務態勢」への転換を従来以上に加速して推進しております。
今回、「NaU DSP」を導入することで、従来、業務の自動化ができなかった、判断を伴う業務の自動化が可能となりました。
また、既に導入しているAI-OCRやRPAなど、新しい「デジタル・ソリューション」と組み合わせ、更なる自動化範囲の拡大や人的接点の低減を推進してまいります。
JCBは新たな技術を積極的に活用し、社内業務の効率化・生産性の向上を目指すとともに、新たなペイメントサービスや顧客体験の創出に向け、一層のサービス開発に取り組みます。
JCBにおけるルールエンジン適用(イメージ)
【株式会社ジェーシービーについて】
日本発唯一の国際カードブランドを運営する企業として、1961年に設立し、JCBカードを利用できる加盟店ネットワークを展開するとともに、アジアを中心に国内外のパートナー企業とJCBカードの発行を拡大しています。
【株式会社なうデータ研究所】
九州工業大学との産学連携により生まれたルールエンジン「NaU DSP」を通じて、様々なビジネスシーンの意思決定における高度な判断を支援し、お客様の業務効率向上・知的生産性向上に貢献することで、新しいAI社会の実現を目指しています。
プレスリリースPDF版はこちら
https://prtimes.jp/a/?f=d11361-20210112-9413.pdf