PAG、伊藤宏一氏と玉川洋一氏をプライベート・エクイティ日本共同代表に任命

PAG Japan Limitedのプレスリリース

東京、2020年12月29日 – アジアを中心に活動する大手投資会社であるPAGは、2021年1月1日付にて、伊藤宏一氏と玉川洋一氏がプライベート・エクイティ日本共同代表として就任することをお知らせいたします。PAGは、両名の任命により、東京拠点の投資チームの拡大を進めてまいります。

PAGが今後も日本への投資を加速し続けていくにあたり、新たに就任した両名が、東京拠点のプライベート・エクイティ投資チームを率いることになります。PAGの広報担当者であるティム・モリソン氏は、「PAGは、適切な投資機会を見極めたうえで、日本市場において、今後数年間で数千億円規模の投資実行を見込んでいます。」とコメントしています。

PAGは日本で20年以上にわたり、プライベート・エクイティ、不動産、アブソリュート・リターンの3つの戦略の下で投資業務に従事してまいりました。日本における不動産事業(旧セキュアード・キャピタル・ジャパン)は、1997年に事業を開始し、今では日本を代表する不動産投資グループの1つに数えられます。

プライベート・エクイティ事業については、日本でこれまでに手掛けた主な投資として、大手テーマパークのユニバーサル・スタジオ・ジャパンを運営するユー・エス・ジェイや、自動車用安全部品メーカーのジョイソン・セイフティ・システムズ(旧タカタ)などが挙げられます。その他にも、PAGは、世界各地において、小売・消費財、ヘルスケア、テクノロジー、ビジネスサービス、金融サービスなどの業界を中心に、アジアに軸足を置く企業を支援するための投資を実行しています。既存の投資先企業としては、不動産関連サービス会社のCushman & Wakefield、音楽ストリーミングサービス提供会社のTencent Music Entertainment、レストラン運営会社のCraveable Brands、バイオ医薬品製造会社のHisun Biorayなどが挙げられます。

伊藤氏は、直近まで、クレディ・スイス証券のマネージングディレクター兼日本の投資銀行本部長の職にありました。同氏は、SMBC日興証券、野村證券、リーマン・ブラザーズ証券の上級管理職を歴任するなど、投資銀行業務で30年にわたる経験と実績を有しています。

玉川氏は、直近まで、丸の内キャピタルにおいて、マネージングディレクター兼投資委員会メンバーの職にありました。同氏は、プライベート・エクイティ・ファンドであるリップルウッド・ホールディングス及び丸の内キャピタルへの出向をはじめとし、三菱商事において30年にわたる投資・事業開発の経験と実績を有しています。

伊藤氏と玉川氏は共同で次のようにコメントしています。「PAGの一員になり、互いに協働できることを大変嬉しく思います。PAGは、優れた投資実績を有することはもちろん、より多くの優れた会社を社会に生み出すことに長年注力しており、同社の日本でのさらなる成長に貢献できることを大変楽しみにしています。」

PAGの広報担当者であるティム・モリソン氏は次のようにコメントしています。「当社は、伊藤氏と玉川氏をPAGへ迎えることを非常に喜ばしく思います。彼らの豊富な経験と実績により当社の投資チームがさらに強化されます。日本はPAGにとって非常に重要な市場であり、プライベート・エクイティ投資にとって、アジアで最も魅力的な市場の一つであると考えています。当社は、日本に対して長期的な投資を行うことをコミットしており、伊藤氏と玉川氏のリーダーシップの下でさらに事業を拡大し続けることを楽しみにしています。」

伊藤宏一氏略歴
伊藤宏一氏は、プライベート・エクイティ日本共同代表としてPAGに参画します。PAG入社前は、クレディ・スイス証券のマネージングディレクター兼日本の投資銀行本部長の職にありました。それ以前は、SMBC日興証券及び野村証券において、マネージングディレクターとして、投資銀行部門の複数の上級管理職を務めた経験を有します。また、リーマン・ブラザーズ証券においては、15年間にわたり勤務し、マネージングディレクター兼日本の投資銀行本部長を務めました。同氏は、東京大学法学部を卒業し、ペンシルバニア大学ウォートン・スクールにおいてMBAを取得しています。

玉川洋一氏略歴
玉川洋一氏は、プライベート・エクイティ日本共同代表としてPAGに参画します。PAG入社前は、2012年より三菱商事からの出向で勤務した丸の内キャピタルにおいて、マネージングディレクター兼投資委員会メンバーの職にありました。また、三菱商事でのキャリアにおいて、米国三菱商事投資開発部長、三菱商事企業投資部次長など複数の上級管理職を務めた経験を有しています。三菱商事に入社した当初は原油輸入事業に従事し、その後、同社からリップルウッド・ホールディングスに出向、リップルウッド創業時の7名の社員の1人としてプライベート・エクイティ投資の経験を積んでいます。同氏は、早稲田大学政治経済学部を卒業後、ハーバード・ビジネス・スクールにおいてMBAを取得しています。

PAGについて
PAGは、アジアを中心に活動する世界最大級の投資会社であり、アジア地域内外の9つの主要オフィスにおいて、200名の経験豊富な投資プロフェッショナルを擁しています。PAGは、様々な業界・市場環境において豊富な投資経験を有しており、有力企業を探し出し、その潜在能力を最大限に引き出すための投資・支援を行うことで、企業価値を向上させ、同時にファンド投資家に対して価値を提供しています。PAGは、現在、欧州、北米、アジア、オーストラリア、中東の150以上の主要な機関投資家からお預かりしている400億米ドルの資産を運用しています。詳細については、当社ウェブサイト(www.pag.com/jp/) をご覧ください。
 

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